4月、新年度スタート
コロナ感染という世界的混乱の中
それぞれのスタートがある。
先日、二人の若者を送り出した。
一人は、この地を離れ家族で新天地に向かい新たな生き方を模索するお父さん。計り知れない不安だと思う。でも、もう一度、自分の生き方を見出したくて、一歩足を踏み出したお父さん。不安とおそれしかないと思う。まして、この状況。
けど、目がいきいきとして輝いてた。地べたに這いつくばってでも、家族を守るんだろうな。こいつ。
勇気をもらえた。
もう一人は、ぼっけを卒業し、新たな社会に羽ばたく若者。目標があることの強さ、同時に押し寄せる不安やおそれにあえて向かっていく姿。
こんな状況なんかに、この若者の青春を左右されて欲しくない、20代の若者の真摯に夢に向き合う生き方に心打たれる。まだまだ小さいけれど、確実に燃えはじめた炎。
窯の火入れ、最初の一本に火がつきはじめた時のようだ。
人生をかけた挑戦をしようとしてる人には、迷いはない。状況のせいにしない。
弱いけど強い。がんばれ。
この二人には恥ずかしくないように生きたいと
そして、いつか大きな炎になった姿を見届けたいと。