2月27日(金) 14699歩 朝温泉見回り・映画と海辺のウオーキングなど
6:56分 バスでおりた瞬間の吹上げ 3丁目郵便局前より
7:00 8階に上がると、もうこんなに上がっていました。郵便局からは見えない位置。
岩波ホールは、今年もまた、優れた作品を公開し続けた。「少女は自転車にのって」、
イズムでも紹介した「家族の灯り」、「ワレサ 連帯の男」、また、「大いなる沈黙へ
グランド・シャルトル修道院」、「ローマの教室で~我らの佳き日々~」などなど
。岩波ホールそのものに固定ファンが多いのも喜ばしいことである。本年最後
の公開が「幸せのありか」(アルシネテラン配給)というポーランド映画である。
時代は、民主化の進む1980年代のポーランド。マテウシュという少年は、体が不自由なことで、知的障がい
、植物のような状態とみなされる。しかしマテウシュは、体は不自由だが、正常な精神、感覚の持ち主である。
マテウシュは、自分の思いを周囲の人間に伝えることができない。家族は、両親と兄、姉がいる。
父母はマテウシュに深い愛情を注ぐ。映画は、不幸な状況のなかでマテウシュは成人し、25歳になる2010
年までを描く。
障がい者を扱った映画は、たいてい、お涙頂戴といった仕掛けが施されている。ところが、本作には、そういった
仕掛けは皆無。徹頭徹尾、マテウシュの内的真実が周囲に理解されないまま、ドラマが進行する。
ただし、映画の要所要所で、マテウシュの独白が入る。障がい者が、ふつうの精神、感覚で、健常者たちを観察
する趣である。これが、皮肉たっぷりで、優れた人間観察になっている。マテウシュは恋をする。失恋もする。
女性を胸の大きさで採点したりもする。しかし、マテウシュの心の真実は、誰も理解してくれないままである。
実話に基づいている
「私、植物、違う」とのマテウシュの内なる叫びが、ズシンと心に残る。感情があるのは健常者だけではない。
重い障がいを持つからこその、しなやかな感情を伝えて、映画は閉じられる。
これから下の写真はぼけています。↓
水族館はイルカのプール工事中で、外の堀でイルカショーが繰り広げられていました。
70種の芸を身に着けているそうです。3.3.7拍子や、指揮に合わせて歌も歌います。
空中何回転もして、降りてきたり、3尾で一緒に揃っての潜るはねる登る。短い時間の見学でしたが
無料で見れるショーです。日中4回10:30からさい顔は4:00すぎまで、解説を聞きながら見ることが
できます。メモリー忘れて、本値からの取り込み方がわからなくて、内像しているものをもう一つのカメラ
で写したのでぼけています。桜島もです。
私の花金は、弁当持参でふらりと出かけること。
映画を見ての帰りは、海を観に行きました。ちょうどイルカショーに遭遇しました。