かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

2千3百万桁に達する数字をただ羅列してあるだけの本が世の中にはあるそうです。

2018-01-21 20:16:22 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は0.6℃、最高気温は11.2℃、五條市アメダスの最低気温はー2.4℃、最高気温は11.9℃でした。奈良市は奇しくも最高最低とも昨日と全く同じでしたが、空模様もほぼ同じく、よく晴れた気持ちのよい一日でした。しかしこの高温と上天気も今日までで、明日からは西から接近する低気圧の影響で広い範囲で大雪が予測されており、その後はこの冬でも一番の寒気が南下してきて列島を広く覆うため、厳寒の1週間となる模様です。全く困ったものですが、恐らくは確実に飛んでいたと思われる杉花粉がこの寒さで一時おさまるだろうと思われることだけは良いのではないかと思います。

 さて、世の中には色々訳の分からない本がありますが、この程、2017年12月26日に発見された現時点で世界最大の素数「M77232917」を全て記載した書籍が刊行されたそうです。B5ほどの大きさで719ページの大著ですが、中身はただひたすら数字が23,249,425桁分、びっしり記載されているだけなのだそうです。
虹色社(なないろしゃ)というオンデマンド出版を手がけるところから出された本で、同人誌ではなくISBN番号もふられた書籍として、発売されました。そんな大型本一体幾らで売られているのか、と思いましたら、税込1944円と意外と安いのに驚きました。しかも、Amazonで検索してみましたら、『数学一般関連書籍』のカテゴリでベストセラー1位という「売れ行き」を示していました。
 テキストファイルで23MBに達する数字だけのものをわざわざ本にしようというのは呆れるを通り越してひたすら感心するしかありませんが、こうしてわざわざ入手しようというヒトがたくさん居る、ということにもただひたすら感心してしまいます。
 しかし、1/19に取材した、という記事では、記者が購入したのが最初の一冊だったように書かれていますが、とするとその後その記事を読んだヒトが一気にAmazonに殺到したのでしょうか? まあ私もちょっと観てみたいな、と思いましたし、何千円もする本ならともかく、2千円でお釣りが来る位のお手頃価格ですから、案外抵抗なくとりあえずポチッとするヒトが多かったのかもしれませんね。
 全く世の中何が受けるかわからないものだと思いました。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春はまだまだ先なのに、やた... | トップ | 京大iPS研究所の論文で不... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2018-01-21 21:18:22
虹色社は、にじいろしゃ、じゃなくて、なないろしゃ、ですよ。
Unknown (かっこう)
2018-01-22 20:17:22
ご指摘ありがとうございます。
修正しておきます。

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事