goo

ハナミズキ・2~満開

 満開になった拙庭の「ハナミズキ(花水木)」。11年前に苗木を植え、数年間は花数が3~4輪だったが、4年経った頃からようやく花数が増えてきた。しかし樹が若いからか満開の翌年は花数がガクンと少なくなる。去年はかなりの花数だったので、花後、試しに “摘果” をやってみた。秋には当然赤い実はほとんどできなかったが、代りに翌年の花芽がたくさん確認できた。果実を稔らせるには、かなりのエネルギーが必要で、樹が疲れてしまうと翌年の花数が減るようだ。今年も摘果をやっておこう。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )

ニリンソウ・3~群生

 キンポウゲ科イチリンソウ属の「ニリンソウ(二輪草)」。先日は一輪だけだったが、群生はまた素晴らしい。こういう光景を見つけると、つい時間を忘れて “傑作” 写真を目指し、夢中になってシャッターを何度も押してしまう。気が付くと腕に蚊が止まっていて我に返る。そろそろ虫よけ対策が必要な季節になってきた。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

セイヨウカラシナ

 大栗川沿い遊歩道に咲く「セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)」。アブラナ科アブラナ属の越年草で、名前の通りヨーロッパや中央アジア原産。マスタードなどの原料にされているが、各地の野原でも野生化している。アブラナなどと共に “菜の花” と呼ばれるが、アブラナとの違いは、葉が茎を抱かないこと。また頭花はアブラナが上部にまとまって付くのに対して、セイヨウカラシナのほうは、茎にやや棒状にまばらになっている。さて漢名の芥子(からし)は、 “ケシ” とも読める。芥子とはもともとはカラシナの種子を指しており、あとから入ってきたケシの実と似ていたために混同されたようだ。ちなみに “ケシ” は、芥子の音読みの “カイシ” が転訛したもの。

『朧月夜』
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

サワハコベ

 綺麗な顔立ちの「サワハコベ(沢繁縷)」。ナデシコ科ハコベ属の多年草で、花径は1.5センチほど。とても小さな花だが、薄暗い林間でよく目立つ。花弁は5枚で、先端に切れ目がある。これは東京薬科大・自然観察路のもの。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ミツバアケビ

 こちらは葉が3枚の「ミツバアケビ(三つ葉木通)」。アケビ科アケビ属のつる性落葉木本で雌雄同株。写真の中央は雌花で、左側に雄花が確認できる。花弁のように見えるのは萼片で花弁は無い。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ