瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

クラインの壺

2019-01-31 19:58:32 | 随想
二重人格とか多重人格とかってぇのがありますねえ。自分の内に別の人格が在るってことらしい。 内に在る人格もあれば外に在る人格もありますね。憑依とか降霊ね。 で、思うんですが、自分の内に在る別の人格。この別の人格は内に在るんじゃなくて外に在ると解釈したっていいんじゃないかしら。 逆に外に在る人格。そう考えてる人格ってぇか霊ですねぇ、これは外に在るんじゃなくて内に在ると解釈してみる。 と考えると二重人 . . . 本文を読む
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住み好い世界

2019-01-30 20:15:36 | 随想
気に入らないとか間違ってるとか、そんな理由で他者を排除しようとする人たちがいますねえ。自分の基準が絶対なんですなあ。能天気なことで。 能天気だから、そう言う連中を排除すれば自分は晴れ晴れとした気分になれると思ってる。で、攻撃し排除することにご執心。 でもねえ、どこまでいっても排除の対象はなくなることはありませんよ。他者は自分じゃないから他者なんです。他者に自分の基準を押し付ければ、基準をはみ出す . . . 本文を読む
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人間の不在

2019-01-29 19:40:15 | 随想
道具にしちゃぁいけません。人は人として愛情と敬意を持って接しなきゃ。 婚活が上手くいかないってぇ嘆いてる女(ひと)の声をラジオで聞きました。一人は寂しくて暖かい家庭が欲しいんだそうです。 馬鹿ですなあ。こんな考え方じゃ駄目に決まってます。 暖かい家庭ってぇのは一人じゃ作れませんわな。で、相手が要る、ト。このとき、相手の人の立ち位置はどうなってるか。家具と同じですよ。 思い描く家庭にはこれこれ . . . 本文を読む
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自分を生きる

2019-01-28 19:31:46 | 随想
自分を名乗るとき、なんて名乗るのが一般なんでしょうねえ。肩書きかしら、勤め先の。役職をいうことはないでしょうが、なんちゃらって会社で営業してます、ってな感じ? で、そう名乗ってしっくりくるものなのかしら。あたくしはしっくりきませんなあ。それは職業であって自分のことではないですから。自分を名乗った気がしない。 久住昌之の漫画に「散歩もの」ってぇのがありますが、こういう名乗り方をしたほうが、あたく . . . 本文を読む
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楽しむコツ

2019-01-27 21:45:20 | 随想
いつ頃からか知りませんが、こだわるってぇのはいい意味で使うようになりましたなあ。こだわりの一品、なんぞという使い方ですね。 以前はそうでもなかったですけどねえ。つまらないことにこだわるな、という言い方は今でもしますが、こだわるってぇのは以前はこんな使い方でしたよ。こだわることは良いことではないんです。 でも、今のようにこだわるってぇのを肯定的に使うほうがいいと思いますよ。こだわるから特別な一品が . . . 本文を読む
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無人の古本屋に思うこと

2019-01-27 09:56:31 | 随想
無人の古本屋があることを知りました。 http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1901/09/news010.html 善意で成り立ってるようなところがあるようです。確かに無人販売ってぇのはお客さんの善意がなきゃ成立しませんね。 あたくしも先だって近所の無人販売所で、はるみみかんを買いました。もちろん、お金は払いましたよ。善意の人ですから(笑) で、割 . . . 本文を読む
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続ける

2019-01-26 20:22:33 | 随想
何をするにしても基礎体力がなくっちゃぁ話にならない。基礎体力がなけりゃ積み上げようにも積み上げられません。積み上げるための土台が無いんですから、当然です。 基礎体力ってぇのは続けることでつく力です。毎日欠かさず続ける。これよりほかに基礎体力の作り方なんてありません。 地味です。やってることが地味な上に、基礎体力をつけたからって何かが変わったってぇ実感もない。毎日続けることの難しさがここにありま . . . 本文を読む
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人の守備範囲

2019-01-26 13:58:20 | 随想
理不尽だとか不条理だとか。人は他者を社会を世界をそんなふうに見て取ったりしますねえ。けれど、その理不尽や不条理はあくまで自分にとっては、ということでしょ? 自分だけじゃない、というならその範囲を大きくしても人間にとっては、ということ止まり。 人間の考える道理に合わないってぇだけです。人間が考える道理だけが道理じゃありません。全然別の道理があるってぇ可能性を無視してる。  自分の道理だけを道理と . . . 本文を読む
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楽しみに待ちましょう

2019-01-26 10:18:55 | 随想
それが必要なことなら間違いなく起きます。言い方を変えれば、この先、起きることは必要だから起きるってぇことです。これまでを振り返ってみれば、そういうふうにできている気がします。 今、起きていることは必要だから起きているのだし、この先、必要なことは間違いなく起きる。間違いなく起きることは分かっているけれど、それがいつ起きるかまでは分からない。 まだ起きていないその必要なことは、まだ起きるタイミング . . . 本文を読む
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本業と息抜き

2019-01-25 20:38:05 | 随想
何かを為すために人は生きているんでしょう。その何かをここでは本業と云うことにします。で、本業以外は息抜き。 なので、この項で指す本業はいわゆる仕事、職業のことではありません。 もちろん仕事が本業だってぇ人もいます。いわゆる趣味がこの項で云うところの本業という人もいます。 自分の本業が何かを知る人は幸せです。本業を知っているということは生きる意味を知っているということだからです。 それを知らない . . . 本文を読む
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