明日6月1日(日) 黒島ドッグパークの草刈りをします。
お手すきの方は どうぞご参加ください。
午前 9時開始。 (10時は間違いでした、スミマセン)
軍手(またはゴム手袋)、鎌、帽子など各自ご用意ください。
草刈り機、芝刈り機 竹箒などはこちらで用意します。
しばらく前から リオは赤いおりものがありました。
女の子でやはり一番怖いのは子宮蓄膿症です。
病院で診てもらうと 血液検査でははっきりした炎症反応は出ていないけど
エコーで、子宮がちょっと写るそうです。(ふつうは見えない)
今、蓄膿症とはいえないけれど 急激に悪くなることもあるから油断は出来ない、
しかも炎症がひどくなってからでは大手術になります。
12歳で心臓の悪いリオは 手術をするとしたらラストチャンスかもしれません。
1年後にひどくなったとしても、もう手術するにも心臓がもたないかも。
ついでに米粒くらいだけど 2箇所ある乳腺腫瘍もとってしまったらどうですか、と先生は言われます。
今 状態はいいとはいえ、全身麻酔に耐えられるのか、
手術のせいでがくんと体力が落ちてしまうのではないか、
それでも あのおりものは放っておくわけにはいかないなあ・・・と
迷いに迷った末、やっと決心して手術に踏み切りました。
リオのことになると やたら臆病になってしまいます。
だって1,9キロ、12歳、心臓病、だものね~。
予約してから10日ほど ドキドキの毎日です。
前日は夜9時からは絶食 当日の朝からは絶飲。
このまま逃げて帰ろうかと思いながら病院へ連れて行きました。
でも院長先生は若いけれど優しくて リオを抱いて撫でながら 「がんばろうね~。」と言ってくれます。
思わず最敬礼をして 「よろしくお願いします。」
待つこと数時間、電話があって「無事に終わりました。」と知らせがありました。
ほんとは一晩入院なのですが お願いして連れて帰りました。
以前メイが手術をしたとき 痛みのせいか不安だったせいか 一晩中立っていたと聞いていたからです。
メイはうちにつれて帰ると、そのまま爆睡したものでした。
あんな可哀そうな目にはあわせたくないので リオは自宅でゆっくり養生させてやろうと思ったのです。
エリザベスカラーをつけて帰ったリオに びっくりのピアとシェリ。
コツンコツンとあっちこっちにぶつかりながらハウスに入ろうとしたリオは
カラーがつかえて入れません。
バックで入ろうとしたらスポッと抜けてしまいました。
で、メイの時に使った腹巻をして カラーははずしてやりました。
小さなタオルに足の穴を開けて 背中で紐をくくる腹巻タイプ。
これなら許せると思ったのか ハウスに入ったリオはうとうとと眠りはじめました。
大変な一日だったねー、リオ。
でもこれでメンテナンス完了、きっとリオは長生きできるね。
この記事を書かずには どうしても先に進むことが出来ないと 気がつきました。
5月12日 大切なお友達が 若くして亡くなりました。
悔しさと、怒りと、悲しみと。
生きていくうちには こんな理不尽なことも経験しなければならないのか。
お別れ会も終わり、気持ちの区切りをつけねばなりません。
たった3年のお付き合いなのに、どうしてこんなに大きな存在になったのか、
不思議なほどです。
ミキさんは ピアの同胎プリンス君の飼い主です。
そのご縁で親戚さんということになり
最初のメールで、いきなり直球、それも剛速球がきました。
「私は○才、○の手術後の治療中です。」と。
あまりの率直さに こちらがどぎまぎしてしまいました。
それでもしばらくは穏やかな楽しいお付き合いが続き
若いけれどシェルティ大ベテランのミキさんには いろいろなことを教えていただきました。
ミキさんのわが子たちを愛する様子は 見ていてほんとに微笑ましく
ピアのことも生まれた時から見ていたせいか とても可愛がってくださり
「ミステリアスな美少女ピアちゃん♪」 などと呼んでくれました。
河口湖のセミナーで 一年ぶりの再会。
ピアを抱いて とても喜んでくれたミキさん・・・
さらに一年後のこの日 サムパパと 息子プリンス君と娘ピアが
そろってお立ち台に立ちました。
この日プリンス君はCH.を完成し、ピアも1週間後にCH.を完成しました。
ミキさんにとっても私にとっても、ほんとに嬉しい日でした。
ミキさんはいつも、驚くほどストレートに心をさらけ出してくれました。
きっと 離れている分、かえって書きやすかったのでしょう。
再発してからの苦しい闘病生活、死への恐怖、
時にはこちらの血の引くような言葉も。
「私の人生はどこへ向かっているんだろう・・・」
長年の相棒であったミニーちゃんが亡くなったとき、
「もう、死ぬのも、恐くないかも。」 と言いながら
去年11月のプリンス君、ピアの誕生日には
「来年の誕生日には、私はもういないかもしれないと思うと 悲しい。」 とも。
そんなことを言わないで、
また来年のカレンダーを作るから、
再来年もその次の年も、ずっと作るから、と言って
私は祈る思いで エヴァちゃんたちの写真を選びました。
我ながらこれは私の最高傑作、と思ったし
ミキさんも 「素晴らしいできばえ!」 と喜んで 枕元に飾ってくれました。
それなのに、まだ半分も使ってないではないですか。
あまりにも早過ぎるではありませんか・・・
私への、最後の言葉は
「体調、微妙です。。。」、でした。
これは?!と思ったけれど、まさかこんなに早く逝ってしまうなんて。
もう疲れたの、ミキさん
もう休みたくなったの?
それなら仕方がないよね。
ミニーちゃん、ジーナちゃん、そしてお母様たちと
今はもう ゆっくり休んでください。
そしてお天気の良い日には みんなでお散歩にきてね。
いつもの公園に、ショー会場に、きっとミキさんは来ていますね・・・
また会えるね、ミキさん。