ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

95、5th Avenue

2008年01月23日 | Weblog
マンハッタンと言えば「5番街」と言われるくらい有名で、ブランド店が並ぶ世界でも有数の高級ショッピング街です。
ショッピング、観光、ビジネスと活気に溢れています。
しかし、5番街はここだけではありません。

94、ティファニーで朝食を」でも書きましたが、通りとしての5番街はマンハッタン島の北東端のハーレム川から南はグリニッジ・ヴィレッジのワシントン広場まで続いています。
ワシントン広場の北の道はWashington Square North(ワシントン広場北)と呼ばれ、ストリートとしては6th STになります。
北は143rd STでハーレムリバー・ドライブに入り、その間は137ブロックで、全長約12kmです。
南北に真っ直ぐにマンハッタンを縦断していて、北から南に向かっての一方通行です。
この間にはそれぞれの特徴があって、地域によって全く違う顔を見せます。

110丁目から北はハーレムで、以前は危険な地域でしたが再開発によって安全なりました。
110丁目から59丁目までのセントラル・パークに面した地域は超高級住宅街です。
ドアマン付の高級アパート(日本で言うマンション)が並んでいて街路樹も多く静かです。
セントラル・パークを望む高級アパートメントは最上のステータスとされています。
また、この辺りには美術館や博物館が多くあり、ミュージアム・マイルと呼ばれています。
グッゲンハイム美術館、メトロポリタン美術館、フリック・コレクション・・・・。
高級ホテルもたくさんあります。

59丁目から42丁目までがいわゆる「5番街」と呼ばれる高級ショッピング街です。
ブランド店が軒を連ねるマンハッタンの中心部で、ウインドーショッピングをしながら観光名所を訪ねるのも楽しいものです。
また、セント・パトリックデイ・パレードや独立記念日のパレードなどいろんなパレードが行われます。

42丁目から南の地域も商店街が続きますが上の地域に比べバラエティーに富んでいます。
店の種類も豊富でレストランやデリ(食料品店)などもあります。
34丁目南の角にはエンパイア・ステート・ビルが建っていて、昔(第二次世界大戦以前)はこの辺りがマンハッタンの中心でした。
マンハッタンはダウンタウン→14丁目→23丁目→34丁目→42丁目と南から北へ発展して行き、現在は57丁目辺りが中心と言われています。

5番街を境に西側をウェストサイド、東側をイーストサイドと呼び、住所も5番街で分かれます。
例えば50丁目の5番街のすぐ西は“1west 50th St New York NY 10020“となり、5番街から遠ざかるにつれて番地が大きくなっていきます。
(NYの後の10020は日本の郵便番号に当たります。)
東側も同じで、5番街は名実共にマンハッタンの中心です。

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