まださむい。まだねむい。けれど時は来る。
節分、そして立春がすぎ、きょうは旧正月。
このころになって 毎年やっと、今年一年が見えてくる気がする。
わたしは完全に心の筋肉がなまって思うように動かない。
やっと 眠い目をあけて、おなかがすいているのを思い出したクマのようだ。
でも今朝はライアーを弾いた。
なんてきれいな音。指はかたくこわばって動かないけれど
それでも美しい音。
その音が消えていくまでみみをすますと
こころもすーっとキレイになる。
節分の頃に 実家からほど近い京都の下鴨神社に行ってきた。
ここは産土。お宮参りも七五三もここだった。
清々しい糺の森を抜けると
あれ、もう一つ増えてる。
これは前無かったなあ。ステキだな。
参拝客が増えたのか、来るたびいろいろ
増えてる気がする。
今日は私にとって特別な新月。ことし一年と、近い未来を思う。
静かで明るい。
何もみえないということは
描いていけるということ。
そうですよね かみさま。