放送大学平成28年度第1学期単位認定試験。今週と来週の日曜日に2科目ずつ受験することになっている。きょうは《国際理解のために》と《事例から学ぶ日本国憲法》の2科目。
2時限目の《国際理解のために》はテキスト・ノート持ち込み不可の記述式。2問のうち1問を選択し800字以内にまとめる。宗教に関するものと領土問題に関する設問のうち、後者の領土問題について述べる方を選ぶ。今までの知識の蓄積があったのと、前日までこれに関する内容の放送授業の回をまとめ聞きしていたので明らかに書きやすいと思われたのである。構成を決めるのに時間はかからない。開始後、ほどなく書き始める。しかし、考えながら書いていたとはいえ50分で800字の文章を書くのは案外きつい。終了のチャイムと同時に書き終える。
ひとつの部屋で複数の試験が行われ、同じ科目は座席が連続している。前の座席の人も同じ科目だったが、驚くべきことに30分の退出可能時間が来ると答案を提出して出て行った。ずっと鉛筆の音が聞こえていたので、きちんと書いていたと思われる。おそらく、テキスト章末の課題をきちんとこなしていたのだろう。試験とは違うが類似の課題が出ていたので、一度文章に起こしていれば試験中に手が止まることはないかもしれない。
3時限目は《事例から学ぶ日本国憲法》。テキスト・ノート持込可で、択一式6問と記述式1問の構成。択一式といってもよくできていて、テキストを参照してもよくわからない問題もある。記述式は指定されたいくつかのキーワードを使い、400字にまとめるもの。単にテキストのある部分の要約をしただけのような気もしないでもない。