今度のアカデミー作品賞のノミネートはどんなのだろうか

気がつけば2月27日（日本時間の2月28日）に開催される第83回アカデミー賞の授賞式まで、もう３ヶ月半を切りました。
早い。
あっという間やね。

司会選びは難航してるようですが、今度は誰になるだろう？
少し前までは常連だったビリー・クリスタルも最近はやらないしなあ。
彼が司会の時はオープニングにパロディムービーが流れるので非常に面白いのだけどね。

そんな感じで授賞式がだいぶ迫ってきたので、そろそろ米国では賞レースをにらんだ作品の公開も増えてくる頃か？
日本では作品賞ノミネートの映画は半分くらいは未公開のまま式当日を迎えるので、観ているこっちとしては予想しようがないこともあるんだけど、まあ大体の下馬評やイメージで予想するのも楽しいところ。
もちろん日本で公開されていれば、作品賞ノミニーくらいはなるたけ事前に観ておくことにしているから、その分思い入れが入った予想をしたりもすることもあるけどｗ


さて、作品賞のノミネートの発表まではまだ少し間があるけど、前回から10作品選ばれることになった作品賞を、現段階で見聞きしている情報から何本かノミネートされそうな作品を予想してみようかと思います。

まずは…、まだ日本公開前なので観てないけど、「ソーシャル・ネットワーク」。
デヴィッド・フィンチャーの新作で、米国でも非常に評判が良い。
「ベンジャミン・バトン」のリベンジだし、その分だけ票が集まる可能性も？

そういう意味では「インセプション」も可能性があるか。
SFだけれど哲学的であるし見応えはあった。
何よりクリストファー・ノーランとしては傑作「ダークナイト」が第81回の時にノミネートされなかったという事実がある。
そのお詫びの意味としても、アカデミーは今回ノミネートしなければちょっと残念な感じだと思う。

あとは「トイ・ストーリー３」もノミネートが有力かと思われる。
やはりストーリーも映像は素晴らしかったし、アニメからの作品賞ノミネートは話題にもなるし、ディズニー＆ピクサーのブランドはその資格もあるだろうし。
（第82回は「カールじいさんの空飛ぶ家」がノミネートされてた。）

個人的には「ヒックとドラゴン」も良いけど…、「トイ・ストーリー３」の方が現実的な気がするかな。

なんかメジャーな映画しか思いつかないなｗ
ここらで文芸映画の何か評判の良い映画でも挙げてみたいけど、今のところあんまりアンテナに引っかからない。
そういえばベン・アフレックの監督作「ザ・タウン」も評価が高いという話を聞いた。
いずれにせよ早く観たいものです。


早く観たいと言えば、昨日"SKYLINE"という映画のことを書いたけど、米国での評価がちらほら聞こえてきました。
…が、かなり酷評な様子。
場面場面のビジュアルは良いけど、ストーリーが首尾一貫していなくて、脚本は素人が書いたかのようなレベルらしい。
予告は面白そうだったんだけどなあ…。
こりゃあ日本ではビデオスルーされるか？？ｗ
ちなみに制作費はたった1000万ドルだったそうです。