西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開120日目

2017-02-02 19:49:51 | 石木ダム
今朝の石木郷は一面真っ白に霜が降りていた。

ダム事務所前のテントもテント横の草も凍っている。





ゲート前に上がると、テント入り口のホースの先にはつららが下がっている。



朝からこれだけ冷え込めば、あとはいい天気になるだろう。


午前9時30分、ダム事務所から3台の公用車で、8人の職員と3人の業者がやって来た。



2017.2.2ゲート前




私たちはいつものように抗議を続けたが、トラックやクレーンや機材を現場に入れ込んだ余裕なのか、職員はものの5分ほどで帰って行った。

日曜日早朝に機材を入れ、火曜日の午後、支援者が少なくなったのを見計らって作業員を入れ、少しばかりの工事をやったことで自信を持ったのだろうか。

火曜日に作業員が現場へと入った堰にも、現場から出てきた浦川内にも、地権者のみなさんが手分けして見張りを続けられている。

石木川には小さな堰が何か所も設けられているが、簡単に現場へ入れそうな堰がいくつかあるのだ。

堰まで下っていくと途中に新しい配電盤が取り付けてあり、配線が現場へと延びていた。





こうやって県は着々と工事の準備をしているのだ。私たちも負けてはいられない。

作業員が現場へ入った堰には、手作りの簡易テントが張られ地権者のみなさんが、しっかりと見張りをされていた。





堰から戻る途中の石木川には、県との攻防も知らず、つがいのカモがのんびりと浮かんでいた。



地権者のみなさんが、のんびりとした気持ちでカモを愛でる日はいつになるだろうか。








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