あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

からだの声を聴く  ②

2017-10-19 16:37:37 | 健康:からだの声を聴く

    「山形~秋田 鳥海山の湧水ってすばらしい!」

    写真上撮影日:2017/7/11     

    鳥海山の伏流水「元滝(もとたき)伏流水」鳥海山に降った雨が約80年

    の歳月をかけて高さ5m、幅30mの滝となって湧き出ている。

    

 

 「からだの声を聴く  ②」

  近年美しい筋肉ボディに憧れて、ジム通いする人が増えているそうです。TVでも男性芸能人が6つに割れた腹筋「6パック」を披露し、女性は「触らせて~!わっ、硬い!」と大騒ぎ。「体脂肪率は5~9%」などと筋肉モリモリをアピールしています。

 

  確かに男性ボディの理想といわれる「ダビデ像」のように、美しく引き締まった身体を目指すこと自体は、女性の目にもとっても嬉しいことです。だけど専門的知識や訓練のない「自分流のコントロール」で行って大丈夫?と気になるのです。

 

  「ボディビルディング」は「ウェイトトレーニング、栄養の摂取、ステロイド、成長ホルモン、インスリン、そして休養を組み合わせて、筋肉繊維を発達させること(Wiki)」なので、素人がステロイドやホルモン・インスリンなどを知識なしに取り入れることが最も心配です。

 

  仕組みとしてはトレーニングでそれまでの筋肉を壊して、新しい大きな筋肉を作るわけで、このとき身体は筋肉増強の成長ホルモンや男性ホルモンが優勢となります。また新しい筋肉を作るために「タンパク質(アミノ酸)」が欠かせず、それが「糖質はダメ、脂肪はもっとダメ、たんぱく質はOK」という考え方になるのでしょう。たんぱく質そのものは過剰にとっても自然に体外に出ますが、人工的に排出されにくくすることは内臓に負荷をかけます。

 

  一番の問題は、増強のために人工的・化学的合成物質である「成長・男性ホルモン導入物質(疑似ホルモン)」などを併用することで、国産の市販プロテインドリンクには含まれていないようですが、サプリメントなどで使う場合があるのです。

 

  だけどね~、筋肉は激しい肉体労働や戦いのなかから生まれてくるもの。「戸外でたくましく働いているよ」アピールのために日サロで肌を焼き、「男性として戦いに強い筋肉」のために化学的物質で安易に効果を得ようとするって、やはり身体に相当な負荷となるはず。強い効果のある薬は「一度使うと副作用で一生苦しむ」ともいわれます。

要注意 筋肉増強剤が引き起こす7つの副作用と防止法

「タンパク質の摂りすぎは危険?過剰摂取による影響は?」

 

  さらに余計な心配を。「男性ホルモン強化」は当然ながら代謝を促し、食欲・性欲なども高まってくるでしょうから、ダイエットとは矛盾する状況です。女性ホルモンの減少は良く言われるように「このハゲ~!」促進であり、今飛ぶように売れている「男性臭脱臭剤」の必要性も増し、結果的に性欲をもてあます状況にならないかと・・・? 

 

  一般に女性ホルモンが女性の長命の根源にあり、血管系疾患やガンなどにも効果的とされています。つまり男性ホルモンは相対的に若々しさではなく、老いを促進するわけです。そういえば筋肉アピールする人って、どこかシワっぽく見えてしまうのだけど・・・。(妄想ですみません)

 

  思い起こせば、日本人はつい最近の江戸時代ごろまで、ほぼ全エネルギーを主食の米でまかない、わずかな家禽類、海・川魚で動物性たんぱく質を、大豆製品で植物性たんぱく質を補ってきました。日本人の腸の長さはそれに適応したものとされているし、穏やかで根気強い性格傾向も食生活の影響と言われます。

 

  もちろん食生活で最も大事なことは栄養バランスですが、DNA的には糖質多めで大丈夫、むしろたんぱく質過剰のほうが注意必要と自己解釈しているのです。ボディアピールするにも自然の労働や筋トレを重視して、薬類には頼らないという姿勢が必要ですね~。 

       ***続く***

 

    「元滝(もとたき)伏流水」 流れ、水の美しさ、周囲の岩の苔・・・

   いつまでも見飽きることがない

   生態系をはぐくむ

     「カラマツソウ」白い花に見えるのは「しべ(花糸)」で

      つぼみも花弁もないですが、風情がある。

  十六羅漢岩(じゅうろくらかんいわ)

  吹浦海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った霊供養と海上安全

  を願って明治元年22体の摩崖仏を完工した。

  写真下:鳥海山で出会ったにかほ市のゆるキャラ「にかホッペン」

      中は暑そうでした~         

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からだの声を聴く  ①

2017-10-13 15:57:08 | 健康:からだの声を聴く

     写真は「山形~秋田 出羽三山の湧水ってすばらしい!」

        (旅行記はのちほどアップします)

     写真上:鳥海山のふもとにある「丸池様」、その周辺を流れる「牛渡川

        (うしわたりがわ)のバイカモ

     写真撮影日:2017/7/10~11 

 

  10/9、日本テレビ「スッキリ」のクイズッスコーナーに、期待のトップアスリート(短距離走)ケンブリッジ飛鳥選手が登場しました。クイズ「世界レースで遠征するとき必ずすることは?」の正解がな~んと「炊飯器を持参する」です。意外な答えにスタジオびっくり! 「外国で食べるご飯は特に美味しい」というコメントに、あいよっこも「ふうん、そうなんだ~?」の後、「さっすが世界的なアスリート、いいね、いいねっ!」と感嘆です。

 

  近年「糖質カット・糖質オフ」といったことばを、特にビール系飲料とか麺類などで良く目にします。また「ロカボ」という新語は「ローカーボンつまり低糖質・低炭水化物」で、もともとは医療的な「糖質制限の(糖尿病)食事療法」なのに、単に「糖質オフによるダイエット」的に使われがちと思えます。

 

  そういえば「すし飯だけを山盛り残した写真」がSNSで話題になり、回転すしチェーン「無添くら寿司」が「シャリ(酢飯)の代わりに『大根の酢漬け』にした寿司をメニューに加えた」ニュースにも驚きましたね~。

 

 「糖質制限したいけど、お寿司はいっぱい食べたい人」の希望に応えるためで、最大で糖質88%カットになるのだとか。だけどすし飯が好きで、上にプラスネタは最高セットと実感するあいよっこには、「それってお刺身ではダメなの~?」と感じるんだわ。

 

  もちろん医療的に制限が必要な人にはとっても嬉しい配慮なので、ここでは一般的な「糖質カット」そしてその反対側にある「プロテイン偏重」のお話しですよ。 

 

  実は息子も「ごはん・麺類カットダイエット」を意識していて、主食である白米や麺類は少量食べ、せっせと「タンパク質系ドリンク」を飲み、たまに筋トレなどに励んでいるようす。

 

  だけどその割には甘いジュースなどはがぶ飲みし、精力?ドリンクも欠かさず、おなかがすくのか糖分・油分たっぷりのスナック類をつまんでいたり、「体に良いといわれるサプリメント」も多種摂取しているのです。

 

  「それでは全然糖質制限になっていないし、栄養分豊かで満腹感も高いごはんのほうがからだには良いんだよ」と言っても聞く耳もたず・・・。ま、注意している母親の体形を見て「ああはなりたくない」と思っているのでしょうが・・・。

        ***続く*** 

 

    牛渡川(うしわたりがわ)可愛いバイカモ。入口にはサケの養殖場があり、

   放流されたサケは4年後に川をさかのぼってくる。

 

    新潟空港着・発 なのでまずは新潟市南方の「たきがしら湿原」に。

    ここは昭和50年に廃村となった地区を湿原として造成した。

    首飾りのようなオオバギボウシ

     小さいけれど、個性的なコウホネの花

    新潟海岸線「笹川流れ」では遊覧船が楽しめる。なぜかゴジラに見える岩

   上下:米俵に見える岩にも神様が宿る

 

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