blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

こころひとつに被災地救援を!

2011-03-15 21:20:00 | 日記
  私の職場である診療所の受付には「震災救援」の募金箱が置かれていて、千円札が何枚も入れられていました。
 事務長に、「職員は別に募金を集めてるの?」と聞くと、「袋はもう作って、これから回そうと思ってました。よかったらお願いします」と言われ、袋が差し出されました。
 私は財布の中を見ましたが、5千円札1枚と千円札が3枚、ありました。私は瞬時に考えて千円札を2枚、袋に入れました。

 しかし家に向かう帰り道、バイクを走らせながら、「僕はなんてシブチンなことをしたんだろう。どうして5千円を出さなかったんだろう。被災地では家も家族も失って着の身着のままかろうじて生き延びて、それでもがんばろうとしているのに、わずか5千円を出し惜しんでしまった・・・」、と自分が情けなくなる思いに襲われました。

 いや、額の問題じゃないですよ、気持ちの問題ですから、とよく言いますが、まさにその「気持ち」の低さを感じてしまったのです。また何かのかたちで穴埋め?したいと思います。

 診療所の親病院では昨日、医師や看護師など4名による医療支援班がたくさんの支援物資を積んで現地に向けて出発したそうです。

 一方話はまったく変わりますが、この大震災の事態を受けて、プロ野球のパ・リーグは開幕を延期することを決めたそうです。巨人主導のセ・リーグは予定通り開幕を強行するそうですが、震災や津波だけでなく原発や計画停電など、異常事態の中で大量の電力の消費をともなうプロ野球の開幕を強行するのはいかがなものか、野球好きの私でも首をかしげたくなります。

 また昨日は、半月後に迫った統一地方選挙にについて、「いまは救援・復興にすべてのエネルギーを傾注すべきだ」として、日本共産党が政府や各政党に地方選挙の全国的な延期をよびかけたことは、非常に賢明かつ公正な提起だと感銘しました。

 いまはわれわれ日本国民のひとりひとりが被災地の人々とこころをともにして、がまんすべきはがまんして、この未曾有の困難を乗り切るために力を合わせなければならないと思います。


きょうの1曲。野球の話から私が好きなオリックス球団を思い出し、大阪のブルース・バンド「憂歌団」を聞きたくなりました。曲は「胸が痛い」。

 http://www.youtube.com/watch?v=wQk9nFYPYMI&feature=related