Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

真夏のクラシック(5)

2023年08月24日 06時30分00秒 | Weblog
ラヴェル:「道化師の朝の歌」(管弦楽版)
アルトゥロ・マルケス:ダンソン第9番(ダンソン・ヌメロ・ヌエヴェ)
芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 *
チャイコフスキー:バレエ組曲『眠りの森の美女』 Op. 66a

 フィナーレは例年東京交響楽団と”慶太楼 ” ということらしい。
 今年はソリストが清塚信也さんということもあり、チケットは早々に完売となった。
 幸いなことに追加発売があり、私は何とかパイプオルガン側、つまりオーケストラを背後から見下ろす位置の席を確保した。
 最初の「道化師の朝の歌」は、ビックリするような大音声が飛び出す曲で、おそらく子供が聴いたら長いこと印象に残るだろう。
 次はダンソンという選曲で、プレ・トークでは「今日のテーマは”踊り”」とあった。
 その次が本日一つ目の目玉:清塚さんによるラヴェルのコンチェルトである。
 清塚さんはこの曲を相当弾きなれている印象で、緊張するどころか、指揮者やオーケストラを挑発するようなアイコンタクトや身振りが目立つ。
 そういう仕草を見ていると、小さい頃は多動症だったのではないかという疑いを抱いた。
 案の定、ソリスト・アンコールでは、指揮者の原田さんが着席する前に演奏を始めてしまい、やり直しとなる。
 二つ目の目玉は、「眠りの森の美女」で、これが一応のラストとなる。
 残念なことに、私はこの後の「The Artistsーーバレエの輝きーー」に向かうため、「ローズ・アダージョ」を聴き終えたところで会場を去った。
 ちなみに、「バレエの輝き」のラストの演目は、奇遇というべきか、「「眠れる森の美女」ローズ・アダジオより」であった。
コメント
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