教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

エンジンのプラモが欲しい

2009-05-09 00:02:25 | オタネタ全般
2009.01.04~.06の当blog記事にて、機械のからだの萌えを書いたことがある。
その御多分にもれず、わたしはガンプラもけっこう好きだ。
ところが、車や飛行機のプラモはほとんど買ったことがない。

なぜなら!

それらの本質は外見ではなく中身にあると思ってしまうと、なかなか外見だけ表現したプラモを買う気にはならないのだ。

たとえば車のプラモでもそうだ。
車の本質はボディーのデザインにはない。
そこに投入された設計思想やテクノロジーが本質だと、わたしはそう考えている。
だから、ボディーのデザインを愛でるのが目的のプラモをなかなか買う気にはならないのだ。

そうは言ってもさすがに3万円くらい出すと、フタを開ければリアルなエンジンが出てきたりダブルウィッシュボーンのサスペンションが忠実に再現されていたりする模型も多い。
そういった模型の美しさには感動をおぼえる。
しかしそれでもボディーデザインを愛でるのが主たる目的であることには違いがないような気がしてしまい、どうしても二の足を踏んでしまう。(高額な件もあるけど。)

そういうわたしが求めるプラモはこうだ。
車全体ではなく、キーテクノロジーとなっている一部分のみのプラモ化だ。
たとえばエンジンだけのプラモ化だ。

実はミリタリー系のアフターパーツ(?)でエンジンだけというのを見たこともあるが、さほど食指は沸かなかった。全体で1つの塊だったからだろう。
だから、タイミングベルトやカムシャフトやバルブやピストンやコンロッドが別パーツになっていて、エンジンブロックが一部透明になっていて、クランクシャフトを回して遊べるようなものに仕上がっているのが望ましい。

ついでに言うと、理科実験の模型のようなものでもツマランから、イワク付きの銘機のプラモ化でないと萌えない。
たとえば車でいうと日産の直6の銘機"L20"とか、飛行機でいうと中島の伝説的に最強最悪な銘機"誉"とか。
そうは言ってもそんなプラモを出してもらえるとも思えない。

ところが、なんと!

実はそういうわたしの要望に答える商品が1つだけある。
http://www.hobby-shop.jp/products/1984.html
ロータリーエンジンの稼動模型だ。

エキセントリックシャフトを回すとギヤを介してローターが動く。
原理的に美しいロータリーエンジンの動きを眺めていると実に和む。
極めつけは、あんまり回しているとローターが擦れてサイドハウジングに悪魔の爪痕がのこるところまで忠実だ(笑)。

こいつはオンタイムという零細企業(?)が出しているため、いつ入手困難になってもおかしくない。
安いので、少しでも欲しいと思った人は今すぐ買っておくことをオススメする。
ちなみにわたしは3つ買った。