「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

2020.09.20「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会からの呼びかけ

2020-09-20 23:56:11 | 参加のよびかけ

<2020年9月20日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会>
 秋涼の候、コロナ禍はようやく感染者数が減少傾向となり9月19日からはイベント入場制限も緩和されました。しかし、東京都などでの推移は依然として減少傾向と判断できず、これから冬場に向けて不安を拭えない毎日です。
 昨日9月19日は安保法制(戦争法)の参議院強行採決が行われて5年を経て、国会正門前に「戦争法強行からまる5年 戦争法は廃止!いのちをまもれ!改憲発議止めよう!」を掲げて、「総がかり行動実行委員会」と「全国市民アクション」の呼びかけに応えて3千5百人が参集しました。
 集会は主催団体から小田川共同代表、立憲民主党から辻本副代表、日本共産党から志位委員長、社民党から福島党首がそれぞれ発言しました。市民団体から国会パブリックビューイング代表の上西充子さん、「止めよう!辺野古埋立」国会包囲実行委員会の木村辰彦さん、安保関連法に反対するママの会の町田ひろみさんから連帯挨拶がありました。
 「生協だれでも9条ネットワーク」と「生協九条の会・埼玉」のメンバーはコロナ禍のなかでも16人が参加し、その後、半年ぶりに「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会を開催しました。
 私たちは「総がかり行動実行委員会」などからの呼びかけに応えて2014年から活動を継続していますが、その間、憲法や安保法制などの課題で平和や民主主義を脅かす政策を強行してきた安倍首相が2020年9月16日に退陣となりました。後継菅首相となって、何かが変わることになるのか?私たち
の取組みも中間的な総括が必要です。
 今回、「生協だれでも9条ネットワーク」世話人代表の斎藤嘉璋さんが現時点でのアピール文「菅・安倍亜流政治に反対し、憲法を守り平和・民主の立憲主義の政治をめざして取り組みを強めましょう」(9/19付けで記事アップ済み)をまとめました。是非、ご参照ください。
 例年は年末までに年度の取組み総括と次年度の方針確定のために学習会などを開催してきましたが、今年はコロナ禍のおり開催の可能性を慎重に見極めたいと考えています。確定しましたらお知らせいたします。
以上
※冒頭の写真は、9/19の国会正門前行動に参加した「生協だれでも9条ネットワーク」と「生協九条の会・埼玉」の旗を並べたところを藤原一也さんが撮影したものです。

2020.09.19アピール「菅・安倍亜流政治に反対し、憲法を守り平和・民主の立憲主義の政治をめざして取り組みを強めましょう!」

2020-09-19 23:56:23 | 参加のよびかけ
<2020年9月19日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人代表 斎藤 嘉璋>
「菅・安倍亜流政治に反対し、憲法を守り平和・民主の立憲主義の政治をめざして取り組みを強めましょう!」

 私たちの「生協だれでも9条ネットワーク」は安倍政権が憲法違反の集団的自衛権を容認するという危険な動きの中で2014年秋に発足、15年秋には憲法を守り、憲法違反の安保法制=戦争法の廃止を求めることなどをめざす「申し合わせ」を確認、それ以降「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の提起する行動を中心に幅広い各層のみなさんとともに行動に参加してきました。
 安倍首相は16年の参議院選で与党が勝利し、衆参ともに改憲勢力が3分の2を超えると17年5月、憲法9条に自衛隊を明記するなどの改憲案をしめし「20年を新憲法施行の年にしたい」と表明、改憲への姿勢を強めました。森友・加計問題さらには「桜問題」など政治の私物化や行政の隠蔽・忖度体質などが国民の批判を浴びましたが、検察人事への不当介入、検察庁法の改悪を狙う憲法無視の態度をとり続け、沖縄・辺野古基地での全県民あげての反対を無視しての工事強行など、その横暴さは目に余るものとなり「安倍やめろ」の声が高まりました。私たち市民の取り組みと「市民連合」の呼びかけに応え「市民と野党の共闘」が進み、野党各党は国会内外での共同行動をこれまでになく強めました。
 安倍首相は病気を理由に突然辞任し、安倍政治の継承を公言する菅義偉内閣が発足しました。私たちは国民の大きな声を結集して安倍を退陣させることはできなかったですが、「20年を新憲法施行の年に」の野望を打ち砕くことができました。この5年間、毎月欠かさず続けた「19日行動」をはじめ、皆さん一人ひとりの粘り強い取り組みの成果だと考えます。また、「市民と野党の共闘」の発展も運動の成果ですが、その軸になる新しい立憲民主党も菅新政権に呼応するように誕生しました。
 新しい菅政権は憲法改正をふくめ安倍政治の継承をうたい、コロナ禍の最中に「自助」を強調し、貧困と格差拡大で苦しむ国民の暮らしを軽視しています。私たちは平和憲法と立憲主義を守り、国民の命と暮らしを守るためにこれまでの取り組みを継承、一層発展させなければならないと考えます。
上記のような政治状況には関係なくこの6か月間、コロナ禍の続く中で私たち「9条ネットワーク」の取り組み、活動参加状況も変わってきています。基本的な考え方は上記のとおりですが、コロナ禍のもとでの今後の取り組みについてはオンライン方式をふくめ世話人会での協議をすすめたいと考えています。当面は従来通り、コロナに十分留意しながら、「総がかり実行委員会」などの提起する行動に参加を続けたいと考えています。皆さんがコロナ禍に負けず、一層元気でこのネットワークに参加、活動されることを期待いたします。
以上   

【参加の呼びかけ】第58回「19日行動」戦争法強行からまる5年 戦争法は廃止!いのちをまもれ!改憲発議とめよう! #0919国会正門前行動

2020-09-12 23:04:19 | 参加のよびかけ

<2020年9月12日 「生協だれでも9条ネットワーク」世話人会>
 新秋の候、コロナ禍はようやく感染者数が横ばい・減少傾向となりました。それでも、冬場に向けての感染者急増に不安を拭えない毎日です。
 安倍首相の退陣とそれに伴う自民党総裁選挙、合流新党・立憲民主党の結成などがあり、9月16日には臨時国会が召集され、新首相指名選挙が行われる予定です。しかし、臨時国会で指名される新首相が安倍政治を踏襲することはほぼ確実な情勢です。市民と野党の共闘路線が実を結ぶためにはこれまで以上に世論を盛り上げることが求められます。
 新型コロナ対応の下でも「生協だれでも9条ネットワーク」の活動を工夫を凝らして立て直し、戦争法の撤回と憲法9条改悪を許さない、そして辺野古の新基地建設に反対する行動を継続していきます。
【参加の呼びかけ】第58回「19日行動」戦争法強行からまる5年 戦争法は廃止!いのちをまもれ!改憲発議とめよう! #0919国会正門前行動
と き:9月19日(土)15:00~
ところ:国会議事堂正門前
共 催:総がかり行動実行委員会
共 催:安倍9条改憲NO!全国市民アクション
※フィジカル(物理的)ディスタンスを確保しながらスタンディング。
※体調の悪い方、体力に自信のない方は参加をご遠慮ください。マスク着用、プラカード持参でお願いします。
※総がかり行動実行委員会の案内の記事は→こちらです。
※「生協だれでも9条ネットワーク」の幟旗はいつもの位置、国会正門前道路<国会正門を正面に見て右手側(北庭側)の通路>に14:00頃から立てます。何かの際の連絡は藤原携帯までお願いします。
国会周辺図