創価の彼、無宗教の私

創価学会の恋人との恋愛、その家族との問題。
現在は結婚し、脱会。それまでの経緯をそのまま残してあります。

私たちの歩み【その1】

2006年09月13日 | 学会員との結婚への道
 9月になりようやく回線復帰した現状を綴る前に、時間を遡って記しておこうと思います。
 引越しでネット環境を離れる前の最後の記事の後からですので、7月中旬からのお話です。
 必ずしも私達の行動が全てのカップルの答えにはなりえませんが、何か参考になる箇所があれば嬉しいです。
 
 
 これまでの流れを簡単に書くと、こうです。
 いつも読んでくださっている方は読み飛ばし推奨^^
 
 
 付き合って3ヶ月あたりで彼が学会員だと告白。
         ↓
 拒否しつつも私は無知だったため無頓着なまま半年くらいして同棲、アポなし訪問と聖教新聞にびびる。
         ↓
 年末になりクリスマスやお正月イベント時に彼の創価スイッチがオンになるのを見、初めて創価について真剣に調べる。
         ↓
 ストレスの爆発しそうな私、頻繁に学会の件でケンカするようになり、彼の許可を得てアンチブログ(このブログ)を立ち上げて愚痴や相談を書いてすっきりし始める。
         ↓
 その後、各彼は学会から私を守ると約束し、順調に彼のマインドコントロールが溶け始めた矢先、ゴールデンウィークの実家帰省で彼のマインドコントロールが再び強固なものとなって帰ってきて「距離を置こう」と言う。
 彼は今までやらなかった一人暮らしの部屋での題目をする。
(記事だとこのあたり→「彼との別離……」
         ↓
 私、泣く。 ブログで励まされて元気になる。
 再度説得、随分学会に詳しくなった私に、彼は面食らい感心する、そして学会と私との間で自己葛藤に陥る。
(記事だとこのあたり→「1世会員の彼の母」「彼と会ってきます」
         ↓
 再会、私は別れを決意しての話し合い、私の立場を守れないならば別れると宣言。
 別れるのは考えられない、と彼が目を覚ましてくれる、プロポーズされる。
 婚約。
(記事だとこのあたり→「彼の決意」
         ↓
 聖教新聞購読解除。
 バリの彼母が登場、嫁が信心しないと知り、激怒したり号泣したりの猛説得が続く。
 その後すぐバリの彼父が登場、ヤクザかと思うような脅し文句に、バリ会員というものの怖さを知る。
 これを受けて、彼がアンチ化し始める。
(記事だとこのあたり→「新居探し&聖教新聞講読解除」「バリの彼母、強敵。」「入会しないなら結婚を認めない、と。」
         ↓
 新居購入、無事契約が済む。
 
 
 ここまでが最終記事までのまとめです。
 左サイドバーのカテゴリ「学会員の彼とのやりとり」がここまでの内容にあたります。
 
 
 この新居購入の際、彼は私に内緒でひとつ、大きな事をやらかしました。
 彼がよくやる「その場しのぎ」での大きな、大きな失敗です。
 
 私が行かなかった契約の場で、彼は緊急連絡先の記入欄に自分の実家を書きました。
 それを、怒られると思ってか私に話さなかったのです。
 新居を購入することを内緒にしていた彼の実家へ、緊急連絡先から折り返し送付し返さなければならない書類が届き、彼父から「何の借金をしたんだ!」(住宅ローン)との電話。
 当然です^^;
 彼は自分で招いた事態であるのに、その後に起こる事を考えないためパニックに陥って「家を買った」と口を滑らせ、「どこに!」という凄みのかかった彼父の言葉に、住所を話してしまいました。
  
 そう、住所をバラしてしまったのです。
 
 あれだけお願いした、住所を言わないという約束を破って!
 目の前に私がいるのに。
 
 緊急連絡先からの書類を送付するかわりに「命をかけて信心しろ」と言われ弱みすら握られ。
 私はジェスチャーでそれ以上言わないように必死でもがいて見せましたがパニックに陥った彼はペラペラ話してしまって、土地が何坪だとか色々言ってました^^;
 通話中、私はとうとう我慢ができなくなって背中を思い切りバシッと叩いてやったら我に返って、ごまかそうとし始めますが時すでに遅し
 
 暫く幸せモードだった私は久しぶりに泣き、こんなことで大事な約束が破られるならもう信じられない、実家に帰ると言いました。
 本当に私や、将来の子供を守れるのか、心配になってしまったんです。
 新居内覧を過ぎて寸法も測り、どんな家具や家電を買おうかと、二人とても幸せな時期でした。
 
 彼がどんなに新居を楽しみに、そして私を大事にしようとしているかはわかっているつもりで、敢えて私は「実家に帰る」と言い放ちました。
 
 そしてそれまで、ややアンチ寄りな非活2世だった彼は、お父さんの言葉でも私の言葉でもなく、自らが犯した失敗によって自分自身にかかっているマインドコントロールの恐ろしさに気づいたのです。
 大事なものを全て失うかもしれない、そこで始めて自覚したんですね。
 
 恐らく彼は生まれて初めてこの時、「脱会する」という言葉を口にしました。
 
 ただし「次に学会絡みで問題が起きたり、チョココが傷ついたりする事があったらすぐに」という条件つきでしたが。
 バリ活の両親に挨拶に行けば問題が起きないはずがないのです、それでも、挨拶に行って学会の話をされたらその場で席を立ち、脱会届けを出す、と強く約束してくれました。
 住所を教えてしまった件での私の怒りは、恐らくそれでしか静めきれなかったからかもしれませんが、平謝りで弁解し必死で私を繋ぎとめようとする彼に、私も折れてしまった感じです^^;
 
 今でもこの件以来、彼への完全な信用はありません。
 実家に一人で帰ることを禁じ、彼一人で両親に電話やメールで応答することもやめるように約束しています。
 
 その前後あたりから頭痛が酷くて、色々考えすぎかなぁと思い、一度全て遮断して自分の現実へ戻ってみたんです。
 学会も何もない、ただの嫁入り前の小娘として。
 自分の環境が変わりゆくというのは意外とストレスになるものですね、マリッジブルーすら経験できないまま(笑)学会問題に頭を悩ませていたので頭が疲労しちゃったのかもしれません^^;
 
 とかなんとか言っていたら慌しく引越しでネット環境がなくなって、更新できないままブログを離れるという事になってしまい、随分ご心配をおかけしてしまったと申し訳なく思っています。
 ごめんなさい、そしていつも覗いてくださってありがとうございます。
 私がいない間も毎日ものすごい数のアクセスがあったことを編集画面で知り驚きました。
 悩んでいる方々のヒントやストレスの捌け口が少しでもここにあるといいなと願っています。
 
 
 長くなってきたので、その1はここまでにします。
 
 
 * 余談 *
 
 久しぶりに実家のパソコンを土日を使って新居に運んでもらったら、長く電気を通していなかったせいかグラフィックボード(RADEON X800pro)が逝ってしまっていました^^;
 目に悪い発色にノイズに、と酷い有様で、高いグラボだっただけにショック
 1年半前に購入した時にはまだ、今流行のPCI Expressがそんなに騒がれていなかったためAGP限定で揃えてしまい、彼と調べていたら私の愛用していたRADEONは1600までしかAGPを扱っていないとのこと。
 マザーボード買い替えるほど余裕はないので仕方なくGeForce7600GTで手を打つ予定です。
 一応今より環境はよくなります。
 今更AGP投資はもったいない気がしますが、次に壊れた時までこれで我慢して、次回にマザーボードから買い換えることにしよう。
 X800pro君が来て1年も経たずに同棲し始めて放置状態だったのでほとんど使えないまま壊れちゃったんですよねー…あぁもったいない^^;
 

コメントレス

2006年09月07日 | お知らせ
 一度携帯から読んだコメントも全部、再度読み返しました。
 励ましのコメント、体験談、誰にも言えない悩みを打ち明けてくださったり、さらにそれに対してコメントをつけてくださる方々、自分でもとても勉強になります。
 初めましての方々、お返事が遅くなってしまい失礼しました。
 今回はここでのまとめてのご挨拶をお許しください。
 現実で友達にも親にも話せない愚痴や悩みを、一緒に真剣に話し合ったり笑い飛ばしたりできる場所になればいいなと思っています。
 
 この記事は、頂いたコメントの中でも解決していない内容の部分だけ抜粋してお返事なり、助言を求めたりしてみようかな、の記事です^^
(この中に無い内容で未解決のお話があったらごめんなさい。まとめレスが苦手で上手にできていないかもしれません)
 
 *******
 
 メルさんへ
 
 お気持ちすごくわかります、私も後になって慌てて調べ始めたクチでした。
 罪悪感を持ちながら、こそこそと^^;
 創価学会について調べる事にストレスを感じないでくださいね、知っておくことは自衛手段ですから後ろめたい事はないと私は思っています^^
 不安ばかり高まってくる状態だと思うのですが、メルさんはどこまで学会を許容できますか?
 たくさんの情報を集めた後で、これは平気、これは無理、と振り分けていくと私の場合は話し合いがスムーズになりました。
 
> 『今後も創価の集まりには、多分行かないと思う。』
> 『私の気持ちも理解できるんだけど、多分父親は小学生とかぐらいの年から、創価学会について勉強させたいと言うだろうなあ。そういう事は、これからの状況しだいだからなんともいえないな』
 
 この彼の発言、怖いなと私は感じます。
 私の彼もそうでしたが、「多分」だとか「今はなんとも言えない」「大丈夫だと思う」などで曖昧にその場しのぎをするんです。
 なんとも言えないのではなくて、今の私やメルさんにはっきり言うとまずいだけ……彼にとって生まれた時から学会の勉強を子供にさせることは「子供のため」だと信じて疑っていないわけですから「よかれと思っての、ついていい嘘」がそこにあります。
 とても素直ないい人でも子供や伴侶のためを思って、と言ってしまう嘘ですね。
 あくまで可能性の話ですが、あとからひっくり返されないためには曖昧な返事をさせず、譲れない部分だけはきっちり主張して約束してもらった方がいいと私は今思い知っています^^;
 特に子供に関しては後々その子が一生をかけて苦労してしまうきっかけになる可能性があるので、2世3世さんで脱会したり非活になっている方々の体験談を読んでまわって判断するといいと思います。
 お墓の問題も困ったものです、私の所は彼のMCが解けた(?)ため、学会とは関係のない新しい二人の墓を購入して、自分達の代から入るつもりですがどうなることやら^^;
 
 
 ラリックマさんへ
 
 読んでいて……本当に他人とは思えないです。
 彼の状態やその家族、初期の私達とすごく似てる;
 いわゆるラリックマさんは学会用語で言う「理解者」となるよう求められているんですよね。
(「はじめに」の記事内リンク「創価学会用語ヘルプ」の中の「理解者」を参照してください^^)
 彼が味方についてくれない場合、ひとりで全てと向き合わなくてはならなくなって恐ろしいストレスです。
 決して罪悪感は持たないでください、それが学会の手法だと私は最近悟っています。
 どちらが悪いという話ではなく、それぞれの大事な部分を尊重しながら妥協点を見つけるというだけで、入れないのが悪いことだ、なんてことは決してないんです。
 彼が命をかけて守ってくれると言うのならば「学会の話を嫁にしないで欲しい」とはっきり両親に言ってもらった方がいいと思います。
 マリッジブルーじゃないかと彼は言っているようですが、学会の人ってなぜか楽観的な人が多いような気がするので、しっかり念を押して、真剣にお願いした方がいいかもしれません。
 9月に両家食事会とのことですが、その後いかがでしょうか。
 精神状態がつらい時には遠慮なく、愚痴でもなんでも書きにきてくださいね。
 吐き出すだけでも随分違うので^^
 
 
 みみこさん、鋼さん、みきさんへ
 
 創価学会のために大事な人を失うつらさは、……今読んでいるだけで、私も一時彼を失うかもしれなかった時を思い出し、涙が出てきます。
 プロポーズしてから学会だと打ち明け、入れないなら結婚できないと言う鋼さんの彼の発言はとても腹立たしいものですし、そんなシステムで人を集める事を黙認(歓迎?)している学会には恨みすら感じます。
 みきさん、不在時に応対してくださってありがとうございます。
 皆さんきっと思い出すのもつらい過去を、現在悩んでいる私達のために言葉を残してくださること、私達はしっかりと受け止めていかなくちゃいけないと思っています。
 みみこさん、リアルタイムでつらい思いをされていたのに力になれなくてごめんなさい。
 もう創価学会という文字を見ることもつらいかもしれませんね、ゆっくり、お体に気を付けて学会のない世界で休んでください。
 もし彼にぶつけられなかった言葉、疑問、愚痴などがあれば溜め込まず、いつでも吐き出しにきてくださいね。
 お体が心配です、私の記事の内容に関わらず、何かあればコメントでご連絡ください。
 
 
 ちょんさんへ
 
> 最近では私自身、創価学会の事で彼氏とどこまで話合わなければいけないのか、よくわからなくなってきています。
> 彼氏の親(家族)が「学会員」な以上、彼氏がもし「脱会」しても、それで悩みがなくなる訳ではないという事が、話合っていくとよくわかります。
 
 彼さんと離れている分、不安や混乱が強くなっている状態でしょうか?
 不安、1つ1つ潰していきたいですね。
 親御さんのことも気にし出すと超気になってしまうの、すっっっごくわかります^^;
 メールもお返事遅れてしまってごめんなさい、なんとか今もちょんさんが頑張っている事を知って嬉しかったです^^
 私のこの2ヶ月間に起きていたこと、記事にしていく内容が、ちょんさんへのお返事になるような気がします。
 私はだいぶすれて(?)たくましくなれましたよ!
 彼との話し合いはその後どうでしょうか?
 
 
 凛さんへ
 
 リンクの件、ありがとうございます!
 後ほどこちらからもご挨拶に伺います、差し支えなければこちらからもリンク貼らせて頂きたいですが内容が内容なので、まずければどうぞ遠慮なく仰ってください^^
 
 
 ペロータさんへ
 
 突然彼女から学会であることを告白されて、何から調べたらよいやらと困っている状況、私も経験したのですごくわかります^^;
 最初はアンチブログを開くだけでも罪悪感を感じたり。
 かずさんが誘導してくださっているのでもういくつかご覧になったと思いますが(かずさんありがとうございます!)、単語がわからなければ私のブログ内先頭記事「はじめに」の中にあるリンク「創価学会用語ヘルプ」をご利用ください。
 男子と女子では若干違いもあります、そういう意味でかずさんの体験談は参考になると思います^^
 また、このブログの左サイドバーにあるブックマークの「創価学会の信仰に功徳はあるか?」さんは学会員との恋愛問題だけでなく多様な情報がまとめられているブログさんですので、ぜひ参考になさってみてください。
 
 
 キャットさんへ
 
 書き込み日時が7月31日なので今も見てくださっているかどうかわかりませんが、どうしてもお話したくて最後に持ってこさせて頂きました。
 彼に学会員であると打ち明けられたこと、彼の家族のこと、キャットさんが別れを決断したら彼が引き留め、実際に彼が行動を起こしたこと、彼のキャットさんへの想いの深さ、キャットさんの戸惑う気持ち、とても伝わってきました。
 私の正直な感想です、キャットさんの彼さん、とても素敵な方だと思います。
 キャットさんが元々嫌なイメージを学会に持っていた事、私と同じなのですが、キャットさんの彼さんはキャットさんに強要することなく、ご自身すら形だけの入会、脱会の意志もあるとのこと。
 そして「待って欲しい」と言った彼はすぐにお母さんに話すという行動に移していますよね。
 なかなかこの、すぐに行動に移して脱会を決意するという所にたどり着けず、私達は苦労しました。
 のらりくらりその場しのぎをされて^^;
 行動的で、キャットさんへの愛情を深く持った素敵な方だなと感じました。
 
 私が声を大にして言いたいのは、そんな大事な人を「たかが」宗教のために失って欲しくないということなんです。
 学会問題はとても深くて大変な問題です、ですがあえて「たかが」と言うのは、本当に大事なものを失う要因になるほどのものであって欲しくないんです。
 キャットさんの愛する人がキャットさんをこんなに強く愛していて、学会のMCにもなっていなくて脱会宣言もしていて、親御さんに話もつけている。
 とてもいい流れじゃないかな、と思いますよ^^
 きっと、私の文章などが不安を煽ってしまったのかもしれません。
 キャットさんの彼さんの状態であれば怖い思いをすることはあまりないと感じますが、学会員はどういう場面でどういう弊害があって、彼の状態は今どうなのか、少しでも多く調べて知ることによって不安は和らぐと思います。
 キャットさんの抱えている不安、よかったら教えてくださいね。
 書き込みから1ヶ月、順調に過ごされているといいのですが……。
 
 *********
 
 
 記事が長くなってしまいました。
 膨大で、とても全てにコメントレスできませんでしたが全部読んで、全部参考にさせて頂いています。
 自分達の話はこの次の記事から書き出そうと思います^^
 

接続が可能に

2006年09月06日 | お知らせ
 みなさん、ご無沙汰致しました。
 ようやく新居のインターネット接続が可能になったんです^^
 
 先日、前記事のコメント欄へ携帯電話から書き込みをしました。
 私がいない間に訪れてくださっていた同じ悩みを持つ方々へ、みなさんが助言を書いてくださったりやりとりをしていると知り、とても嬉しく心強く思いました。
 いつも本当にありがとうございます。
 
 私の方は、いったい何から書いていいやらといった感じなのですが、この短い期間に随分成長できた気がしています^^
 少しずつ書き留めて残しておきたいと思っています。
 壁に直面したり、対決したり、お説教したり、きっとこの先もずっと忘れてはならない事が今のこの瞬間にたくさん含まれていると思うんです。
 
 まずは頂いているコメントを全て読み返そうと開いてみると、携帯からでは最新記事のコメントしか読めていなかったので、それ以外の記事にもコメントがついていることを知り、今慌てて読んでいます。
 コメント頂いた日から随分日数が経ってしまったものも多くあり、ご心配をかけ放題になってしまって本当にすみません。
 
 私の不在の間に悩みを打ち明けてくださった方々、今も読んでくださっているかどうかわかりませんが私なりにどこかで御返事を書きたいと思っています。
 その後いかがでしょうか、よければ状況が変わったなどありましたらまたコメントをお寄せください。
 全ての記事を編集画面で調べ直し、新着コメントを調べたつもりでいますが「わかりにくそうなところにコメントしてしまったかも」と思われる方はこの記事で「ここに書きました」と教えて頂けると嬉しいです。
 
 最後にご心配くださったみなさん、重ねて、お詫び致します。
 いつも温かく見守ってくださってありがとうございます。
 これからもよろしくお願いします^^
 

新居内覧、非活告白へ

2006年07月13日 | 学会員との結婚への道

 写真は新居です。(2007/03/27 画像削除)
 明るい話題です^^

 前記事のコメントレスで愚痴ってしまっていたのですが、先週彼が不安定で、私もそれによって気分が滅入っていました。
 難しいことばかり考えているとダメですね。
 
 そんな中、先週土日、急に新居内覧ができるとなり、食器棚や家電と寸法を合わせるために早速100円均一でメジャーを購入して行ってきました。
 私達のテンション急上昇。
 写真ばっかり撮ってる彼に「ちょっと、寸法測ってよ!」と恐妻になってみたり(笑
 
 購入を決めた日は雨だったのですが今回は気持ちの良い晴れで、写真の通り家の中が明るかったです。
 階段は上り口が螺旋になっていて16畳リビングの素敵なオブジェとなってくれています。
 台所から見る景色っていうのが私としては気になっていたので写真に残してきました。
 落ち込んだ時、不安な時、携帯でこの画像を見て元気を出しています^^
 
 デザイナーさんが同席してくれて、同列新築住宅のもう1邸のお隣さんがたまたま来ていて紹介もしてくれました。
 犬を抱っこした、若くて可愛らしいご夫婦でした。
 挨拶している時、私の頭に最初に浮かんだのは、「うわーやっぱりご近所さんには絶対学会のこと知られたくない」でした^^;
 
 
 彼が不安定になっているのは彼の両親が急に優しくなってからで、アンチブログなども一切見なくなってしまいました。
 
 頂いたコメントを見せて、両親に「もうずっと前から非活であること」「池田氏を尊敬していないこと」などを話すつもりがあるのか聞いてみたんです。
 疎遠になるとわかった時と、挨拶して交流を持とうとしている今とでは状況が違って、嘘をついてごまかしてもいづれわかってしまうんですよね。
 ご本尊は2Fロフトの上、それも仏壇の中ではない^^;
 両親が泊まりに来たとて会合に出るわけでも、題目をあげるわけでもなく、例えば数日滞在することになれば(遠いので来たら1泊というわけにはいかない)一切活動に出ずのままの彼の私生活がバレます。
 その時には私達の子供もいるかもしれない、すぐ近所にある私の実家も巻き込んでしまうかもしれない、さすがにずっと騙されていたとわかって平然としている親はあまりいないんじゃないでしょうか
 学会員となればなおさら。
 
 今であればこの波風を受けるのは私と彼だけで済むんです。
 彼も「もし私がバリ活のお嫁さんだったらどうする?」と聞いたら「絶対嫌だ」と言うほどですから活動する気もなさそうですし、後々のことを考えれば今告白してもいいわけです。
 むしろ今しかできないことだと思います。
 このタイミングを逃せばこの先、二度と両親に本心を打ち明けられないまま嘘の上に作る笑顔で接し、いつバレるともしれない不安と戦いながら、バレた時には大変なことになってしまいます。
 バレた時に関しては私も家族も大変でしょうけれど、それまでのストレスはほぼ彼負担。
 私にとってはバレさえしなければ影響は薄いですが、彼にとって自分の親に対しそれでいいのか、そうも思いました。
 私は彼に聞きました。
 
 いづれバレた時にはもっとたくさんの人を巻き込んで、大変なことになるのに平気なの?
 一時的に誤魔化せたとして一生そうやって嘘の上に築く笑顔だけで親子としてやっていくの?
 今ならば私達だけで済む、でも今後子供や私の家族、誰を巻き込むかわからないのに、それを考えたことはある?
 今は穏便に済ませられるかもしれないけど、一生こすとこさんのお宅のような穏やかな日は訪れないよ、それでもいいの?
 
 今こすとこさんも少し大変なのですが、その時は存じなかったので、勝手に利用してごめんなさい。
 こすとこさんのお宅はそれでも、こすとこさんが幸せに暮らしているのだと「理解」してもらえていますし、やはり全て嘘でかためるよりずっと良いと私は思います。
 
 ゆっくりと目を見て一生懸命私が言い終えたら、それまで頑なだった彼が急に子供のような顔で「よくない! そうだ、よくない、チョココ偉い」としきりにはしゃいでいました。
「チョココ偉いな、よくそこまで頭まわるね、偉い」と繰り返し、頭も撫でられました。
 バレたらバレた時考えたらいい、くらいに思っていたようです。
 考えることを無意識下に放棄。
 
 どう考えても私が偉いわけじゃなくて、普通はちょっと考えたら後々まずいことになるというのはわかると思うんですけど!
 
 嘘の上に笑顔を作っていくことも、将来子供や私の家族らに迷惑をかけるのも、彼は嫌だと言いました。
 そうだろうなとは思っていたのですが、彼の考えがそこまで及んでいないもので、苦言するしかなく^^;
 
 彼は「両親に、ずっと非活であることを話す」と決めました。
 挨拶に行く際は大荒れになると思います。
 私は大丈夫です。
 が、今回一番負担になるのは彼ですから、そばで支えていかなくちゃですね。
 
 両親に住所を教えても、子供を会わせても、……むしろそれを楽しみにできる日が来ることが願いです。
 そのためには今ここで嘘を付くことは答えではないと、私はそう思います。


彼の両親、態度激変

2006年07月06日 | 学会員との結婚への道
 彼の両親から電話がかかってきました。
 
 ちょうどその時私達は私の古い友人達と飲み屋にいました。
 当然、彼の両親からの電話に出られるはずもなく、帰宅してから3件溜まっている留守電を再生。
 
 この前は悪かった、嫁に信心させるかどうかは二人の問題だ。
 一度ゆっくり話したいと思っている、また電話する。

 
 まるで台詞を読んでいるかのように、全く同じ台詞の留守電が3件入っていました。
 彼が同じ留守電を再生してしまったと勘違いしてしまったほど。
 あまりに前回と言っている事が違うので私も彼も「これは何の作戦?」という気持ちを抱かずにはいられませんでした。
 
 その後かけ直して通話した内容はこんな感じです。
 
 
 この前は一方的に厳しく言って悪かった、お前を思ってのことだ、それはわかってくれ。
 いろいろあって急な話だったから混乱した。
 嫁が信心するかどうかは二人の問題だ。
 もう門前払いというようなことは決して言わないし、しない。
 勧誘もしない。
 一度彼女に会わせて欲しい。
 子供のことも二人の問題だから口を出さない。
 ただしお前はしっかり信心をしろ、命かけて題目をあげろ。
 結婚報告を受ける直前の帰省時にお前がこづかいを断ったり、お父さん達のものを買ってきてくれたりしてとても嬉しかった、急に自立した大人のようになった気がして正直戸惑った。
 これからはお父さんがしてきたことをお前が自分の家庭でやっていくんだぞ。

 
 
 門前払いしない事、勧誘しない事や子供の事などは彼が聞いて確かめました。
 彼のお父さんの意見、180度回転です。
 私達の願い通りの意見ですが、疑いの気持ちは晴れません。
 なぜなら私達はまだ挨拶もしていませんし、こすとこさんのお宅のように「学会員でなくても幸せ」を実証して見せたわけでもないのに、この急旋回なのです。
 用心深く、は捨てずにいようと思っています。
 
 ですが嬉しかったというのも本音です。
 特に最後の、「結婚報告を受ける直前の帰省時に~」の話と、「これからはお父さんがしてきたことを~」の話。
 いい話だな、と素直に思いました。
 お父さんがいるっていいな、羨ましいな、と。
 
「これからはお父さんがしてきたことをお前が自分の家庭でやっていくんだぞ」っていう話を聞いた時、これぞ親の指導だと思いました。
 学会指導だとか仏法だとかの大事さは私には全く理解できませんが、親が子に教えるべきことはこういうことなんじゃないかと。
 子が自立しようとしている時にかける言葉。
 それは何らかの組織に有利になるような条件を突きつけるものであって欲しくないと思います。
 
 そういう訳で、彼の実家へ挨拶に行く、という必要項目が増えました。
 
 正直なところ手放しで喜べる状態ではありません。
 一時的に許すようなことを言って呼び寄せ、実際は違った、といったような例が過去にありましたらぜひ教えてください。
 繰り返しになりますが「言っていい嘘」かもしれないという用心深さは捨てずにおいて、新住所等もまだ言わないつもりです。
 歩み寄れるよう、私という人間を好きになってもらえるよう頑張るつもりでもいます。
 
 彼も私も複雑です。
 少し時間を置いたおかげで冷静になったんだろう、と楽観的な発言をする彼ですらまだ住所は教えない、と言うくらいです。
 少し前進したことを喜びつつ、用心もしつつ。
 
 今はまだ信心していなくてもいい、とか、いづれは、とか怪しい発言もあったんですよね^^;
 
 お守り御本尊だけでも、ってやっぱり言われるかなぁ。
 何て答えようかなぁ^^;
 彼の友人相手なら、しつこければ「破って送り返します(by創価瓦解さん)とか言うつもりだったのですが、彼の両親となるとそれはまずそう。(笑
 入会関係書類にサインしたり会館に行ったりするのも嫌、自分には自分の価値観と考えがある、とかでわかって……くれたらみんな悩んでいないですよね。
 彼、両親には信心しているフリしているので両親を目の前にして彼がどこまで言えるかがネックになってくるかもしれません。
 
 もし彼が曖昧な態度を表した時、両親を目の前にして私が彼に文句言う訳にもいかないから(せいぜいテーブルの下で足を蹴る程度?)、今から強くお願いしておかないと!

バリ活の友人との対面

2006年06月30日 | 学会員との結婚への道

 ここ数日、平穏かつ慌しく動いています。
 手続きに、金策に、家電家具探しに、一ヶ月の間でやるにはぎりぎりで、特に土日はテンヤワンヤです。
 
 彼の古い友人でバリ活の牙城会さんとの対面もありました。
 
 
 実はその前に彼が一人でその人の家に行き、本を借りたのですが、その時にその友人Rさん(以下Rさん)に、結婚することを彼が伝えました。
 彼氏にとってはRさんは学生時代からの最も近しい友達であり妄信である事を認めたくなかった存在なのですが、結婚すると聞いたRさんの第一声はこうでした。
「相手は信心しているの? じゃあ折伏しないと!」
 Rさんの部屋ではその時、Rさん以外にも学会員さんがいて唱題会なるものが行われていました。
 無理だと答える彼に対しRさんは説得を続けます。
「入会しなくてもいいからお守り御本尊だけでも持ってもらおう」
 彼が困り果てた頃、ちょうど胸騒ぎがした私からのメールがきて、彼はそれを合図に帰ってきたようです。
 
 他にも色々と言われたようですが彼曰く「話し方や言い回しは柔らかいが言っている内容は両親と同じ」だったそうです。
 夫が信心しない例はあるけど嫁が信心しないのはダメだとか散々言われたようです。
 それからRさんが最後に出した「お守り御本尊」。
 入会しなくてもいいからお守り御本尊だけでも持ってもらおう、との話。
 
 お守り御本尊は創価学会の会館に行かなければもらえません。
 
 ここまでは知っていました。
 それから。
 
 お守り御本尊は入会しなければもらえません。
 
(創価学会嘘つきさんから教えて頂きました)
 
 おかしいですよね。
「入会しなくてもいいから、お守り御本尊だけでも持ってもらおう」
 とRさんは言ったのです。
 

 でも、入会しないともらえないんです。
 何も知らず会館などに行けば、お守り御本尊をもらうための書類を書かされ、本人も知らぬうちに入会です。
 彼にも確認しました、その通りだと言いました。
 うちの非活の彼氏ですら知っている事です。
 
 彼はRさんの発言に「引いた」そうです。
 それと同時に、かわいそうだと思ったとも言いました。
 しかしRさんの言う言葉は少し前まで自分も信じて疑わなかった事で、MCをチョココがうまく解いてくれた事に感謝している、と話してくれました。
 
 それで先日、Rさんに借りた本を返しに行く事になり、私はどうしても時間の余裕のある時を避けて欲しかったのです。
 囲み説得のセッティングをされたくなかった、彼も同じことを考えていました。
 毎日牙城会の活動で忙しいRさんに連絡して「本を返すだけ」の約束を取り付け、私はそれに付いて行きました。
 
 当然、私が一緒に来る事を知らなかったRさんは驚いていました。
 私はRさんに笑顔で「お話はいつも聞いていたのですがお会いしたことがなかったので一度ご挨拶をと思いまして^^」と名前を名乗りお辞儀しました。
 それから「これからよろしくお願いしますね^^」と念押し。
 慌ててRさんは私に習ってお辞儀をしてくれました。
 Rさんはあまり女性が得意でなく(毎日牙城会の活動が忙しくて彼女作る暇もないとのこと)私の顔もほとんど見てはくれませんでしたが、学会に関する事も言われませんでした。
 このRさんという人自体にはそんなに悪い印象はなかったです。
 大人しくて、真面目そう、といった感じ。
 でもこういう時普通は「おめでとうございます」とか「よかったね」とか言うと思うんですけど、学会的にはおめでたくないのか、言ってはもらえませんでした。
 
 彼に対しては、本を返すと「ど、どうだった? 何かの役に立った?」と私の手前控えめに聞いています。
 恐らく本来ここで説得するつもりだったんだろうなと横で冷ややかに見ていましたが、彼氏が「別に普通、特にどうという事はなかったな」と言ったのでそれで話も打ち切られました。
 
 大人しい人とはいえ、堂々と学会員さんの前で挨拶ができたことは、私にとっても少なからず自信になりました。
 こないだは彼のいない遅い時間に来た聖教新聞啓蒙のお姉さんを一人で追い払ったし^^;
 私も成長しなくては。
 
 
 Rさんとの対面以降、彼は何か吹っ切れたようで「自分はどちらかというとアンチ」とまで言うようになりました。
 かずさんの件もあり、自分の両親だけがおかしいのではないと実感したようです。
 そして彼は学会とは関係の無い、仕事まわりの人達に結婚する事を話し、とても祝福されたと嬉しそうに話してくれます。
「おめでとうっていっぱい言われた」と、驚いていました。
 よく考えたら言われていなかったんですよね、彼の両親からも彼の友人(全て学会員)からも。
「おめでたかったのか!」とでも言わんばかりに子供のようににこにこしています(笑
 
 彼が会社で私の写真を見せて「可愛いって言われた!」とその時の話をしながら私の頭を撫でてくれたり、周囲が歳の差を聞いて犯罪だと冷やかされたとニマニマしたり、新居の話をしたら羨ましがられたとか、最近の彼はとてもかわゆいです。
 少し前まで考えられなかったくらい素直で、そんな風に素の表情で笑う「本当の彼」を大切にしたいと思いました。


かずさんの件・その後

2006年06月30日 | 対創価学会知識
 リアルに忙殺されて一週間も放置してしまいました^^;
 レス遅れたみなさん、すみません、コメント頂いた記事にレスさせて頂きました。
 いつもありがとうございます。
 引渡しまで一ヶ月、土日は特にばたばたしています。
 
 
 かずさんの件ではご協力ありがとうございました。
 ご無事だと知り、私も彼もホッとしました。
 毎日気がかりで、新居手続きなどにまわっている間も携帯で確認したりして^^;
 
 今回犬のメメさんが頑張ってくださったおかげで同じ悩みを持つ人達の繋がりをすごく感じることができました。
 かずさんも「とても救われています」と記事に書いてくださっています。
 メメさんに負担がかかってしまいましたが、かずさんの件は私にとっても他人事でなく、いつ自分が同じ事態になるとも限らず、メメさんが今回してくださったことは私自身の「万一」の時の不安をも和らげてくれました。
 ありがとうございます。
 
 かずさんの記事でも書かれていますが、かずさんに対して心無い言葉をかける人がいました。
 恐らくはかずさんを思っての書き込みでしょう。
 けれどその場に適していない、かずさんにとって傷となりえても決して救いにはならないと取れる内容は読んでいるだけの私も悲しくなります。
 
 学会問題の多くはこの「よかれと思って」の不要な行動だと私は思うのです。
 拒まれても「よかれと思って」相手の状況や体調に関わらず学会指導を押し付ける。
 きっと意地悪でやっている学会員さんなんていないと思います、でもその「よかれと思って」の不要な行動によって人を傷つけてしまうんです。
 
 聖教新聞啓蒙も、囲み折伏も、入会しなければ結婚を認めないのも「よかれと思って」でしょう。
 
 困っている人や悩んでいる人にかける言葉は、答えは1つではないと私は思います。
 誰かの教えの通りに、いつも同じ助言をすることが正しいとは思いません。
 その人にはその人の悩みがあり、それぞれ状況も状態も違う。
 ケースバイケース、バリさんも学会の教えを優先するではなく、教えに反してでもその人本人の気持ちや体を考えて言葉をかけて欲しいと願います。
 
 
 とは言え、今回は同じ悩みを持つ人同士の繋がりをとても感じられました。
 私がつらい時にもたくさんの人に助けられましたし、人を傷つけるのも、人を助けるのも「人」によってできることなのだと思いました。
 かずさんに起こった事は私とて他人事ではありません。
 彼氏を信じてはいても「いつか裏切られるかもしれない」という不安は捨てる事ができないのです。
 現実世界で相談ができない悩みでも、頼る場所、頼れる人達がこんなにもいるということは私にとっても心強かったです。

創価学会員との恋愛

2006年06月23日 | 対創価学会知識

 先に前記事の「取り急ぎ、かずさんのブログ」を読んでください。
 そしてできれば、かずさんのブログへ駆けつけて欲しいです。
 
***************
 
 私達、学会員と恋愛する者はいつも口にするのも怖い、不安を抱えています。
 普段はなるべく直視しないように心がけています。
 
 いつか、自分より学会を選び、裏切られてしまうのではないか。
 
 マインドコントロールから解放されつつある彼氏を持つ私ですら、未だにこの恐怖から逃れる事はできません。
 一度、一時的にでも彼との別離を経験した当時のあの絶望感と、悔しさ、理不尽さ。
 
 あの時の私はとにかくブログを書き、読んでまわり、頂いたコメントで得られる共感に救われました。
 人に相談できない学会問題を、同じように感じる人がいると知る事で孤独から逃れられたんです。
 
 
 私はかずさんの記事への誘導記事を書きながら、初めて自分のブログのカウント数を利用したいと思いました。
 1日大体1000カウント前後です。
 自分でもこの数に戸惑いながら最近では、これが学会問題に悩む人の数の多さなんだと重く認識していました。
 一人でも多く、かずさんのブログを見て欲しい、一人でも多く、かずさんに声をかけて欲しい、そう思います。
 
 アンチができることは限られています。
 せめて同じ悩みを持つ友人に孤独を感じさせない、それしかできないけど、でも私はそれによって救われたし、そのために書いた「相互リンクのお願い」の記事に、かずさんは同意して書き込みをくれました。
 まだ当時どなたともリンクしていない、コメントもなかった当時のかずさんが最初にここを貼ってくれたのはアンチの「横の繋がり」「その通りだ」と少なからず感じてくれたからだと思っています。
 だからかずさんもそれによって、少しでも気が楽になる人なのだと信じて、記事を書きました。
 
 
 もし、学会員の恋人の事で悩んでいて、吐き出したい人がいたら遠慮なく、記事内容に関わらずコメント欄にお願いします。
 私には建設的な事は何も言えないかもしれませんが、きっとその気持ち、共感し合えると思います。
 もしかしたらここを覗いてくれている人達が助言をくれるかもしれません。
 どうか思いつめる前に私でも、誰でもいいですから、とにかく話してください。
 それから必ず時間を置いて、意見を読みに戻ってきてください。
 緊急度が高ければ、それも正確に伝えてください。
 
 お願いします。
 私がここで知ったように、孤独な悩みではありません。


取り急ぎ、かずさんのブログ

2006年06月22日 | お知らせ
 学会家庭に生まれ、幼い頃から疑問を持ち脱会したかずさんに何かが起きています。
 取り急ぎ、メメさんがこの緊急事態を知らせてくれました。
 
 皆さん、学会問題に悩む皆さん、かずさんが一人ではないことを伝えて欲しいのです。
 かずさんの最新記事「生きた証」のただならぬ雰囲気、何が起きたのか詳しくはわかりませんがそのタイトルから事態の重さを感じます。
 
 身内が学会で、彼女も学会で、でも自身だけは学会の悪い面を知ってしまい絶対に信じられない、そんな中で追う傷はきっと私より深い。
 ただでさえ相談できない学会問題、この四面楚歌……想像するだけで恐ろしいです。
 でも話を聞いて同じ痛みを知る事ができる人がいることを、かずさんには今知って欲しい、そう願います。

命の重さ

2006年06月21日 | 対創価学会知識

 過去記事「コメントに関して」に初めてコメントをくださった旅人さんのお話を読んで、こんなことは二度とあってはならないと思い、願いを込めて記事にします。
  
  (ここから)

 僕は無宗教、彼女は一家総出で学会員。僕と付き合い子供を宿し、おろし、別れました。
 
重い重い業を背負いました。

僕の考えは、僕は未加入で、彼女は学会を続ければいいと。子供は成人して自分で宗教を決めればいいと。
それがお互いの歩みよりだと想っていました。

しかし、彼女の家の方では、それは上手くいかないと。
彼女の両親に逢いに行って結婚させて欲しいと言いましたが、
結局、学会の話をされ。
チョココさんの彼氏の両親の話、とてもわかります。
「お互いが同じ方向を向いていないと上手くいかない・・・」
同じ話されました。
そして、彼女もやはり一緒のものを信じて欲しいと、おろすことを決めてしまったのです。

>本当に、創価の問題で大切な人を無くしたり、
>傷ついたり、絶望してどうしようもなくなっている人がいるのが事実です。
>何年経ってもトラウマのまま生きてる人もいます。
みきさんの話、その通りなんです。
例え、「全ては私利私欲のためだった」と言われ解散しようと、ずっと傷は消えません。

ちょんさんの言葉
>本当に彼氏の事が好きならば、何もかも受け入れられるのでしょうか?私はそれほど彼氏を好きじゃないのでしょうか。。
このコメントを見たら涙が出てきました。苦しいですよね。
「好きじゃないのか」そんなことはありません。愛しているからこそ悩むんだと想いますよ。

僕らは、子供の命をも手に掛けた。
相談していた友達の中には、「お前らは最低だ」と言われたりもしました。

この事が無ければ、恋愛して、結婚して子供産んで・・・
そんな当たり前の幸福が欲しかっただけなんです。

入信しようが脱会しようが、確かに上手くいくところもあれば、
上手くいかないところもある。
最終的には、当人同士が決めていくもの。
だけど、悲しい想いはどうかないようにと願うだけです。


  (ここまで)
 
 私はこれを読んで言葉を失いました。
 どこかまだ学会を甘く見ていた所があったようです。
 
 命を差し置いて優先するものなど何がありますか、子を殺してまで得たい幸せとはなんですか
 
 この彼女さんのご両親は今頃、「あの時ああしておいてよかった」とでも思っているのでしょうか?
 命を平気で見捨てるような人々に、人の幸せを祈る宗教だなんて言って欲しくないです。
 
 二度と同じ命は戻ってこない、生まれてこない。
 例え彼女がこの後何度出産したとて、失われた命は二度と戻らない。
 
 一部の学会員が、などとは言わせません。
 彼にも読んでもらい、聞きました。
 もし私のお腹の中に子がいても、彼の両親は同じ事を言ったと思うかと。
 いつも楽観的でこういう時必ず「そんな事ないと思うけど」と言いそうな彼が、そうは言いませんでした。
 恐らく同じ事を言われるだろうと
 他人事ではないのです。
 
 彼がはっきりと怒りをあらわにしました。
「学会に向かって、これは違うとはっきり言える、命より大事なものはない」
 当たり前です。
 他にも色々言っていましたが自分の頭が沸騰していたのでよく覚えていません。
 
 旅人さんの元彼女さんを批難すると旅人さんに悲しい思いをさせてしまうかもしれないのであまり言いたくないですが、自分の愛する人との間にできた子を殺してまで欲しい幸せってなんだったのでしょうか。
 自分の娘に中絶させてまで得たい幸せとはなんだったのでしょうか。
 
 非学会員の恋人とのお付き合いで悩んでここに辿り付いた方、よく読んで欲しいと思います。
 入会しなければ結婚しない、と言う事はこういう事なんです。
 その延長線上にこういう悲劇が起きるという事を、私達はもっと自覚しなくてはならないと思います。
 別世界の話ではないんです。
 
 
 彼女さんが学会員である前に、母であるという事を自覚して欲しかった。
 私がもし妊娠していて彼の家族に同じ事を言われ、彼に見捨てられたとしても、子を守るために失踪してでも逃げ回ります。
 子を持つお母さん方ならもっとおわかりになると思います。
 男がどう言おうと産む産まないは結局女が決める事です。
 しかし女だけの責任だとは言いません、旅人さんの言葉の端々から感じる後悔の言葉から、しっかり責任を感じていらっしゃるのがわかります。
 
 私にこの話をしてくださったという事は旅人さんは「命を守れなかった当事者」としてご自身を責めているだろうと思います。
 学会への怒りよりもそれがとても伝わってきました。
 そして私の彼に、彼女さんと同じ選択をしないようにと。
 
 一部の学会員の事だとは思わないでください。
 極端で、かつ矛盾を持つ、創価学会の教えが引き起こすんです。
 子供ができたら別でしょう、とわかる学会員さん。
 バリさんの「結婚するなら折伏を」「信心しなければ結婚を許さない」という指導の先に、こういった例があることは少し考えればわかるはずです。
 どうして疑問を投げかけないのですか。
 
 
 冷静になるために2日起きましたがやはり言葉がきつくなってしまいました。
 私達のためにつらい過去を話してくださった旅人さんに感謝致します。
 しっかり教訓として屈する事無く自分達の、自分達なりの幸せを守っていこうと思います。
 


新居

2006年06月20日 | 学会員との結婚への道

 最近悲しい話が多かったので、たまには明るい話題。
 たまには、というかあまりなかったかも^^;
 
 新居が決まりました。
 不動産巡りはタイミングだと思っていたので早めにまわっていたのですが、最有力候補としていた物件が平日中に先に売れてしまったその日に飛び込んできた新物件がありました。
 これが、すごいんです!
 デザイナーさんが手がけた家で、今流行りのリビングイン階段、窓が多くて人と目が合わないように設計されてて、天井は高いし庭は広いし南だしで、他にも私達の好みど真ん中な条件ばかり。
 数邸しかなくて、角地の一番気に入った家をその日に決めてきました。
 その日のうちに全部完売したので、即決してよかったと彼と何度も言い合いました^^;
 
 学会問題だけを残して、私達は無事に進んでいます。
 
 不動産巡りの際、私の母も混ぜて一緒にまわっていたので、彼と母のぎこちなさが徐々にマシになってきました。
 私が少し離れている隙に、現地のデザイナーが「ご夫婦ですか?」と素で母と彼に向かって話し掛けていたり(笑
 母、若いんですよね^^;
 私が飛び出して、「こっちは母なんですよ、私です」と言うとまた驚かれて、若すぎる! と言われて母も気をよくしていたみたいです。
 
 
 彼の母からは「親を裏切るのね、親を信じられないのね」といったメールが届きます。
 親子の情を利用したかけ引きのような手を使う、本当に許せません。
 子供にとってこれ以上の脅し言葉はないでしょう。
 さすがの彼も落ち込んでいました。
 
 新居の件で毎日慌しくて、引渡しまでそんなに期間がないので揃えなければならない家具や家電の話をいつもしています。
 その話をしていると彼も明るく笑ってくれます。
 新しい家具や家電、お庭をどうするかと二人で妄想するのは楽しくて、こういう普通の幸せを二人で感じていけたらと思います。
 
 人生抄を少し読みました、これから続きを読みます。
 そのうち感想など書いてみたいと思います。
 とりあえず、彼のお父さんとの対立時に使える文章探し頑張ります。


コメントに関して

2006年06月15日 | お知らせ

 コメントレスが途中ですが取り急ぎ、先に記事を書く事、失礼します。
 
 今まで学会問題に関して人に相談できたこともなく、言葉をかけてもらうこともなかったのでお返事を返す事でも私のストレスはとても和らいでいました。
 そのため毎回長くなってしまい時間もかかってしまって、逆に皆さんにご心配をかけてしまうような事態になってしまいました。
 すみませんでした、お気遣いありがとうございます。
 
 私のブログはまだ設立して間もないですがアンチ系ブログにも関わらず、いまだ過激なシンパさんがいらっしゃる事もなく、悪意のあるコメントを頂いた事もありません。
 もちろんコメントを削除した事もありません。
(自分の投稿ミスを2度くらい消した事はありますすみません;)
 親身になってくださるコメントばかりで、私も彼も大事に読ませて頂いています。
 
 今回私のお返事が遅かったばかりに、コメントをくださる方々同士の意見の行き違いが起こってしまい大変申し訳ないです。
 
 ナウシカさんが池田大作氏のエピソードを書いてくださったのには実は他のブログさんでの会話があっての事なんです。
 私の彼の、お父さんが通話中に「嫁に信心させんでもええって言う幹部がおるか聞いてみい! おったら認めてやるわ!」と言っていた事に関して(前記事「連日の電話説得」のお父さん会話参照)、前記事中でもその情報が欲しいと書き、皆さんからそのコメントも頂いていました。
 そんな中で、犬のメメさんのブログで私の記事を取り上げてくださっていて、そちらにもたくさんのコメントが寄せられています。
 そこで初めて交流させて頂いた方々の中にナウシカさんもいらっしゃって、コメント中に彼のお父さんが言っていた内容の情報が書かれていました。
「人生抄」と「青春抄」という書物に私達が探していた教えがあるそうで、それをお父さんに見せればあるいは、という思いでお礼を言わせて頂いたんです。
 私も彼も、今は藁にもすがる思いですので彼の友人(学会員)で一番理解がありそうな人に早速メールして、もし持っていたら貸して欲しいとお願いしました。
 
 その経緯がありましたので、事実としてそういう事があったのだと、池田氏のエピソードを書いてくださったのだと思います。
 ありがたく彼と一緒に読ませて頂きました。
 
 お返事が遅れて誤解を生んでしまったこと、ナウシカさんにも、アンチの方々にも大変申し訳なく、お詫び致します。
 ごめんなさい。
 けれどアンチの方々が私を気遣って庇おうとしてくださった事に、なんだか仲間として認めて頂いたような気がして嬉しかったです。
(不謹慎でごめんなさい)
 
 彼はすでに池田氏への尊敬の気持ちは消えています。
 私が考える池田氏像というのは、好きでもなく嫌いでもなく、知らないおじさん。
 あえて言えば、言いたい事と言わなくてはならない事が混在している為に矛盾を起こし、学会員に嫌われてでも妄信さんへ苦言したりする努力(勇気かな?)が足りない人、という印象です。
(彼もこの意見に同意しました)
 それ以上でも以下でもありません。
 学会や池田氏に興味が湧いて情報を求めたわけではなく、情報をくださったナウシカさんもそれをよくご存知の上でくださったのだと理解しています。
 
 学会に対して、また池田氏に対して相容れない意見を持っていたとしても、同じ人として共感してもらえたらと思います。
 彼のお父さんのような発言をされる方とは打ち解けられない気がしていますが、学会に対して、その教えに対して妄信ではなく冷静に「人に迷惑をかけてはいけない」「間違っている事は間違っている」と言える人なら共存することも不可能ではないのではないかなというのが私の今の考えです。
 
 最後になりましたが皆さんコメントありがとうございます。
 彼が「これは本当に深刻な問題だ」と自覚するに至るには、頂いたコメントの数々無しには難しかったんです。
 学会に疑問を持つ事や、それに対して強い態度に出る事を共感してもらえたり褒めてもらった事が生まれてから一度もなかったようで、今回それによって確信を得ていました。
 最近ではアンチ記事を読む事にも抵抗がないようで、先日彼が「ある意味、両親には感謝している」と言いました。
 なぜかと聞いたら、「両親の(妄信の)おかげでマインドコントロールに気付いて、こうして一緒に調べる事でチョココとの仲が深まった」と。
 
 ここまで来るに至り、ブログがなければ婚約にすら至っていなかったかもしれない事を考えると、私達をご心配くださる方々同士も穏やかに過ごしてくださると嬉しいなと思います。
 私が完全無宗教である事で、学会員の方には嫌な思いをさせてしまう記事やレスもあるかもしれません、その時は声を荒げる事無く優しく知らせて頂けるようお願い致します。

 ああやっぱり記事長くなってしまいました(泣
 素の性格がおしゃべりなもので……すみません、なるべくコメントが多い時は長くなり過ぎないように、時間のズレが起きない事を優先したいと思います。
 
(HNをそのまま記事に出しましたが、もし伏せた方がよければご連絡ください)


連日の電話説得に

2006年06月13日 | 学会員との結婚への道

 たくさんの助言ありがとうございます。
 あの後、次の日も彼の母親から彼へ、長文の説得メールがきて、その内容は「相手が入会できないならその人とは縁がない」といったものでした。
(詳細は別途)
 帰宅してすぐ彼はそれを私に見せてくれて、返信もしてないことを教えてくれました。
 
 それを見てたまらず、私は自分の記事を初めて彼に見せました。
 それから頂いたコメントも見せて、彼が記事を読んでいる間にもどんどんコメントが寄せられて、彼もとても驚いています。
 世間から見て、また元学会員の方や2世3世の方々から見て、自分達はこう見えるのだと彼が初めて知った瞬間でもありました。
 今まで彼は、私のブログに許可を出してくれてはいましたが覗いた事も、覗こうとした事もなかったのですが熱心に見入ってくれます。
 両親との一件で、彼も学会への疑問を持ち、確信に変える事ができたようです。
 このブログで頂いたコメントは私達の財産です、まずお礼を先に言わせてください。
 ありがとうございます。
 
(6/16:追記:前記事のレスは一応全てし終わったと思います、漏れがありましたらお知らせください)
 
 ちょうどブログ記事とコメントを読み終えた時に、また彼の父から電話がかかってきました。
 前日に続き1時間もの通話で、前回と同じくどちらかの充電切れにより終了しましたがそれがなければいつまで続くものかわかりません。
 
 これから取っておいたメモを見て思い出しながら内容を書きます、それから彼の胸中にも変化があった事をその後に書いてみます。
 
 
 まず彼のお母さんからのメールの要約です。
 
 私の何十年もの信心の中で、信心しない嫁と結婚して今になって宿業が出て相当苦しんでいる人が身近に何人かいます。
 使命を忘れ、又福運が切れると待っている宿業が出てくる、以前信心を離れた結婚をするとその先は地獄の苦しみの生活が待っていると言った事覚えてないの?
 一時的には幸せそうでも、長続きするはずは絶対に無い!!
 自分の長い信心で断言出来る。
 どんな事があっても信心で乗り越えて、何よりお父さんが言っていた絶対の幸福な人生であって欲しい。
 難しく考える事はない。
 ○○家の信仰を一緒に守って欲しいと勇気を出して彼女に言ってください。
 一番の根本を忘れてる!
 彼女がそれで結婚が嫌だと言うなら人生のパートナーではなかったという事、本当に結婚したいなら言う事を聞いてくれるはず。
 なぜなら○○家の一員になる人は必ず信心する人が縁するはずで、そのために私達は頑張っている。
 他の兄弟はあなたと違いますよ、結婚相手を必死に折伏し祈っています。
 兄弟は信心や先生への思いを忘れる人間ではありません。
 
 
 彼はこのメールには返信しないまま帰宅しました。
 彼のお父さんからかかってきた電話内容(あまりに声が大きくて部屋中響き渡っている)からも、返信していないとわかります。
 
 地獄の苦しみが待っていると脅し、会ってもいない私を信心していないというだけで絶対に長続きしないと断言し、考える事を停止させ、信心しないなら人生のパートナーではない、と。
 大好きな彼のお母さんを悪く言いたくないですが、なんて失礼な事を言うんだろう、と悲しみより先に怒りが爆発しそうでした。
 
 
 彼のお父さんの、今回の会話内容は前回とは若干違いました。
 彼の態度も、返事も。
 
 その会話内容を書き出します。
 
 お母さんからのメールを読んだだろう、わかっただろう。
(わからない)
 お前、来週一人で帰って来い。
(仕事があるから無理)
 遊びだろ? 遊びなら断れ、全部断れ、人生かかった大事な話だ。
(遊びじゃない)
 お前の結婚を祝いたいから、祝える形にするために一度しっかり話さないといけない。
 彼女にも納得してもらわないといかん。
(二人の間ではもう納得している)
 あほ、そういう事やない、いいから一度一人で帰って来い。
(話しても反対するんだろ、と彼)
 反対やなんて言うてへんやろ。(←確実に何度も言ってる)
(言ってる)
 あほ、あほ、彼女の事何も知らんし、お前からどういう人かきちんと話してもらってから連れてくるのが筋や。
 どんな女か知らん、いきなり連れてきても会わん。
 いいから来週一人で帰ってこい。
(そのために連れて行くんだし、彼女の話を自分が話すと内容も変わってしまうかもしれないし2度も行く意味がない)
 あほ、あほ、どこの田舎の邪教でもな、嫁に入った女はな、どこの邪教でもその土地に染まるのが当たり前なんや。
(そんなものは昔のものだろ)
 お前はあほや、わしもそうしてきたんや、幸せはどうするんや。
 お前、地獄に落ちるぞ。
 信心してるんやろ、創価の学校ずっと通ってきたんやろ、それを全部否定されとるんやぞ。
 誰のおかげで生きてきたんや、一人で生きてきたんかお前。
(それは感謝してる)
 この事を誰か幹部の人に相談したか?
 彼女が入会を拒否しているんですって相談したんか?
 誰でもええ、幹部に聞いてみろ。
(しないし、どういう答えが返ってくるかわかってる)
 あほ、なんやそれ、人に相談するのは当たり前やろ。
(できたら入会させた方がいいですねーって言われるだけだろ)
 あほ、あほ、できたらやないわ、必ず、や!!
(人に相談するのが当たり前なら、相手が学会員である必要はないはずだ)
 あほ、お前はあほだ、御本尊は命やぞ、命より大事なものやぞ、それを持っていない外部の人間に何がわかる!
(同じ人間だろ!)
 お前が言うてるのは外部の理屈や、お前あかん、やっぱり来週一人で帰って来い。
 電話じゃ大きな声も出せんし親の顔見てしゃべれ!
(電話でも十分大声出してるし、話せてる)
 子供どうするんや、学会に入るかどうかの判断なんて十五とかにならんと言われへんぞ、ええんか!
(うん、それでいい)
 あほ、お前はあほだ、どんなええ女やねん、なんか負い目でもあるんか、そうやろ。
 お前その女に負い目があるんやろ、なんやゆうてみろ。
(そんなものあるわけない! 本人の気持ちはどうなるんだ!)
 いいやお前その女に負い目があるんや、週刊誌やらその女やらから教えこまれたんやろ。
(そんなものない! 自分が好きだっていう気持ちはどうなるんだ!)
 学会を否定するってことはお前自身をコケにしとるんやぞ。
 嫁になるんやったら信心するんが当たり前や。
 負い目がないんやったらついてこさせろ、言うこと聞かせろ。
(そんなことするつもりない、全てが思い通りにはならない)
 彼女連れてくる前にお前が一度一人で帰ってきて、ちゃんと話せ、そうやないとあかん。
(行ったって信心させろっていう話にしかならんやろ!)
 あほ、あほ、お前はあほだ!
(信心さえしてればどんなんでもええって言うんか!?)
 あほ、当たり前やろ!!
 そんなもん当たり前や、まずは信心や!
(……)
 嫁に信心させんでもええって言う幹部がおるか聞いてみい!
 おったら認めてやるわ!
 いいから一人で帰って来い、そうやないと連れてきても玄関には入れへんぞ!
(俺と彼女を家に入れないってことか)
 お前は入ったらええ、その間彼女は玄関の外におったらええやん。
(……)
 そんなもん知らん、絶対入れへんで!
(それは学会以前に人としてどうなんだ?!)
 ええからお前一人で帰ってこい、わしとお母さんとでゆっくり話してやる。
 信心さえしてれば幸せになれる。
(じゃあ信心してれば犯罪がなくなるって言うのか?)
 ああ? 世界中の人が学会員になれば犯罪はなくなるやろな。
(あの事件やあの事件、あの事件も学会一家なのに犯罪犯してるけど?)
 あほ、それは週刊誌の言う事やろ、お前週刊誌の言う事信じるんか。
 週刊誌もネットもあんなもん嘘ばっかりや!
(父さんは自分で調べたの?)
 あほ、そんなもん見る気にもならんわ。
(調べても見てもいないのにどうしてわかるんだ)
 そんなもん当たり前の話や! あんなもん嘘ばっかりや!
 それにな、自殺するようなやつは元々上辺の信心や、犯罪犯すやつもみな上辺だけの信心や。(←この発言許せない)
 お前ほんまあかん、一度帰って来い。
(行っても納得しないよ?)
 あほ、あほ、ちゃんと親の顔見て話せえ!
 ええから帰って来い!
 
 
 ここで充電が切れたので電話を切りました。
 実は私この時耳栓してたんですけど、ずっと丸聞こえでした。
 そのくらいに十分大声で話しているし、一対一で話すのに電話も対面も変わらないと思います。
 終始、一人で帰ってこいと言っていたようにそれが今回の電話の目的だったようです。
(会話内容で何度も重複していますが敢えて書きました、実際にはもっと言っていたと思います)
 
「あほ」という単語が前回に増して、記述した以上にもっと使われていて、それが聞こえるたびに私がイラっとしていました。
 そのうち、あほって言うな! って我慢できなくて口パクで言ったら彼がなだめてくれて、「ああ俺はあほだ」と言い返す場面もありました。
 前回と違って彼が強気で、途中でいつも大人しい彼が大きな声を荒げる事すらあり、特に「彼女に負い目があるのか」と言われた時には私の顔色が変わったんですけど、それ以上に彼が強く否定してくれました。
 
 電話を切った後、彼は私のブログでリンクさせてくださっている方々のブログに興味を持ってくれました。
 白いチワワさんのブログは以前彼も読んだ事があったのですが(過去記事こちら参照)その更新された記事と、こすとこさんの逆アポなし訪問記事canary_windさんの絶対的幸福についての記事犬のメメさんの記事も読んで所々面白い箇所でウケていました、非常に真剣に読んでいました。
 
 これならきっとと思い、創価学会嘘つきさんのブログを彼に紹介しました。
 学会&非学会の話、つらさに関しては否定する事の出来ないものですが、創価学会の組織自体への、MCへの否定は拒絶反応が大きいかもしれないと考えていたんです。
 私が読んで欲しいと思ったものを読んでもらった後、もくじから彼が興味のある記事を一人で読んでいました。
 
 以下、自分用メモ代わりでもありますが私と彼以外にも参考になるかもしれないので、その記事のタイトルを書き出しますね。
 
05.入信編その4 幸せになっていない人
19.創価学会の幸福とは?
20.創価学会を断るには?
23.弓谷元全国男子部長の解任 その1
24.弓谷元全国男子部長の解任 その2
37.創価学会を断るには? その2 (興味ありません。で断れない身内の場合)
60.女子部の少なさ
 
 私が勧めたのは05と20と37です。
 それ以外は彼が進んで選んだ記事でした、その他に、
 
73.池田大作氏の名誉や表彰(創価の財務とは? その2)
 
 73を以前読んでもらって、池田大作氏を無条件に崇拝する事について疑問を投げかけた事があります。
 
 彼が記事を読んだ中で強く興味を持ったのは、この文章です。
 
>>  そして学会指導も場合によりけりで変わってきます。
>> 昔は病気の人がいると一家で信心しないから治らないんだ、病気になるんだ!駄目なんだ!何て言う指導があったそうです。
>> 学会には「一家和楽の信心」という指導もあり、家族全員信心していないと駄目だ!なんて厳しい物からあなた1人でも信心していれば、家族全員を幸せにしていける、という指導もあります。
>> 実にその辺はあいまいです。

 
 この「あなた一人でも信心していれば、家族全員を幸せにしていける、という指導」についてです。
 彼のお父さんは「幹部で一人でも、信心させんでもええって人がおったら納得してやるわ」というような事を言っていたので、恐らくいないだろうという前提で話されていますが、もしこの教えが実在するならばお父さんの言い分は間違っている事になります。
 また「そんなもん知らん!」と白を切られるかもしれませんが、突きつける価値はあると思います。
 2世3世さん、元学会員の方々、現学会員の方でも幹部の方でも構いません、事実としてそういう教えがあれば教えてください。
 どこで聞いたとか、聖教新聞記事でも何でも構いません、資料があれば非常に助かります。
 
 個人的には池田大作氏が家族を折伏していなくて浄土宗である事を初めて知って、それが納得いかないです。
 どうして私達がつらいめに遭っているのに本人は知らん顔なんですか?
 
 通話中、彼が怒りで声を荒げた時、手が震えているのに気付いてたまらない気分になりました。
 
 彼が昨日寝る前に、バリ活がこの記事を見てどう思うのかな、と言いました。
 何を言うかは想像できるじゃない? 出て行ったら囲まれるよ? と私が言ったら、もう今は囲まれても洗脳されたり納得したりする事はない、と言ってくれました。
 もしかしてマインドコントロールから開放されつつある? と聞いたら、そうかもしれないとも。
 
 実は彼が帰宅する前に男子部のアポなし訪問が来て、わかりやすいなぁ前途多難だなぁとそれも含めて気分が悪かったのですが、彼が自覚し始めてくれたのは本当に嬉しかったです。


入会しないなら結婚を認めない、と。

2006年06月12日 | 学会員との結婚への道

 私が考えていた以上に、実情は酷いものでした。
 また急展開ですみません。
 愚痴らせてください。
(一部引用コピペ不可の部分があります、この記事の最後参照です)
(6/12夜:加筆修正、記事末尾に補足)
 
 
 彼の、母親(以下:彼母)から、彼の携帯にメールが届きました。
 彼母は先日の電話(←過去記事参照)以来の登場です。
 彼母は1世学会員で結婚時に夫を入会させ、幹部経験者でもある完全なるバリ活さんです。
 彼から許可が下りたのでメールの内容を書きます。
 
「日曜日帰ってくるの?
 もしそうならば早めに連絡ください!
 それと○○君がなんと言おうと信心の話はしますよ!
 やさしく話すから心配しなくていいよ。待ってるからね!」

 
 ちょうど私と彼は車の中で、彼は運転していたのでメール開封を私に頼んだ時でした。
 えらいものを見てしまいました。
 
 ネットで見た通りのバリ活さんの反応だ! とのん気にも吹き出した私ですが、すぐ事態の重きを悟り彼に伝えます。
 彼も「げっ」という顔をしていました。
 私が察するに、まだ日にちがあるのに早めに教えてくれというのは、もしかして学会員の知り合いでも調達する気だったのでしょうか?
 いくら食事の手配や掃除云々あれど、連絡が3日前くらいでも問題ないはずです。
 
 彼の返したメールはこうです。
 
「帰るのは再来週にしました。
 相手の親御さんには先日挨拶してきました。
 信心の話は控えめにお願いします」
 
 すでに彼の親御さんには私が嫌がっていると伝えてあり、それが事実なのですから控えめにとお願いするのは当然ですよね。
 いきなり初めて遠くからの来客に、相手が嫌がることを強要すること事態が非常識です。
 
「わかりました。 が、○○君そんなのでいいの?
 なにより信心でしょ? 大事な事忘れてない?

 
 血の気が引きました。
 彼も返信します。
 
「自分の信心に関しては彼女に認識してもらってるし、
 彼女が無理なら仕方がないんじゃない?
 一度話して相手が納得しなければそれで諦めてね。
 自分は彼女が信心しなくてもいいと思ってる」
 
 しばらくしてまた彼母から、今度は長文が届きました。
 長いので、かいつまんで書きます。
 
 いつからそんな考えになったの?
 彼女はしなくてもってどういう事?
 ○○君が決めた人なら反対はしないと決めていた(過去形)が、それは信心さえしてくれれば何も言う事はないから。
 何で信心できないの?
 凄く悲しい!

 
 こんな感じです。
 私と彼が絶句したのは言うまでもありません。
 
 反対しないことを過去形にし、それは信心さえすればという事。
 つまり、信心しなければ反対しますという事です。
 彼が返信内容を考えていると、突如彼母から電話着信。
 思わず顔を見合わせ、携帯を手に取りまごまごしているうちに勝手に留守電に転送されてしまい、すぐに留守電通知が届きました。
 
「相手を信心させんでもええっていうのはどういうことや」
 
 電話のしゃべり手は彼母ではありませんでした
 ドスの聞いた男の人の声です。
 それから次に、それまでどこか楽観的だった私達の表情が一気に凍りつく言葉が出ました。
 
「嫁にする人を入会させんでもええって、
 
  お前、どうなるかわかってるやろな

 
 
 どうなるかわかってるやろな。
 こんなのヤクザじゃん!? って私は思わず叫んでいました。
 彼も意外そうな顔をしています。
 声の主は、彼のお父さんだそうです。
 
「これ聞いたら必ず電話してこい」
 
 そして留守電が切られました。
 彼は必死で、そうじゃないんだ、どうなるかわかってるやろな、っていうのはチョココを脅しているわけでなくて自分が地獄に落ちるとかそういう事を言ってるんだ、と弁解しますが、そんな弁解必要ありませんでした
 自分と結婚する事に対して、愛する人がそんな風に言われて、黙っていられる婚約者がどこにいましょう?
 
 彼のお父さんの言ってる事おかしいよね? と彼に問い掛けたら、何度も頷いていました。
 
 
 仕方なく彼は電話をかけます。
 部屋にいるままかけたので、電話口に出た彼のお父さん(以下:彼父)の声はだだ漏れです。
 なぜなら、凄い勢いで、凄い音量でしゃべり始めたからです。
 
 彼とお父さんの会話を要約しながら再現します。
 1時間半に及ぶ通話のため、長いです。
 誇張は一切していません、むしろ押さえて書いています。
 
 
 信心させなくてもいいっていうのはどういうことだ?
 お前が養っていく相手だろ?
 ついてこい、と信心させるのが当たり前だろ?
 お前は男なんだからついてこさせろ。
 ○○家の嫁に入るんだから当然だろ?
(そうは思わない、と彼が答える)
 子供はどうするんだ、入会させないといけないに決まっている。
(そうも思わない、子供が大きくなってから自分の意志で決めさせると、彼が反論)
 お前はあほだ、だめだ、自分で考えさせるなど朱に染まる。
 入会しないならば結婚は一切認めない、勘当する。
(うん、と彼)
 連れてきても会いたくない、挨拶もしない。
 毎日勤行やっているのか、会合行ってるのか、彼女を説得したのか、説得している間に勤行を命をかけてやったか?
(やっている、と彼は答えた。 が嘘である。 してないと言えばいいのに)
 そうしていれば必ず信心すると言ってくれるはずだ。
 信心しない女なんぞなぜ好きになった、そんなにいい女なのか?
(うん、と彼即答。 一生一緒にいたい人だと答えた)
 お前の幸せはなんだ、その女と一緒にいて上辺だけの幸せか。
(彼、露骨に嫌な顔をする)
 それでもその人と結婚するのか、そうならば身内でも冷たく言うぞ。
 お前は苦労するだろう、路頭に迷うだろう、惨めに地を這いずりまわるだろう、そうなってももう知らないからな。
 お前、地獄に落ちるぞ。
(を会話中に計3回)
 その人と結婚してどうするんだ、一家和楽の教えがあるだろう。
 池田先生にその人と結婚しました、とお前は報告できるのか?
(池田大作は必ず結婚相手を入会させろとは言っていないだろう、と彼反論)
 お前はだめだ、あほだ、池田先生は外部がいるからそう言っているだけだ
 池田先生に報告できるのか?(←を何度か言う)
 中高大と創価の学校で何を学んできたんだ、もう一度しっかり命をかけて勤行しながら彼女に説明しろ。
(わかった、話してみる、と彼返答しながら私に笑顔を送る)
 説明してから来週電話してこい、お前が実家に連れてきたら俺達がしっかり教学について説明してやる。
 それで駄目ならお前が考えればいい。
(考えればいいって言うけど、結婚反対するんだろ、と彼が反論)
 反対とは誰も言っていない(←確実に何度も言っている)
言ったよ! と彼強く反論)
 そんなもん知らん、お前が自分で考えろ。
 お前、今度一人で帰って来い。
 お前もう実家に戻ってこい、こっちで就職して一から教学を勉強し直せ。

(当然、彼反論)
 
 
 以上です。
 途中で向こうの充電が切れたらしく通話できなくなったので終了。
 通話時間はちょうど1時間半でした。
(かかってきた通話記録時間と、途中で切れたのでかけ直したリダイヤル記録時間から算出)
 
 
 アンチの皆さん、同じ悩みを持つ皆さん、この内容どう思われますか?
 異常だ、おかしいと感じるのは私だけですか?
 
 
 大きな声、かつ乱暴な言い方で「お前はだめだ」を連呼する彼父の言葉を聞きながら、「信心が足りない、お前はだめだ」などと父親に言われ続けて板橋両親殺害事件を起こした中学生の事件を思い出しました。
 その中学生の一家も創価学会員でしたから。
(詳しくは、「創価 板橋両親殺害事件」で検索すればたくさん出てきます)
 
 私の彼氏はきっと、生まれてからずっとこんなことを言われては、親を喜ばせるために仏壇の前に座っていたのでしょう。
 彼の両親は非常に威圧的で、彼は通話中ずっと敬語。
 
 彼が通話している時に、その日の昼に楽しく彼と私の母と3人で不動産巡りをしていた事を思い出して、この彼の両親の有様に涙してしまいました。
 私の母は創価学会が大嫌いですが、私が選んだ彼と仲良くなりたいと、一度も宗教には触れず、彼も母と仲良くしてくれました。
 私には永遠にこういう事ができないのです。
 若干、通話が終わる頃には仲良くしようという気すら失われ始めていましたが。
 
 皮肉な事に、彼の父親の口調は、私に暴力を働いて「お前だけは幸せにならないようにしてやる」と言い捨てた、私の実の父親とそっくりでした。
「創価関連ブログ設立の理由」の私の生い立ち参照です)
 それに気付いたら涙がとまらなくなり、まともに彼のご両親と会話することができないかもしれないと思いました。
 正直に言うと、まだ幼い頃に身を投げた事すらあります、しかし命を拾いそれからは、あんな父親のために自分の人生なくしてたまるか、という思いで生きてきました。
 
 私の父と彼の父は、自分の言う事が全て正しくて、それ以外は間違いである、という考え方まで同じです。
 
 
 電話を切った彼は第一声穏やかに。
「俺、チョココと別れる気ないし、結婚するんだ」と言って、すでに涙でボロボロの私を抱きしめてくれました。
 勘当されたら、ふーんって感じだ、と。
 彼父の発言により彼は、創価学会という組織がおかしい、と強く認識したそうです。
 自分が信じているのは日蓮や法華経であって、創価学会ではないのだと。
 でも籍は抜かない
、と言いました。
 ご両親の事を、池田崇拝ぽいな、とも自ら言っていました。
 MCのせいでアイデンティティが保てないからかと聞いたら、そうだと答えました。
 
 でもあとで調べたら、日蓮こそカルトの大元であって、カルト部分だけを切り取ったのが創価学会であることがわかって、安易に返事したのを少し後悔しています。
 
 それでも、真っ向から父親に対して反論し、私の立場を守ろうとしてくれるようになった彼を嬉しくも思います。
 このような彼のご両親の発言によってそれを知る事になるとは皮肉な話です。
 
 
 私は彼と同じ方向を向いて、一緒に歩いています。
 彼と一緒に家庭を築いて、地味でも平凡でも、毎日笑って過ごせるようなそんな幸せを彼と共に実感していきたいと思っています。
 彼のお父さんは「夫婦で違う方向を向いて、違う目的のために歩いていて幸せになれるわけがない。 上辺だけの幸せでいいのか」と言いました。
 私達は同じ方向を向いて、同じ目的のために一緒になるんです。
 一生この人と一緒にいよう、家庭を築こう、それが方向であり目的です。
 これが上辺だけの幸せだと言うのでしょうか。
 
 信心さえしていれば何をしていてもいいと言う(言いました)彼のご両親の意見こそ、上辺だけの幸せではないですか?
 信心だけしていて、中身が伴わないなど、それが本当の幸せなのだと、私には理解できません。

 
 彼に、ご両親からメールや電話があれば絶対に消さずに、必ず教えてもらうよう約束しました。
 彼が一人で実家に帰るなどもはや、あってはならないことです、囲まれます。
 囲まれるよ! と言ったら、絶対そう、と彼も答えました。
 彼のご両親は創価学会の全てを私に知って欲しいと思っているようですから、ご両親が裏でどのような事を言っているかを知る事も、当然です。
 表の良い面だけ見せて、これが本当の姿ですなどとは、言わせませんよ。
 彼もこれに即賛成してくれました。
 
 
 記事が長くなってしまいました。
 もう誰かに愚痴りたくて、話したくて、爆発しそうでした。
 まだ籍を置いたままの学会員さんにはアンチ度が高くて不愉快な思いをさせる内容かもしれません、ごめんなさい。
 でも、許せなかったんです、学会も、学会員も。
 この記事の彼と彼母のメールのやりとり部分のみ、その部分だけは引用コピペでの他サイトや他ブログでの利用はご遠慮ください
 あまりそういう事はないとは思いますが一応^^;
 アンチとして利用してもらえる場合には、正確な内容と取れない要約程度でお願いします。
 
 一部メールの内容等、加筆修正しました。
 直接本文コピペ以外の、TBや記事リンクなどは彼から許可を得ました。
(メール部分以外はコピペもリンクも可です。)
 学会問題のために役に立ててもらえたらと思います。


結婚の挨拶時の囲み折伏

2006年06月10日 | 学会員との結婚への道

 彼に昨夜、あるアンチブログさんを見せました。
 というのも、あまりにもタイムリーで、かつリアルに「結婚の挨拶時の囲み折伏」と「聖教新聞ネタ」が描かれていたからです。
 面白く書かれていたので、彼の拒否反応も薄いだろうと踏みました。
 
 私はこれを読んで少し、彼は大丈夫だろうか、と不安になりました。
 彼と彼母の電話での内容は過去記事「バリの彼母、強敵。」参照です。
 
 彼に見せたのは白いチワワさんの「隠れアンチ創価学会員生活」です。
 記事数自体はまだ7つ程度で読みやすいので、私と同じ状況だったり似た悩みを持つ方は1つめから読んでみることをお勧めします。
 私は吹き出しつつも、これから対峙するのはこういう人達なのだと実感させられました。
 
 相手がわかれば、対応策も練られるというものです。
 
 彼にこれを読んでもらって、折伏される側がどういう気持ちであるかを知ってもらいたいと思い、夕飯前に「これ面白いよ」と言って見てもらいました。
 あまりにタイムリーなネタのため、彼もすぐに釘付けに。
 
 私が夕食の支度をしている間に全て読み終えた彼は、大ウケしていました。
「言われてみれば確かになぁ、なるほどなぁ、そうだなぁ」としきりに感心しながら。
 
 おお、わかってくれるんだ! 否定しないんだ! と内心ホッとすると同時に小躍り。
 
 全部読み終えて、次の記事がないことに残念がっているくらいでした(笑
 自分の家族に思い当たる節もあったようです。
 
 それから私は「こういうことにならないよね? 守ってくれる? 学会の話になったらちゃんと話を変えてくれる?」と言いました。
 彼は少し唸った後、大丈夫、と答えました。
 
 もしこの記事を見せていなかったら彼は、彼母ら家族に囲み折伏される私の気持ちに気付いてくれていなかったかもしれません。
 恐らく、彼母らが学会の話題を振り始めたら彼は白いチワワさんの記事を思い出すでしょう(笑
 むしろ、そうなるように仕込みます。
 
 
 彼の実家へ挨拶に行くまでに各アンチブログさんを彼に、適した記事を選んで見せていこうと思っています。
 世間一般が学会をどう見ているのか、どうして嫌われているのか、それを知ってもらい、彼母が私に強引に折伏を進めようとした際にはその非常識さに気付いて必ず守ってくれるよう念を入れてお願いするつもりです。
 
 結婚のご挨拶という、限りなく相手の立場が弱い場において、何かを強要するというやり方は私は嫌いです。
 
 こんな失礼なことはないです。
 
 今夜は私の実家へ、彼と挨拶に行きます。
 母には、彼が創価学会であることと、私と将来の子供は入らなくてもよいことのみ伝えてあります。
 彼に失礼になるようなことだけは言わないようにと母に釘を刺してありますが彼にも、もし嫌な思いをしたらすぐに私に言って欲しいとお願いしました。
 
 のん気な母はそれより何より、家族が増えるのだと泣いて喜んでいたので恐らく大丈夫だと思いますが^^;