書店外商の無常日記

人生という名のフィールドワーク

2016/07/30 Sat.

2016年07月31日 | 日記
 金曜日の仕事が終わると、つい週末の安堵感にひたってしまう。しかし、きょうの土曜日は半日の勤務日。

 外商部の棚卸しは1時間ほどで終わる。そして、午後からようやく3か月ぶりの散髪。

2016/07/27 Wed.

2016年07月28日 | 日記
 いつの一番町交差点ではなく、再開発ビルを通り、越前町交差点を渡って帰る。



 時折、人との何気ない会話を思い出す。ずいぶん前、定年まで何年もない先生と話をしていて、私が自分の年齢について卑下あるいは謙遜めいたことを言ったところ、にやりとして「いやいや、あなたのような春秋に富む若い人が何をおっしゃる。わたくしなどはすでに老いさらばえておりますが…」と台詞のような物言いで返された。この方は高校の21年上の大先輩であるから、私がまだ40になる前である。そして今の自分はこのときのあの先生の年齢に限りなく近づいてしまっていた。

2016/07/24 Sun.

2016年07月25日 | 日記
 放送大学平成28年度第1学期単位認定試験。今週と来週の日曜日に2科目ずつ受験することになっている。きょうは《国際理解のために》と《事例から学ぶ日本国憲法》の2科目。



 2時限目の《国際理解のために》はテキスト・ノート持ち込み不可の記述式。2問のうち1問を選択し800字以内にまとめる。宗教に関するものと領土問題に関する設問のうち、後者の領土問題について述べる方を選ぶ。今までの知識の蓄積があったのと、前日までこれに関する内容の放送授業の回をまとめ聞きしていたので明らかに書きやすいと思われたのである。構成を決めるのに時間はかからない。開始後、ほどなく書き始める。しかし、考えながら書いていたとはいえ50分で800字の文章を書くのは案外きつい。終了のチャイムと同時に書き終える。

 ひとつの部屋で複数の試験が行われ、同じ科目は座席が連続している。前の座席の人も同じ科目だったが、驚くべきことに30分の退出可能時間が来ると答案を提出して出て行った。ずっと鉛筆の音が聞こえていたので、きちんと書いていたと思われる。おそらく、テキスト章末の課題をきちんとこなしていたのだろう。試験とは違うが類似の課題が出ていたので、一度文章に起こしていれば試験中に手が止まることはないかもしれない。

 3時限目は《事例から学ぶ日本国憲法》。テキスト・ノート持込可で、択一式6問と記述式1問の構成。択一式といってもよくできていて、テキストを参照してもよくわからない問題もある。記述式は指定されたいくつかのキーワードを使い、400字にまとめるもの。単にテキストのある部分の要約をしただけのような気もしないでもない。


2016/07/23 Sat.

2016年07月24日 | 日記
 土曜日の半日勤務のあと、プログラムに広告を出した高校のコーラス部のコンサートに出かける。車で行くつもりだったが、スマホのナビで調べてみると会社から徒歩で十数分で行けることがわかったので散歩を兼ねて歩いて出かける。会場は教育文化会館。

 城址公園を横切る途中に振り返る。





 少し大げさに言うと、ブラスバンドは「心躍り」、コーラスは「心洗われる」といったところ。

 真夏の恒例行事の一つがまた終わる。



 会社に鞄を置いて出かけたのでいったん戻り、軽く小腹を満たしてから帰宅する。

2016/07/21 Thur.

2016年07月22日 | 日記
 朝から夏の日差しが降りそそぎ、セミが鳴いている。駐車場から会社までの10分弱だけで日焼けをしてしまいそうな季節がやってきた。

 9時から来客。私「暑いですね」来客「ええ、暑くなりましたね。でも、きのうのほうがもっと暑かったですね」「?」。話がかみ合わない。けさのほうが暑かったに決まっているが深く追求しない。これは挨拶なのだ。

 来客との面談が終わり、外に出る。朝7時半頃とは違い、太陽は雲に隠れ雨さえ降っている。確かにそうだ。これではきのうのほうが暑くて当然だ。

 午後から受け持ち以外の打ち合わせなどが2件。



2016/07/19 Tue.

2016年07月20日 | 日記
 きのう聴きに行った高校の吹奏楽部で去年まで顧問だった先生に、異動先の高校で偶然会ったので話をする。毎年定番のアンコール2曲目の”We're All Alone”は少なくとも平成になってからずっとこの曲で、一度違う曲にしてみたらOBからブーイングが出たそうである。確かにあの曲を聴くと「盛夏の始まり」をしみじみと感じる。やたら変えるものでもないのか。アンコール1曲目の"勝手にシンドバッド”も頻繁に聴く曲である。今年は指揮者なしで演奏しているのが印象的だった。




2016/07/18 Mon.

2016年07月19日 | 日記
 午前中、たまっているブログの更新をしながら《国際理解のために》の放送授業を聞く。いわゆる「ながら」であるが、それなりに頭に入る。途中「ゾロアスター教」、「二元論」という二つの語句ではっとする。印刷教材にも出ていたが、この二つのことばの関連性を説明できない。確かああいうことだとはおぼろげに覚えているがはっきりしない。すぐ確かめればいいものをつい放置してしまう。

 午後からプログラムに広告を出した高校の吹奏楽部の定期演奏会に出かける。





 この学校を担当して18年、現3年生が生まれるか生まれないかという頃からということになり、この演奏会も少なくとも10年は通っている。



 正顧問の先生が異動で交代したが、アンコール2曲目はいつもの“We're All Alone”。元歌はボズ・スキャッグスが歌っていることを、この会場の何人が知っているのだろう、とふと考える。