ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダービルド 「第8話 メモリーが語りはじめる」

2017-10-22 10:28:24 | 仮面ライダーシリーズ
スタークが告げた葛城巧がファウストを創設したのは本当なのだろうか。

氷室は北都と西都が東都を乗っ取ろうとしていることに気付き、親父である氷室首相に軍備を整えるべきだと提案。氷室首相はスカイウォールの光を浴びていないが、北都首相多治見と西都首相御堂はスカイウォールの光のために豹変した。だが氷室首相は経済安定を優先させる考えだ。

スタークもライダーシステムの進化のために葛城のデータを必要としていた。

パンドラボックスの責任者であった親父・忍を尊敬し、その影響で科学者になった葛城は科学を愛し、また恨んでいた。葛城も10年前の帰還セレモニーに参加、パンドラボックスの影響を受けたために忍はバッシングを受け自ら命を絶った。葛城は忍の無念を晴らすために科学者となった。葛城は没頭すると見境がなくなるために誰かに利用されているかもしれないのだ(京香談)。

葛城は亡くなる一週間前に京香に研究データを預け、自身に何かあった時に信用できる人に渡してくれと告げていた。京香はデータを東都に隠しており、データを回収するために戦兎達と東都に向かう。だが京香はローグに捕らえられファウストのアジトに連行されてしまう。氷室は葛城の京香に対する思いをしたためた手紙と引き換えに葛城のデータを要求。京香はデータの隠し場所である東都銀行の貸金庫の鍵を渡す。だが手紙はニセモノであり、金庫にデータはなく、“残念だけど、貴方は信用できない。 葛城巧”と記された手紙があった。

スマッシュが出現、ビルドと龍我が立ち向かう。ビルドはスマッシュを倒すがスマッシュは京香だった。

戦兎と龍我はデータの本当の隠し場所である難波重工総合科学研究所跡地でデータを発見。そこにスタークとローグが現れビルドと龍我が応戦。スタークは龍我のハザードレベルを試していた。それと引き換えにスタークは一度は奪ったデータを龍我に返す。スタークはローグを取り押さえビルドと龍我を逃がす。

ローグ:「貴様、どういうつもりだ。」

スターク:「まあ聞けよ。オレ達の狙いはデータじゃない。データを応用してアレを完成させることだ。桐生戦兎ならそれができる。万丈龍我ならそれが使える。」

京香は戦兎を信じてデータを渡す。京香はファウスト絡みの記憶をなくしていた。戦兎が葛城の研究日誌をアナグラムにして並べ替えて最後に綴られた文章は“産んでくれてありがとう”の一文だった。葛城は気持ちを伝えるのが苦手だったようだ。京香の頬に涙が伝っていた。

データを入手し、葛城が殺された理由がわかるのか、戦兎の知りたくない真実がわかるのか、戦兎は何も知らない自分を恐れており、どんな真実でも受け止める覚悟ができていた。

戦兎:「PROJECT BUILD?」


葛城の研究データの争奪戦という様相を呈しており、スタークが龍我のハザードレベルを測定したり、戦兎達にデータを渡したまま泳がせてPROJECT BUILDなる計画を発動させようというスタークの目論見が垣間見えてきました。

生前の葛城はデータを母・京香に預けるくらいなのでよほど他人を信用することに慎重だったことがうかがえます。

PROJECT BUILDという計画が何を意味するのか、今後の展開に否が応にも期待値が上がります。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あさ)
2017-10-28 15:57:26
氷室と葛城の親に対する態度からは配慮を感じます。パンドラボックスの影響が限定的だと感じました。煽られるのは闘争心だけなのか?

物語を中心に進むストーリーですね。バトルやギャグの要素は少なくてシリアスです。玩具の売り上げが心配ですが龍我が使う装備が葛城の遺産だと思うので期待しています。

敵側の変身などが格好良くて、ビルドのベストマッチが格好良くないと感じました。色合いはカッコイイのに何がベストなのかが伝わって来ないからです。

ビルドは登場人物の心情を丁寧に描いていて面白いです。卵焼きで葛城巧親子の気持ちが伝わってきて良かったです。
Unknown (紙粘土)
2017-10-29 14:48:33
>あささん

パンドラボックスは人間の心全てを支配できるのではないのか、はたまた人によっては支配の割合が違うのかというところでしょうか。

ベストマッチの基準は確かにわかりにくいと思います。

卵焼きのことには触れませんでしたが、重要な要素でしたね。卵焼きといえば「百獣戦隊ガオレンジャー」でガオライオンが卵焼きでさらに巨大になったのを思い出しました。

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