Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

「虐殺器官」と「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」を読了

2012年03月30日 23時51分32秒 | 本・雑誌
ひと月半ほど前に買った伊藤計劃氏の小説3冊の内、2冊を読み終わりました。

読書は主に通勤時間と昼休みの間…、と言っても電車に乗っている時間は正味十数分しかないので、ほんとに毎日少しずつ読み進める感じでした。
各小説のあらすじはAMAZONの紹介文などを参考にしてもらうとして、ここでは簡単な感想をば。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
「虐殺器官」

「虐殺器官」はタイトルの"虐殺器官"という設定が話の根幹なのだけど、SFとしてのその世界観の構築が見事。
全くの絵空事というわけでもない、現実世界の延長(近未来)に"虐殺の文法"という1つのSF要素を入れただけで世界構造を俯瞰して描き切ってしまうという…。
この作者、デビュー作とは思えない筆力です。
基本的に世界に対して悲観的なのだけど、でも悲観性が物語としての熱になってる。
"どこかの戦争と、かりそめの平和"という「パトレイバー2」的なテーマも見え、作中で引用される映画ネタの数々も俺の趣味にハマったなあ。
特殊部隊員という主人公と、潜入作戦の描写などはかなり「メタルギア ソリッド3」だねw


メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)
「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」

その「メタルギアソリッド」シリーズの4作目にあたるPS3用ゲームのノベライズ版が、伊藤氏の長編2作目の小説。
映画原作のノベライズは何度か読んだことがあるけど、ゲームのノベライズは初めて。
まあ「MGS4」は元々ストーリー…会話のボリュームが大きいので、文章へのし甲斐もあるだろうと思って読んだのだけど、普通にイメージするノベライズのしょぼさとは別格の、実に重厚な本になってました。
ゲームではサポート役だったオタコンを主人公にして、共に世界と戦い続けたスネークへの想いを描くことで実に深みが出ている。
ストーリーはかなり忠実(ボスキャラであるBB部隊が出ないというのはあるが)で、それどころか内包しているシリーズ1~3の流れを、原作ゲーム以上に表現したMGSファンとしても全く違和感のない内容。
作者がいかにMGSを…スネーク好きかというのが、行間からひしひしと伝わってきます。

ただ、長いシリーズの4作目だけの小説なので、そこまでの1~3を知っているのが前提として読んだ方が良いとは思った。
確かに作中で説明もあるのだけど、やはりそれだけではこの大河的シリーズの深みは受け取り方が変わってくると思うし。
でもファンであれば納得の作品ですよ、「こいつわかってないな」なんていう描写は皆無!


この「ガンズ オブ ザ パトリオット」の巻末にあるゲーム作者・小島秀夫の寄稿によると、本当はこの後に「メタルギア ソリッド3」と「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」を合わせたノベライズを書いてほしいと思われていたそうです。
「3」と「PW」はこの「4」の主人公のオリジナルであるネイキッド・スネークの物語。
所謂エピソード・ゼロというやつだけど、これがまたゲームでは「3」がシリーズ中でも傑作なので、俺もその話を伊藤氏の文章で読みたかった…。

そう思うと、伊藤氏が早くに亡くなられたことは本当に残念です。
氏が遺した長編小説はあと1冊。
「ハーモニー」も読まさせていただきます。
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「『おもしろい』映画と『つまらない』映画の見分け方」を読みました

2012年03月28日 23時59分47秒 | 本・雑誌
「『おもしろい』映画と『つまらない』映画の見分け方」という本を買って読んでみました。

キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方

映画という作品について、どういう要素の有る無しによって受け手側が「おもしろい」と思うのか、それとも「つまらない」と思うのか。
それをストーリーと付随要素に分けた上で、序破急のような「三幕構成」や「13フェイズ構造」といった構造論から紐解いています。

こう書くとなんだか小難しそうだけど、構造論については本の後半で解説されていて、本の前半ではそれに備えての例示なのでイメージしやすいし読みやすい。
例示では具体的な作品を挙げているのだけど、各作品において俺が漠然と感じていた「おもしろさ」や「つまらなさ」の正体を明確に指摘してくれているのも気持ちいいね。

もちろん「おもしろい」と感じるか「つまらない」と感じるかは人それぞれなのだけど、著者はそれは了解した上で、もっと普遍的な構造的理由を書いているので、脚本的観点などを考えるために良い勉強になりますわ。

ちなみにこの本は全11章あるんだけど、本の前半…6章まではこんな感じ↓
---------------------------------------------
・序章 評論? いいえ、分析をはじめましょう!

・第1章 前評判と後評判の違いって?
  「アマルフィ 女神の報酬」の巧みな予告編
  かなり「おもしろい」――「キック・アス」

・第2章 「物足りない」映画はどこが悪い?
  スタジオジブリ作品は、全部「おもしろい」?
  試練が足りない「ポニョ」と「アリエッティ」
  「トロン:レガシー」の主人公は誰なのか

・第3章 そもそも、「おもしろい」ってなんだろう?
  「変化しない犬」のドラマ 「きな子 ~見習い警察権の物語~」
  「変化する老人」のドラマ「グラン・トリノ」
  「ROOKIES -卒業-」の変化と感動

・第4章 「主人公」をさがせ!
  ほんとうの「悪人」はだれか?
  「雷桜」は誰のための映画だったのか
  「ソーシャル・ネットワーク」の主人公は「変化」しないが…

・第5章 なにが言いたいんだかわからない作品
  言いたいことがたくさんありすぎた「オーストラリア」
  「アマルフィ 女神の報酬」のストーリー分割を失敗させたもの

・第6章 論理骨折してても大丈夫?
  コメディに論理はいらない???クドカンの手法
  筋立てもしっかりしている「男はつらいよ」
---------------------------------------------

「アマルフィ」は本の中で何度も引き合いに出されるけど、完全に失敗作扱い。
…むべなるかなw

「悪人」は俺的には面白くなかった映画なのだけど、この本ではかなり評価が高い。
確かに本の中で指摘されている構造性についての言及は正しいと思うので、そういう自分の印象との乖離についても、論理立てて考えると勉強になるかな。

「13フェイズ構造」…、覚えておこう。
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金・月・木

2012年03月26日 23時53分26秒 | 日々雑記
今日の夕方、西の夜空を見上げると月と金星、木星の3つが並んでました。



2週間前にも金星と木星が視野角3度という距離で接近して見える天体ショーがあったけど、今回も視野角12度以内に3つ並んで見えるという、思わず写真に収めたくなるような光景ですね。

ちなみに、写真の上にある明るい星が金星、中央が月…これは見たらわかるかw
で、下にあるのが木星です。
やはり宵の明星…金星は明るいですね。

金星で約マイナス4等級の明るさ、それに対して木星は約マイナス2等級。
マイナス2等でも十分明るいけど、やはり金星と比べるとかすむ。
月は三日月の状態でも約マイナス7等級なので、まあ別格の明るさですが。
(フルパワーの満月の時はマイナス12.7等級…。)

天体ショーとしての惑星と衛星の接近は割と頻繁に起こるけど、食となるとこれはこれで珍しい。
今年は5月に金環食、6月に部分月食と金星の日面通過、8月には金星食と目白押しなので、はなるべく見逃さずにいきたいもんですね。
特に金環食は楽しみ
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カートの事故はなるべく単独で行いたい

2012年03月25日 20時08分38秒 | 車・カート
今日は2か月ぶりのカートに行ってきました。



30周のフリー走行でも自己記録の更新ならず、しかもその後に走ったミニレースでは、せっかく2位スタートだったのに、途中でスピンするわ他の人の進行を妨げるわで散々。
自分の未熟さにほとほとあきれました。

迷惑をかけたほかの方には本当に申し訳ない。

俺自身、知らない人…しかも上級者ばかりの中に飛び込んでいったので緊張していたのかなあ。
だからと言ってあんなムラのある運転をしてはダメなのだ。
「もっと走り込め!」ということなんだろうけど…、精進しなければ。


さて気が付けばそのカートも3年間かけて通うこと24回。
走行する度にもらえるタイム表は全部保管しているのだけど、これも積もり積もって120枚近くになってきました。
これまでカート場に行く時は過去データということで毎度持って行ってたんだけど、さすがに重くなってきたし、そもそもそれを入れていたバインダーに収まらなくなってきた。



そんなわけで今回これを一気に電子化することにしました。
せっかくiPadもあるし、今度からはそれにデータを入れて持っていけば過去タイムを確認できるからね。
画面は小さいけど、確認するだけなら最悪iPhoneでもOKだし。

PDFとして取り込むのも、うちのScanSnapでボタンを一発押せば完了!
実にお手軽ですw

というかもっと早くに、カートのタイム管理をこういう運用にしておけばよかったのか…。
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友だちを探してみる

2012年03月23日 23時52分40秒 | 日々雑記
何やら哲学めいたタイトルになってしまいましたが、そういうのとは関係なく、Appleのアプリの話。

以前「iPhoneを探す」というアプリのことを書いたけど、自分のiPhoneやiPadを地図上に表示するそれとは違い、自分の知り合いを地図上に表示する「友だちを探す」という公式アプリもあります。

「友だちを探す」と「iPhoneをさがす」(公式)

お互いにフォロー申請と認証が必要だけど、登録した相手がどこにいるのか手に取るようにわかって便利。
待ち合わせなどがあれば、相手があとどれくらいで着くだろうかとか分かるしね。
俺はずいぶん前から5人ほどの知り合いを登録させてもらってるけど、運送やってる知り合いは近畿のあちらこちらを移動してるし、別の知り合いは家と職場の往復とか、または出張とかもすぐにわかる。

もちろん俺の位置情報もオープンにしているので、相手側も俺がどこにいるか…映画館にいるとか家にいるとかがバレバレなわけです。
人によっては自分のプライベートな居場所を公開するなんてと抵抗ある人もいるかもしれないので、まあそこは人それぞれか。

けど、個人的には承認した知り合いにしか公開してないわけだし、そもそもそんな人に知られてやましい所へなんて行かないので、24時間居場所を垂れ流しにしていることについては全く抵抗がない。
ちょっと気にしなさすぎなのかなあ?
まあでも、それは俺が登録している人たちも24時間フル公開しているところを見ると、たぶん俺と同じ考えなんだろうね。

それにしてもiPhoneやiPadのGPSは精度が良いよな。
屋外ならほぼ2~3メートルの誤差じゃないかと思う。
ちなみに俺の家の場合だと、屋内でもほぼドンピシャで位置が特定されてる。
これなら相手に「友だちを探す」に登録してもらうだけで、地図を見て俺の家に来てもらうことも可能…というわけです。
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iPad2と新iPadのWi-Fi通信を比較してみたけれど

2012年03月22日 23時52分24秒 | 日々雑記
ギズモードに「新iPad、Wi-Fiシグナル弱くない? 接続不具合の苦情続々」という記事が。
新iPadを買った身としては、これは気になるではないか。

というわけで押入れにしまい込んだiPad2を再び引っ張り出し、普段俺が使っている環境で比較してみることにしました…。
が、両方とも普段使っててWi-Fiのシグナルは常に3本立っている状態だし、差はないように見える。
うちの無線LANルータは家の中央付近に置いてあるのだけど、壁を隔てた直線距離のある位置へ移動してみると、iPad2も新iPadも同じように電波感度が弱くなる(ように見える)。
感覚的には機体による差はないかなあ。
試しに隣の実家にある無線のアクセスポイントを見てみても受信感度に差があるようには思えない。

まあこれはこれで良いことか。


ギズモードの記事にはこの受信感度の差の他に通信速度に関する言及もあったので、「BNRスピードテスト」というサイトを使って、これも実際に計ってみました。
方法は計測場所を普段使っている部屋に限定して、下りを5回計測した平均と、上りを5回計測した平均で比較です。
ついでなのでiPhone4についても同様に計測。


(↑ 下りの計測結果例、これが1回分なので、これを5回計測しました)


(↑ 同様に上りの計測結果例)

5回ずつ試した結果は…
【iPad2】
 下り平均:5.28Mbps、上り平均:6.07Mbps
【新iPad】
 下り平均:4.59Mbps、上り平均:6.29Mbps
【iPhone4】
 下り平均:5.86Mbps、上り平均:6.79Mbps

うーん、やはり極端に新iPadが遅いわけではないなあ。
むしろiPhone4のWi-Fi通信が一番速かった。
でも誤差の範囲の様な気もするけれどね。
まあ誤差を減らそうと思ったら計測回数の分母を増やすしかないから、今のところは時間がないのでこんなもんかな。

ちなみに、参考にiPhone4の3G回線でも同様に計測してみました。
(※3回実行の平均)
【iPhone4 3G回線】
 下り平均:0.42Mbps、上り平均:0.64Mbps

…こ、これは遅いw
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現在愛知に出張中

2012年03月21日 20時48分07秒 | 日々雑記
現在愛知に出張中。



晩飯は田楽も串カツも味噌です。


さて出張に際してはノートPCを無線LANルータ化して、そこにiPhoneやiPadをつなげてネットをしている…、というのは毎度書いている通り。
今回も例に漏れず、その環境下でiPadをバリバリ使ってTwitterだのFacebookだのをやっております。

新iPadに関しては、本当は購入時にSoftBankのmobilepoint(公衆無線LAN)の2年間使い放題を申し込んでいたのだけど、実はまだ設定していません。
設定自体は先日しようとはしたのだけど、現物が届いた後に必要な申し込みを行う際、その時に入力する本体のシリアル番号が"確認できない"というメッセージが出て、それ以上申し込み手順が進まなかったんだよね。
ネットでちょっと調べたところでは、Wi-Fi版を買ったときはそういう状態になることが多いみたいで、その時はサポートに電話して本体シリアルNoを伝える必要があるんだとか。

…うーん面倒くさいw

個人的には、iPadを公衆無線にまで繋いでネット利用するかというとそこまで求めていなかったし、あればいいかくらいに考えていたので、正直手間がかかるようならもういらんわい!という気分。
実際、町中でネットに繋ぐような場面はiPhoneで済ますだろうからiPadの出番はほとんどないだろうしね。
基本的に外で持ち歩いているときは電子書籍ビューアー扱いなので。

宿などであればネットもノートPC経由の無線で事足りるわけだし、ということでiPadのmobilepoint設定はやめることにしました。
俺の使い方に関して言えば、iPadには4Gも公衆無線LANも不要ですわ。
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"新しいiPad"の解像度が素晴らしすぎる

2012年03月19日 23時30分14秒 | 物欲購買
先日発売されたばかりの"新しいiPad"(以下"新iPad")を購入しました!


(左が"新iPad"、右がiPad2。)

去年、iPad2を買ったじゃないか」と言われたらその通りですが(しかも32GBで足りなくなったので年末に64GBに買い換えてるし)、1年間使用しているうちにいくつか不満もあったので、そこが解消されているであろうこの新iPadに手を出さないわけにはいきません。

具体的には「画面解像度が縦横それぞれ2倍…、ピクセル数で言うと4倍!」というその圧倒的な画面の高精細さですね。

新iPadの細かい性能レビューなんかは、他のいろんなサイトでされているので細かいことを言うつもりはないんだけど、やはり俺が求めているだけの表示になっているのか?については調べておこうと思います。
まあ実際に現物を見ると画面の細かさは圧倒的に違うんだけど、自分の感覚で漠然と「綺麗になった」と言っても人に伝わらないし。
ということで、新iPadとiPad2の画面キャプチャーを同条件で撮って、ちょいと比べてみました。
(それこそいろんなサイトでされている検証だけど、自分でも確かめてみないとね。)


先ずは風景写真をサンプル画面に。



以前行った岐阜城の上から撮った写真だけど、かなり細かい写真です。
元の画像サイズは3648×2736。

まずはこれを各iPadで全画面表示させ、その画面をキャプチャー。
キャプチャーした画像は、iPadの画面解像度に合わせて写真を縮小したもののはずなので、この時点でピクセル数で4倍多い新iPadの方が精細な画像のはず…。

ということで、比較のためにそのキャプチャー画面の同じ範囲を切り取って引き伸ばします。


(中央の青い範囲が拡大部分)


(iPad2)


(新iPad)

おー!違う!w
やはり画面の精細さは比較にならないくらい新iPadの方が上ですなあ。


ただ、写真をこのように全画面表示したときの差は、俺自身はあまり求めてません。
俺が求めているのは電子書籍を読んだ時の精細さ。
「多少解像度が落ちても読めるんでしょ?」とはその通りだけど、ただ1ページB4相当の本を見開きで表示したときは、完全に字がつぶれるんですよね。
iPad2では…。
使用しているアプリは「i文庫HD」で、このアプリ自体は文句なく素晴らしいんだけど、解像度に合わせて縮小した時はiPad2の解像限界がどうしてもネックになるわけです。

具体的に例を示すと。
さっきの写真と同様の条件でB4見開きの雑誌をキャプチャーした場合…。


(元画像)


(左上の青い範囲が拡大部分)


(iPad2)

完全につぶれてます…。
こんなの読めるわけない。

もちろん文庫サイズの電子書籍とかなら見開きでもこんなことにはならないのだけど、元の本が大きい上に5段組みともなれば元の字が小さすぎてこんな状態。
俺はこれを解消したかったんですわ。

ということで、これを同じ条件の下、新iPadで試すと…。


(新しいiPad)

字が読める、問題なく読める!
ここまで来るとウソのような違いだけど、事実これほどの差があるのだから仕方がない。
恐るべし"新しいiPad"!

ここまで違うとは正直思っていなかったので、初見では「すげー!」と感嘆の声を上げてしまいました。
ホントにw
毎年何かを進化させてユーザーを驚かせるAppleのやり方は大したものですわ。

まあ、とにかくこれでさらに電子書籍ライフが快適になりそう。
新iPadを使い倒していこうと思います!
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「アベンジャーズ」の予告編を観て

2012年03月18日 20時27分50秒 | 映画(感想)
最近映画館でかかる予告編は、そろそろ初夏から夏にかけての作品が増えてきたけど、新しい「アベンジャーズ」の予告が良さげでした。

「アベンジャーズ」(公式サイト)で観られますが、思ったよりもハデそうな感じ。

『アベンジャーズ』予告編 - (米国版:参考)


一応「アイアンマン」から最新の「キャプテン・アメリカ」まで「アベンジャーズ」関連の5作品は全て観ているのだけど、実はあんまり「アベンジャーズ」は期待してなかったんだよね。
それぞれ単品もそれなりの作品でしかなかったし、これまでの予告を見てもなんかチマチマしてそうだったし。
それが最新予告では思ったよりもアクションパートに力が入ってそうだし、少し期待値が上がったかな。

でも監督のジョス・ウィードンは知らない人なんだよなあ。
「トイ・ストーリー」の脚本家としてアカデミー脚本賞を受賞しているらしいのだけど、はたして監督としてはどうなのか…。

まあ日本では8月公開だけど、米国では5月に公開されるので評判は先に入ってくるだろうし、お祭りはお祭りとして楽しもうと思いますわ。
ハルクがエドワード・ノートンじゃないのは残念だけれど。
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「STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス 3D」を観てきました

2012年03月17日 18時36分58秒 | 映画(感想)
昨日公開された「STAR WARS エピソードⅠ/ファントム・メナス 3D」を観てきました。
EP1…、シリーズの中では最も微妙な作品だけど、それでも劇場と家で合わせて20回くらいは観たのか。
内容はこれまでにもいろいろ感想を書いてきたので、ここでは2D-3D変換で生まれ変わった3D版について、少し。



元々2Dで撮影された映画を3Dに変換したタイプの映画…。
例えばこれまでだと「タイタンの戦い」や「アリス・イン・ワンダーランド」なんかを観た時には「2D-3D変換の技術はまだもう少しだな…」(不自然な誇張も多かったので)などと感じたものだけど、果たして本作「EP1」はどうか?
などと考えながらの鑑賞してきたわけですが、これがなかなかよく出来ていた。
元々宇宙空間の戦闘などは3D映えしそうなイメージがあるけれど、実際に立体感が出るのはもっと近景の方。

宇宙空間の様な広大な場面になると逆にフラットなイメージに近くなる。
これは人間の目で見た時に、遠景の方が距離感の区別がつきにくくなるのと同じことだから、表現としては正しいのかな。
というわけで個人的には事前に想像したよりは立体感が控えめでした。

パンフレットにあったジョン・ノール(視覚効果スーパーバイザ)のインタビューによると、
「私が欲しいのは、あくまでも自然に見える立体です。
実際にカメラの近くに被写体のないワイドな画面なら、強い立体感は得られないはずです。」
とのことなので、やはり立体視の設計は距離感にかなりこだわっているものと思われます。
逆に表現として正しいために、他のケバケバしい立体映画になれると物足りない部分もあるかもだが。


3D効果があったのは手前の人物と奥の人物が会話しているシーンとか、そういった配置にパースの効いている場面。
特に近景では人物の顔や体型の凹凸が作りこまれていて、最初から3Dカメラで撮ったような、変換したとは思えないような自然な画。
あとは冒頭やね!
浮かび上がるLUCASFILMのロゴ、そして本当に手前から奥へと飛んでいくSTAR WARSのロゴからのオープニング!
ファンとしてはこれだけでもお腹いっぱいなのだがw

ポッドレースも3D効果が生かせる場面だったけど、こっちは逆にめまぐるしくて俺の目には細かいところはついていけなかった…。
無念、俺の目。


最後に、パンフレットのジョン・ノールのインタビュー記事にはこうもあった。
「私が検討していたのは、中規模サイズのスクリーンでしたので、一般の映画館やプレミア劇場で観たときは、おそらく後15%は深度を増やした方が良いと思いました。
<中略>
ですから、『エピソード2』では、もう少し立体感が強調されるかもしれません。」

こだわり出すと、3D映画はスクリーンサイズによって個別に深度調整が必要になるし、やはり画面設計が大変ということですね。
次回作EP2ではどのような立体映画になるか、より改良された3D変換でジェダイの集団戦闘が観られるのか、今から楽しみです!
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「風ノ旅ビト」を買いましたが、このオンライン感は…!

2012年03月15日 23時58分22秒 | ゲーム
「風ノ旅ビト」というゲームが今日発売されました。
PS3のダウンロード専用ソフトだけど、これがかなりの良作。
久々にゲームやってて切なくなったりうれしくなったり感動したりしましたよ。

一緒にプレイしてくれた方、日本人なのか外国人なのかも分からないけど、ありがとう!

このゲームについては一カ月ほど前に「気になっている」ということを書いたのだけど、そのビジュアルからてっきり砂漠をさ迷い歩く箱庭ゲーだとばかり思ってました。
が、プレイしてみると全然違う。
確かに冒頭はいきなり砂漠に放り出されて、どっちに行ったもんかと彷徨うのだけど、ホントにそれは序盤だけ。
進むうちに様々なステージを旅することになるんだけど、それが何の説明もないのに自然とある目的やルールに気づくようになっているし、さらにその先へと足が向けさせるんだよね。
その構成が上手いよなあ。


そして一番重要なのが、途中で出会うもう一人のキャラクター。
これがオンラインであること…、キャラを通して画面の向こうにいる人とつながっている感が半端ない。
コミュニケーションはテキストチャットでもボイスチャットでもなく、〇ボタンを押すことでキャラクターが声にならない声を発するだけ。
なんとなく「こっちだ」とか「行こう」とか「ありがとう」とか、そんな風に言っている気がする。

潔いまでに"言葉"の存在しないゲームなのに、ここまで雄弁に感情が伝わるか。
結局、俺と一緒に旅をしたプレイヤーは、男か女かも、日本人か外国人かも分からなかった。
が、同じ世界を旅してるという一体感は確かにあったね。
不思議で仕方ないが、これは演出力であるし、世界観の構成力だよなあ。

ゲーム自体も1時間強でクリアできるんだけど、まるで一本の映画を観た様な感覚でした。
このゲームの制作者は間違いなくアーティストですわ!


「風ノ旅ビト」(公式)
「PS3ゲームファーストインプレッション『風ノ旅ビト』」(GAME Watch)
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マイクロウェーブ 照射できず!

2012年03月13日 23時56分58秒 | 日々雑記
うちには炊飯器がないので、白飯を食べようと思ったら所謂レンジでチンするタイプの包装米飯を温めて食べています。
最近は外食が多かったし、家で飯にするにもコンビニで適当に弁当を買って済ましていたので、この半年くらいは電子レンジの出番はなかったのだけど…。

今日久々にそれをレンジで温めようとしたら、スイッチが効かなくなってた。
レンジやトースターなどの機能ボタンと稼働時間のボタンは効くのに、"あたため"開始と取り消しボタンが反応しない!
これじゃ飯が食べられない!

プラグを引っこ抜いて、しばらく待ってもからコンセントに挿しても直らなかったので、とうとうレンジが壊れてしまった様子…。
実を言うとだいぶ前から"あたため"のボタンは反応が鈍かったんだよね。
何度か押してようやく反応するということが度々あって、なんだか面倒になって使う機会も減っていたのだけど、よもや全く効かなくなってしまうとは…。

まあ思えば今の家に引っ越してから買ったのだから、もう7年近く経っているしそろそろ買い替えの時期なのかも。
電化製品はいっぺんにガタがくるというのはよく耳にするけどね。
あと同時期に買ったものと言えば冷蔵庫と洗濯機か。
テレビやレコーダー、PCなんかはしょっちゅう買い替えてるからまだ故障率も低いだろうけど、…いつ壊れるかはわからんよな。
これが故障ラッシュの始まりではありませんように…。
コメント (2)
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照明のLED化計画

2012年03月12日 21時57分42秒 | 日々雑記
家の蛍光灯がいくつか寿命を迎えそうな雰囲気になっているのだけど、そろそろLED蛍光灯とかを試してみようかなどと画策中。

LEDの照明については、だいぶ前にエコポイントでLED電球を買った(もらった?)のだけど、未だに白熱電球が生きているので使う機会は来ず。
まだ棚の奥で眠っております。

電気代的には、今すぐにでもLEDにとっかえた方が効率的だろう…というのは分かっているんだけど、さすがにまだ使えるものを外してしまうのは、それはそれで勿体ないと思ってしまうという貧乏性ですね。
まあうちの電力量は昨年比で4割以上の削減に成功しているし、これ以上急いで節電しなくてもいいのはあるんだよね。
いずれもっと節電を!とか言い出しかねない気もするし、それに備えて少し余力を持たせておいた方が良いかもしれんし。

そもそも節電するために使えるものを捨てるとか、資源の無駄遣いをしたら本末転倒ですわなあw
とりあえず、切れていった電灯から一個ずつ、ですね。
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ポスター新調 検討中

2012年03月11日 23時22分51秒 | 映画(雑記)
現在家で貼って飾っているポスターは3つ。


「ジョーズ」と


「スター・ウォーズ エピソード3」と


「スター・ウォーズ」THX版 VHS の販促ポスター。

この他に
「インデペンデンス・デイ」
「ジュラシック・パーク」
「タイタニック」
「バック・ト・ゥ・ザ・フューチャー3」
「プライベート・ライアン」
「マトリックス:リローデッド」
「M:i-II」
「ルパン三世 カリオストロの城」
「機動警察パトレイバーIII」
あたりが押入れに眠っているのだけど、大体は学生時代に買ってた分かな?
「SW EP3」は社会人になってから買ったけど。

基本的にグッズの類には興味がないので、ポスターもそれほど買うことがなかったのだけど、学生時代に集めた上の十数個のポスターは、何かしら思い入れがあったから買ったのだろうか。
今となってはあまり思い出せないけれどねw

でもせっかく持っているので、そのうち3枚を壁に貼っている、という状態です。

ただ今の家に引っ越して6年半、ずっと同じポスターを張り続けているので、そろそろ気分転換にポスターを新調してもいいかもしれんと思ってきた。
「スター・ウォーズ」枠はおそらくそのまま「スター・ウォーズ」の別ポスターになるので、今の「ジョーズ」を違うのに交換かな。

何かデザイン性のある良いポスターはないかなあ。



ダークナイト ライジング」の第一弾ポスターとかはカッコイイと思っているのだけど、ちょっと暗いかな?
コメント (4)
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今日ぐらいは書きたいことを書く

2012年03月09日 23時54分11秒 | 日々雑記
逃げ切るつもりだったけれど、そうもいかず捕まってしまった。
良きにつれ悪しきにつれ、いずれそういう立場にはなるのだろうとは思うのだろうけど、俺の将来設計的にはまだあと10年くらいはヒラのままで粘るつもりだったのに。

昇進するにしても本人の納得のいく理由があれば良いとは思う。
だけど往々にしてそうことばかりでもないというのがサラリーマンの辛いところで、年数を重ねればそういうフラグが立ってしまうという日本的なものが幅を利かせているのも事実。
今回にしても周囲の状況がそうさせただけであって、俺自身がどうこうするような、昇進してしかるべき実績なんてものはないのだから、正直自分として納得のいく状態ではない…。
が、基本的に人事が決定してから本人に伝えられるとあっては、その時点で個人の力の及ぶところではないさ。

しかし昔から一緒に仕事をしていた方々には「期待されているということだよ」と自分の事の様に喜んでくれる人もいて、それはそれで本人の気持ちがこんな状態であるのに…と非常に心苦しく思ってしまう。
本当に申し訳ないけれど、今も昔も俺は俺自身をそこまで過大評価できないのだ。


自分自身の評価は表に出さないまでも常々行っている。
でも30余年生きてきて、その評価とピタリ一致する事を看破してくれた人は大学時代のゼミの教授だけだった。
あれをそう言い当てられたときはゾッとしたものだけど、同時にすごくうれしかった記憶がある。
そんな出来事ももう10年も昔か…。

たまには愚痴を書かせてもらおう。
世迷言だと聞き流してもらおう。
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