河村新党「減税日本」

　　「減税」を掲げて名古屋市長に再選された河村たかし氏がひきいる新党「減税日本」が次期衆院選で候補者を擁立し、５議席以上の獲得を目指す、とのことです。その理由がふるっています。

　「５議席以上にならないと政党助成金がもらえない」だとか。

　ふざけるんじゃない。政党助成金こそが最大の税金の無駄遣いじゃないですか。

　政党とは、国の行く末を憂い、自らの理念や政策を人々に訴えて支持を募り、それを支持する人たちからの財政的な支援によって党活動を運営する、というのが本来の筋である、と思います。　苦しい台所事情にある国民からの税金から何億円にも上るお金を手続きのペーパー１枚で受け取ることができる政党助成金。しかも、助成金が余っても返すことなくため込んで、何十億もの金を金庫に眠らせている政党もある、といいます。

　こんなふざけた税金の使い方をしていいのでしょうか。そして、「減税」を旗印にしながらこんなカネ欲しさに議席をかすめとろうとするエセ「減税」政党。私は許せません。
　さらに言えば、減税のあおりで福祉や教育などの予算が削られ、結局は国民の負担になってくるのは火を見るよりあきらかではないでしょうか。

　民主には裏切られたが、かといって自民党にも期待できない、という有権者の受け皿をねらう地域政党がいくつかあるようですが、このようないい加減な政党に託すわけにはいかないと思うのです。マスコミは新党をもてはやすのではなく、冷静な報道を切に願うものです。

　
　明日のひな祭りにちなんで、女性に敬意を表して・・・プリンセス・プリンセスで「ダイアモンド」。彼女たちのさよならコンサートのライブです。

　http://www.youtube.com/watch?v=2D8Uyj67wY8&feature=related