あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑮

2020-08-27 10:29:09 | 新型コロナウイルス 

写真は2020/8/18~8/22 「新潟県&福島県奥会津」

写真上:柏崎市の海岸に立つホテルからの夕景 

    「夕焼け」もきれいだけど、その後の「こやけ」の

    色合いが微妙で息をのむ

 

 

 まず訂正です。⑬で「電子マネーのスマホ決済サービス、PayPayの決済機関は連携するカード会社(ソフトバンク)ですが…」と書きましたが「利用できる金融機関はジャパンネット銀行…など8行」となっているようです。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 今回は日記風。

 さっそく行ってきました「GoToトラベル」、行先は新潟県&福島県奥会津地域で、今春コロナ禍でキャンセルしていたのです。航空会社サイトから「飛行機+1泊+1人参加」の11000円クーポンと、旅行会社サイトからは3泊分約10000円のクーポンが使えました。ありがたや~!だけどネットサイトからの申し込みは慎重に記入して、確実にクーポン割引が適用されるようにしましょう。

 

 またホテルなど宿泊施設側の対応も相当大変みたいです。当キャンペーンが準備不足のまま前倒しになったり、東京除外になったり、直接ホテルに申し込んだ場合や、旅行サイトからの申し込みで方法が違ったりするうえに、国からの情報提供も遅れがちです。さらに加えて厳密な「コロナ対策」も必要ですからね~。

 

 予算の当初からGoToキャンペーンは物議をかもしてきましたが、内容的にもなぜこれほど複雑でややこしくなったのでしょう?と思っていると、そういえば「消費税増税」の時にもありましたよね。「軽減税率制度」「イートインとテイクアウトで異なる」などなど…。まあ100歩譲って、増大する社会保障費のためには消費税増税が必要、としてもせめて「わかりやすくシンプルにして欲しい」と思ったものです。

 

 今回ハッとひらめいたのは、国のトップにある政治家や優秀な高官がなぜこんなにややこしい施策をするのかな、ということです。う~む、もしかして他に隠したいこと、あまり触れて欲しくないことがあるんじゃない?と穿った見方になってしまいます。「メディアや世間はこれについてああだこうだ、といくらでも言っといて」みたいな…。本当のところ隠したいことって、なんなん?

 

 ところで各方面から「消費税減税」の声も高くなってきて、当然ながら減税は消費者には嬉しいことです。だけどこれまで書いてきたように、ネット世界・仮想社会での収益に確実に課税できないかぎり、簡単な一律課税の「消費税・アルコール税・たばこ税…」の減税は難しいと予測できます。

※ただ車関連税は維持管理料・保険料などが高くなりすぎて、若い世代は敬遠し、レンタルやシェアリングに流れていると思えますが…?

 

 マイナポイントキャンペーンが目指す「マイナンバーカード」は、「国民背番号制」との悪評も聞かれます。あいよっこ的にも「背番号で管理」は嫌ですが、反面それなくしては「消費税減税」は遠い話ではないかとも思えます。つまり「ネット世界の見えにくい収入・収益に正当な課税」をするためには、住民情報のデジタル化とインターネットに乗せることが必要で、きちんとシステム整備できれば各種施策の「労力・費用を軽減、スピードアップ」も可能でしょう。政府も国民が納得し、カードを持ちたい気持ちになるような説明が必要ではないでしょうか?

 

 課税や税収増加は、映画「マルサの女」で見たような、楽しくてシニカルな方法だけでは立ち行かない時代になってしまいました。

 

写真上:こちらは夕焼け

写真上:魚沼市の西福寺(さいふくじ)開山堂には「越後のミケランジェロ」とも呼ばれる彫刻師・石川雲蝶の力強い作品がある。

残念ながら閉まっていた。

写真上下:山門にある素朴な仁王様たち 頭上には確かに立派な彫刻が

 

今年初めて夏休み中の旅に出ました。

だけど暑いのなんの!でもお天気は快晴で写真的にはグッド~。年を考えると山歩きなどは自主自粛です。

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見えない敵との戦い 勝つか、負けるか?  ⑭

2020-08-03 14:22:13 | 新型コロナウイルス 

写真:2020/5/16   和歌山県有田川町 「あらぎ島 棚田」

有名な独特の形、川に沿った馬蹄型になっている

 

 

 そういえば2005年くらいだったかな、なにかに当選したのか「ビットキャッシュ」の¥1000カードが送られてきて、「これなに?」とネットで使ってみた経験がありました。発行会社は現在もゲームコンテンツなどを販売していて、ビットコインとは全く別の会社らしいです。でも名前が似ているし、もしかして前身かな?

 

 「ビットコイン」は2009年に運用開始されましたが、当初は急激に上げ下げするなど不安定で、普及には疑問符もついていました。ところが昨年(2019)アメリカ・フェイスブック社による暗号資産「リブラ」の発表で再び脚光を浴びました。

 

 中国周主席も「ブロックチェーンを使った通貨を作れ」と言ったそうですが、この場合は暗号資産ではなく、人民元を基本通貨とした「人民元のデジタル通貨」となるのでしょうね? つまり国の通貨を基本にして、国が認めた場合「通貨」であり、そうでない場合は「資産」となります。

 

 FBのリブラは当初「(ドルを基本にしないで)主要国通貨のバスケットで価値が決まるタイプ」でしたが、アメリカ金融当局・議会からの猛烈な反対で、結局ドルやユーロなど複数の通貨を裏付けとする、たとえば「リブラドル」や「リブラユーロ」…といったタイプとして今秋にも発行される予定です。

 

 フェイスブックの巨大な影響力を考えると、アメリカ政府には「世界基軸としてのドルの相対的低下」「国内金融機関の弱体化」などの不安や恐怖感があるのでしょう。とすると日本では「(当時の)仮想通貨がどんなものなのかの認識もなく、許認可もないまま使い始められ、大きな勢力となった」のでしょうか?それとも異議が出せなかったのでしょうか?

 

 それにしても世界中の国や組織・団体が発行する暗号資産は現在約2300種類ともいわれ、国内の暗号資産のトレーダー数は月間610万人で、世界第2位です。ちなみに1位:アメリカ・2260万人、3位:韓国・570万人。

 

 暗号資産には「中央に特定管理者はいない」ので、「ネットでつながった全員で管理する」とは言いますが、システムなどを運営・管理する存在は絶対に必要です。これほどの勢力となった現在、いったいどのくらいの巨額が暗号資産世界に流入しているのでしょう?とにかくおカネというものは、経由する、留まるだけで権力を産むものです。

 

 さらに種類は違っていても、基本システムはブロックチェーンを使っているわけで、サトシ・ナカモト氏にはいったいおいくらほどの「どんだけ~~!」。想像不可ですね~。「億り人(おくりびと):ビットコインで巨額の富を築いた人」なんかの比ではないのは確かですね~。なるほど、表舞台に出ない理由もちょっと想像できるような・・・。

 

 現在日本の金融界では従来のいわゆる店舗型メガバンクや、おそらく合併もやりにくい地方銀行からの悲鳴が聞こえています。コスト削減、店舗減少なども有効とならず、いずれ「紙製通帳廃止」「口座料徴収」…となるのでしょう。素人の単純な考えでは、そうした店舗型銀行に「お金自体が経由しない」「どこかに流れている」といった構造的な問題かと思えます。7~8年間に及ぶ政府と日銀の「異次元の金融緩和」で、莫大な円が市中に出回っているはずなのにね。

 

 何回か前のブログで「日本国の借金体質」を心配したのは、このたびのコロナ禍でも顕著になったように、想定外の事態に対して余裕資金がない場合は、どうしても廃業・倒産となってしまうし、簡単に買収されてしまうからです。今回はコロナウイルスによって、通常ではありえないくらい早く簡単に「地図が書き換えられた」のではないでしょうか?国の金融政策・事業だって基本的に同じと思えます。

 

 もともと「こんなにお金が市中にじゃぶじゃぶ(よく使われる比喩)なのに、なぜ2%のインフレターゲットさえ達成できないのかな?」と不思議でした。いろいろな原因や理由の解説がありますが、個人的には、すでになにか国の金融機関・政策を上回るような勢力が存在し、コントロールしているのではないか?とあらぬ想像を・・・。単なる杞憂だよ、と言って欲しいです。

                         

 ところで念のために書き添えますが、市中銀行、店舗型銀行はすべて、ネットに移行し、デジタル通貨なども扱うべし、などとは思えないです。たとえばネットバンクで利率が良いからと定期預金をしていて、ある日不意に事故、災害、病気などで自分が死んだら「このお金は誰も知らないし、どこに行くのかな?」と心配になります。「頃合いを見て店舗型銀行に移そう」とは常々思うのですが、「それっていつやるの?今なのでしょうか?」むずかし~!

 

 また紙の通帳もいつだって見えるし、わかりやすいし、簡単になってもOKなので無くなってほしくないです。やはり年代やネット世界への馴染み具合とかで、店舗と人による接客が利用しやすく、安心です。中高年が多い日本では、各銀行の特徴をどう活かしていくのか、どんなバランスで事業を行っていくのかが難しいところです。

 

写真上下:周囲の山々も雨で風情がある

     赤い橋

 

写真下:粉河寺(こかわでら)奈良時代の天台宗寺院

    石庭が有名 確かにりっぱな石が並び、花たちと見事に調和している

 

 

写真下:田んぼのなかににょっきり!

 

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