教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

貧乳の品格 (上巻)

2009-05-10 00:01:59 | オタネタ全般
アニメ版 School Days の第5話冒頭から。



ぼよ~ん
「知ってたけど・・・」
「え?」
「あらためて見ても、桂さんって大きいよね」
「はずかしい・・・」
「いや、誇ってもいいと思う」

それを聞いていた別の女
「うぅぅ」
ぴよ~ん
もみもみ
「はぁーーー」
「なにやってるの?」
「あわわ、ちっ、ちがうの、そんなんじゃなくて・・・」
「そんなんって、なに?」
「うえ・・・」

「ぷしぷしぷしぷしぷしぷしぷし」
(胸パットに空気を入れる)
「どう? ナナミが貸してくれたやつ」
「うぅぅ、遠慮しとく、そういうのに頼りたくない」
ぴぴゅーーー
(胸パットの空気が抜ける)
「うん、世界はそれでいい」



この女(清浦刹那)、じつに良いことを言った!
巨乳の女がいるかたわら貧乳の女がいる、世界はそれでいいだ!!
(原本では世界をThe Worldの意味では使っていないけどね)

世間では巨乳が重用されている。
グラビアを見ても明らかだ。

しかし!

比較的最近になって、貧乳は積極的に肯定される貴重なステータスとなっていることも忘れてはならない。
敬意と畏敬の念、そして貧乳愛好家たちの憧憬をこめて、「微乳」は「美乳」、「貧乳」は「賓乳」と書かれる場合もあるくらいである。

なにを隠そう、我輩は貧乳派だ。
ギャルゲーをしても、ヒロイン中いちばん胸のでかい女にハマったためしは無いと断言できる。
それに、「ぽよ~ん」という乳ゆれシーンでもマジに無関心でスルーする。
筋金入りの貧乳派だ。

ちなみに貧乳派とロリコンはイコールではない。
アニオタとロリコンがイコールではないのと同様に。
・・・んー、この例ではイマイチわかりにくいかな。
集英社のコバルト文庫のヘビーユーザーと同性愛の人がイコールではないのと同様に・・・というのはどうかな。

だから、
「乳がない=発育前=幼児」
  ↓
「よって、貧乳派=幼児派=ロリコン」
この証明は間違いだ。
ここではセクシーかつ貧乳という、本来両立しえない神がかり的バランスによって完成した、ある種の奇跡について語るのだから。
それを知らなかったひとは、いまから奇跡の価値というものを少しだけでも知っていてほしい。

ついでにいうと、
「貧乏なものはお金がなくて困っている人の気持ちを理解してあげられるから、お金持ちより天国に近い」
といったような、いわゆるキリスト教的価値観においての持たざるもの同士のキズのなめあいという意味において、貧乳に価値を見出しているわけではない。
逆に単なるルサンチマンであっては、貧乳は語るに落ちると断言しておこう。

ある男の統計によると、世の中の男の半数は”巨乳派”または”どちらかというと巨乳派”であり、”どちらでもいい派”が半数弱、貧乳派は僅か数%を占めるだけにすぎない、という。
わたしは性的マイノリティーらしい。
その男(巨乳至上主義派)によると、なぜわざわざ貧乳を好むのか理解に苦しむそうな。
世の中には男の80%がデブ専という国(※1)もあるらしいが、その国にいったらわたしはまごうことなき変態さんだ(笑)。

わたしは反論しなければならない。

『貧乳は劣等ではない!』



(次回へつづく・・・)



【※1 男の80%がデブ専の国】

北西アフリカにあるモーリタニアという国。
女は太っていれば太っているほど良いとされ、ワザと食いまくってワザと太らせるそうな。
下記サイトによると、男の80%がデブ専らしい。
http://www.mauritania-jp.com/problemes-sociales.htm