今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

ヘタな人生論よりイソップ物語 植西聰 2007年10月20日 河出書房新社 

2016-09-05 05:47:40 | 心理
ソをつくと天罰がくだる」「人に優しくすると、自分も優しくされる」「コツコツ努力すれば、いつか花が咲く」・・・・・・こうした、人間として当たり前のことを忘れてしまっていませんか。古くて新しい、人生の永遠不滅の真理の数々。それらを「イソップ物語」をとおして、もう一度、見つめなおし、そして、ひとつずつ実践してみませんか。
元の本が2001年ということは、地味に売れ続けたということに違いない。
「三大童話集」の一角から『人生の永遠不滅の真理』に迫ってみよう。



イソップから学ぶ幸せのヒント①あなたは他人をどこまで思いやれますか

親の生き方や言動を見て子供は育つ●子ガニと母ガニ


「最近の若者は礼儀を知らない。言葉づかいもなってないし、悪いことを平気でする」と若者を一方的に非難する大人がいますが、私はそういう人をみるたびに、自分のことは棚に上げて子ガニの歩き方を注意する母ガニを思いださずにはいられません。
青は藍より出でる(悪い意味でも)



イソップから学ぶ幸せのヒント④あなたは自分に正直に生きていますか

羨望の心を捨てないと今の幸せも逃げる●肉をくわえたイヌ


 ですから、ここで述べた「隣の芝生は青くみえるもの」ということを肝に銘じて、他人と比較せず自分の境遇をすこしでもいい方向に解釈するように努めてください。
隣の芝生が青くみえたなら奪えばいいじゃない(略奪者の思考)



イソップから学ぶ幸せのヒント⑥あなたは強い信念をもって生きていますか

人生、前へ進むだけでは息切れする●ウサギとカメ


 どんなに頭が良くて自信があっても、油断をしていれば負けてしまうという好例です。また、霊能者の言葉に頼るなど、もともとの彼の心の弱さがもたらした結果、ということも指摘できます。
「貴方なら1年後の司法試験も楽勝です霊的な力でわかります」
⇒「もう試験まで勉強しなくていいんや!」
『心の弱さ』ってか「頭の弱さ」だろこれ(´・ω・`)

なお「ウサギとカメ」については私、
「努力を続ければ勝利することができる」という美談ではなく、
「カメがウサギを陥れたお話である」という主張を続けて行く所存であります。



著者の解説読むより、童話の部分読んで自分で考える方が良さげな気がする。
宗教みたいな気持ち悪さを少なからず感じるから。
「幸せ」なんて言葉チャラチャラ口にすんな!俺はその言葉が以下略!(声:小西克幸)


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