blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

ひょっとしたら小説のモデル?

2009-02-23 16:08:00 | 日記
  先日の日記でふれた内田康夫さんの推理小説「棄霊島」という作品には、30年前の殺人事件の舞台となった軍艦島を近くまで見物させてくれるクルージングの船とその家族が出てきます。
 その船に該当するのがこの写真の船、香焼町の海上タクシー美○丸だと思われます。これしかありませんので。そして、小説ではその船の船長と奥さん、さらに若い娘さんが登場し、けっこう重要な役どころとなっています。




 このご家族のモデルと思われるご一家は私の知り合いです。20年余り前、私の娘が保育所に行っていた頃にこの方々の娘さんもいっしょだったし、無認可だったこの保育所の運営にいっしょにかかわっていたので、とても親しくしていました。
 先日もたまたま正月休みで県外から帰ってきていた娘さんとお母さんにスーパーでお会いしたところです。

 ご主人が船長さんですが、一時腰を痛められ、奥さんが操縦の免許を取って船の操縦をされていたこともあった、という「肝っ玉母ちゃん」です。
 ひょっとしたら内田康夫氏が取材に来られ、お話されたのかもしれませんね。今度会ったら聞いてみたいと思います。私のミーハーの血がさわぐのです。
 

3週間目の検診

2009-02-20 22:19:00 | 日記
  きょうは孫の生後3週間目の検診日。数日前に娘から「だんなは仕事が休めんし、私はまだ車の運転はできんから乗せてって」と頼まれていました。金曜日は私が休みの日、と知ってやがるのです。もちろん二つ返事でオーケーですが。

 車は1台しかないので、まずかみさんを職場まで送ってから娘のマンションに向かいました。予約時間は10時半ということなので1時間ほど時間をつぶしてからクリニックに向かいました。
 診察の順番を待つ間、なんとなく気恥ずかしくて待合室にいる若い女性達の顔をことさら見ないようにしていました。やはり男が入る部屋ではないです。

 診察の結果はもちろん順調。なんと体重が1kg以上もふえて、3600gを越えました。生まれたときは平均よりかなり体重が少なかったのにわずか20日余りでほぼ追いついたのです。母乳以外は飲んでいないので、よほど母乳が高品質なのでしょうかね。

 帰りには買物につき合わされ、私は駐車場の車の中で孫を抱いて待っていました。腕の痛さもなんのその、と言いたいところですが、やはり痛かった・・・。
 午後、診療所に行って物療の治療を受けました。

軍艦島と中ノ島

2009-02-20 16:55:00 | 日記
  先日ご紹介した横島よりもっと南に下がった沖合いに軍艦島(正式には端島)と中ノ島が並んで浮かんでいます。
 軍艦島はかつて炭坑で栄え、小さな島に6000人ほどの人々が住んでいたがいまは廃墟となった島として産業分野の世界遺産への登録を目指している島です。最近、テレビでも特集が組まれたり写真集が出版されたり、とかなり知名度が高くなっていますね。

 しかし、その隣の中ノ島は同じようにかつて炭坑があったが廃墟となってしまった島、ということで同じような運命をたどった島ですが、ほとんど注目されていません。しかしこの島には、注目すべき遺構がいくつも残されているようで、私の好奇心を掻き立てる島なのです。

 といってもこの島の存在を知ったのはつい最近のことです。内田康夫の推理小説「棄霊島」は軍艦島を舞台にした殺人事件を浅見光彦が名探偵振りを発揮して謎解きをする作品ですが、その中で「軍艦島の近くにある中ノ島はいまは無人島だが、かつては火葬場のある島だった。軍艦島で亡くなった人は中ノ島に船で運んで火葬をした」というような記述があり、海に見えるあの島にはどんな歴史があったのだろう、ととても興味がわいてきたしだいです。

 

 左が軍艦島、右が中ノ島。撮影の角度の関係で二つの島がくっついているように見えますが実際は多少離れています。

 また、詳しい紹介は下記ホームページをご覧下さい。

 http://www.gunkanjima-odyssey.com/GS22-01-12.htm

患者さんになってしまった

2009-02-18 16:58:00 | 日記
  もう半月以上前から右の腕が痛い。朝起きたときにひじの上と下の外側の腱?がずきーんと痛いし、なにか物を持ち上げようとするとずきーんと痛むのです。
 しばらく様子を見ていましたがますます悪くなるようで、きょうは仕事を代わってもらい、職場である診療所で整形外科医の診察を受けました。
 肩も腰もどうもなく右腕だけなのに、かなり肩コリがある、といって2週間の物理療法の指示が出ました。泡の出る熱いお湯に腕をつける、滑車のハンドルを持って腕を上下する、温熱で肩を温める、などの治療をするのです。

 待合室でも治療室でも患者さんたちから「運転手さん、どうしたとですか」と声を掛けられ、そのたびに説明をするはめになりました。でも、患者さんたちといっしょに治療室で同じような治療を受ける、というのはお互いに距離がちぢまる感じがして、いいものですね。

 これからは運転の合間に治療を小分けして受ける予定です。

 整形の先生は私のかみさんが働く診療所にも出ているので親しい間柄。「だんなさんにムリさせるな、て言っとこうか?」というので、いや、そんなこといったら「あんたよけいなこと言ったね」と怒られるから、言わないでください、とお断りしました。でも、フライパンを振ったりするのはよくないのでそれは私のほうから申告しようと思っています。*(ニヤ)*

海に沈んだ島~横島

2009-02-18 15:49:00 | 日記
  私が仕事で運転している香焼町の診療所の送迎バスの中で、先日こんな話が出ました。
 「昔、香焼の沖に島があって、学校もあっちょったとけど、海ん中に沈んでしもうていまは誰も住んどらんと」
 私は半信半疑で、ふ~ん、と聞き流していました。学校もあるような島がそんな何十年かの間に沈んでしまうなんてありえない。第一、そんな話いままで全然聞いた事がない・・・。

 でもなんとなく興味を覚えて次の日に別の患者さんに聞いてみました。すると、「それは本当。横島という島やったな」と言われるのです。どのあたりですか、と聞くと「あのへんじゃなかかな」と沖合いの海面に岩礁が連なっているあたりを教えてくれました。それがこの写真です。



 昨日、ネットで「横島 長崎」で検索したところ詳しく紹介されているブログを見つけました。それによると、その島はこのあたりにあるほかの島と同様に、戦前から炭坑があったのですが出水事故などのために早々に廃坑になった、ということのようでした。いまはその大半が水没してしまい、だれも住んでいませんが、かつて人々の営みがあった、ということで遺蹟のような島となっているようです。近くには有名な「軍艦島」もあり、私としてはもっと知りたい島となっています。

 下記ホームページに詳しく紹介されています。

http://www.gunkanjima-odyssey.com/GS22-01-15.htm