郵政民営化は改革の本丸？

　総選挙が始まり、小泉首相は相変わらず「郵政民営化は改革の本丸」と叫び、３０数万人もの郵政に働く公務員を民営化すれば国の税金が大幅に削減できる、と公然と言っています。すでに国会答弁で明らかにされているように、郵政公社に働く人たちの人件費には一切税金が使われていないのに、いまなおそのように強弁しています。
　言ってしまったもの勝ち、という強者の論理むき出しです。一国の総理が国民にうそを言ってまで票をかすめとろうとする・・・これって罪じゃないの？こんなことが許される社会じゃあ、青少年の犯罪が増えるのも当たり前だぁ！

無責任なコメンテーターなんて・・・

　無責任なコメンテーターなんていないほうがましです。
　先週のある朝のテレビのワイドショーで郵政民営化問題について、嶌信彦とかいうコメンテーターは、「郵政事業の職員は公務員で国の税金が使われているので民営化すれば節税になる」というようなコメントをしました。ええ？郵政公社は独立採算で国の税金は投入されていないと聞いたけどなぁ・・、と思いましたが、あれだけはっきり言われると、どっちが本当なのかわからなくなりかけました。
　すると、けさの同番組で「先日、郵政事業に税金が使われているような発言がありましたが、税金は一切使われておりません。お詫びして訂正いたします」と付け足しのように女性アナウンサーがあっさりと訂正をしました。
　こんな大騒ぎをしている問題でこんなにも重要なことについて間違った発言をしたコメンテーターは許せません。専門家なのだから知らなかったはずがない。知っていて国民に誤まった情報を流すようなコメンテーターは百害あって一利なし。もし、本人が知らなかった、というのなら、不勉強以外のなにものでもない。恥を知れ！公共の電波に顔を出す資格なんかない。即刻降ろしてもらいたい。それとも局の意図的な世論誘導だったのか？

息子とカメ

　先月、福岡県の柳川にいる息子に車を届けに行く途中で自損事故で車をオシャカにしてしまったので、きのうその代替の車を届けに行ってきました。普段から世話になっている自動車整備会社の社長さんが、息子さんが楽しみにしていたのにかわいそう、といって、自社所有の代車用のミラを超格安で譲ってくれたのです。
　今度は無事に届けることができ、息子の運転ぶりを確認し、いちおう安心して帰ってきました。
　息子は夜、作業療法士の学校に通い、昼間は先月からグループホームのお手伝いのバイトに行っていますが、お年寄りやスタッフの方々からかわいがられ、楽しく仕事をさせていただいているようで、これも一安心。
　息子のアパートの近くは水郷と言われる地域だけあって、田んぼやお堀か川かわかりませんが、ほとんど流れのない川があちこちにあります。けさ、アパートの周辺を散歩していて、その川を覗き込んでびっくりしました。カメが泳いでいたのです。僕に気づいて水中にもぐってしまいましたが、公園とかでなく、自然に生息しているカメを見たのはおそらく５０年ぶりぐらいのことで、なぜか感動しました。
　おっとりしたお人よしの息子が住むのに適した土地だなぁ、と妙に納得して帰ってきました。

本日発売のタウン誌に・・・

　けさ、ケータイに娘から電話がありました。きょう発売の「ながさきプレス」に私たちの結婚式の写真が出てるから見て」。早速通勤途中のローソンで買いました。
　出てる、出てる。Ｈａｐｐｙ　Ｗｅｄｄｉｎｇと題した結婚式場の特集で娘たちが挙式した式場のページに娘たちの写真２枚と記事が載っているのです。他のカップルより断然きれい！
　親ばかチャンリン、蕎麦屋の風鈴、チンチロリン・・・

幼い日、父と遊んだ思い出？

あるサイトを読んでいたら、「幼い日、父と遊んだ思い出が・・・」というくだりがあり、僕はショックを受けました。ないのです。僕にはそんな思い出が。
　満州から引き上げてきたあと、父は満州時代の友人に誘われて一緒に仕事をしていたようですが、僕たち家族を大阪に残して単身、東京で働いていました。母は結核で長い長い入院生活。母の妹や母親が交代で郷里の山口県から出てきて僕たちの面倒を見てくれました。何年間かそのような暮らしが続いたあと、その会社はなくなって父は失業者となって大阪に戻りしばらく一緒に暮らしましたが、別の仕事口があって再び東京へ単身赴任。
　というわけで、３歳ごろから中学生のときに東京の父の元に家族が引っ越すまでの少年時代に父と遊んだ記憶がありません。宝塚の動物園に連れて行ってもらったぐらいで、他は花火とか川遊びとかも近所の家の人たちに連れて行ってもらったのです。
　ふりかえって、僕は息子たちと遊んでやっただろうか、息子たちは父と遊んだ思い出を持ってくれているだろうか・・・、とても心配になってきました。いまからでは
手遅れだぁ！古いロックの話でも教えてやるか。