ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

108、ワルキューレ

2008年02月24日 | Weblog
今日上野の東京文化会館大ホールで行われた、東京二期会のオペラ「ワルキューレ」を見に行ってきました。
ワーグナーの大作「ニーベルングの指輪」の中の一部です。
このオペラは音楽にして約15時間の作品で、4部に分かれています。
その中の1つが「ワルキューレ」で、2回の休憩を入れて3幕4時間でした。
「ワルキューレ」のテーマは兄と妹、父と娘、夫と妻の絆、すなわち「家族」です。
神々が中心の話ですが、私達にとって非常に身近で感動的な作品です。
特に第3幕は神々の長、ブータンが天界の掟故に最愛の娘を地上界に追放しなければならなくなった場面が1時間近く続き、
父と娘の心の葛藤が情感豊かに歌い上げられ涙を誘います。
4時間があっという間に過ぎてしまいました。

ニューヨークに住んでいたときはリンカーンセンターによく行きましたが、メトロポリタン・オペラを見たことはありませんでした。
その頃はオペラには全く関心が無く、オペラハウスはロービーに入っただけでした。
同じリンカーンセンターにあるエイヴリー・フィッシャー・ホールのニューヨーク・フィルのコンサートはよく聴きに行きました。
最近オペラに関心を持つようになって、時々見に行きます。

今朝起きたら吹雪で雪が積もっていました。
道はアイスバーン状態で駅に行く道には何台もの車が電柱にぶつかったり横向きになったりしていました。

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