愛が
すべてなのだ
この世はすべて
愛でできている
人間は
その愛を馬鹿にし
長々と
馬鹿ばかりやってきた
悪いことをすれば
勝ちなのだとうそぶき
人を盗み
神を盗み
自分の好きなようにやってきた
愛は人間の暴虐に
耐えてきたが
それにも限界がある
馬鹿な人間の
あまりにも醜い
裏切りの姿を見て
愛もとうとう
嫌気がさしたのだ
もう馬鹿な人間を
愛したくはない
愛は馬鹿者を
永遠に排除する
愛が
愛することをやめるとき
すべては終わるのだ
馬鹿者は
すべての悪の責任をとるために
愛の貧しい
暗い虚無の世界へと赴き
そこで永遠に
苦しまなくてはならない