瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

穏やかな日

2024-04-10 15:08:16 | 随想
昨日の雨でずいぶん散ってしまったけれど、それでもまだまだ枝がしなるくらいに花を抱えた桜が目の前に広がっている。時折強い風が吹き、瞬間、花びらが一斉に舞い散り視界を白くふさぐ。花びらが風に乗ってうねる様子は吹雪と見紛うようで、もうすっかり暖かくなっているのに視覚的には季節が逆戻りしたかのよう。
が、蜂が花の周りを飛び交うさまに春の生命の輝きを見る。

地球の歴史を考えれば、こんな奇跡的な時間はほんの一瞬なんだろう。






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2 コメント

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よいですね (はるのとり)
2024-04-11 08:43:09
瓢箪舟さんが
穏やかな日を
過ごされた事に

ほっとしました

ありがたい

よかった

(´-`)*🌸
Unknown (cdt63430)
2024-04-11 21:32:15
なにもしない充実、という感じのひとときでした。
春はいいですね。

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