ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1221、魁皇引退

2011年07月20日 | Weblog
1221、魁皇引退
数々の記録を作り、相撲界を引っ張ってきた大関魁皇が引退しました。
今場所5日目に通算勝ち星を1046勝として千代の富士を抜いて歴代1位となり、1047に記録を伸ばしていました。
10日目の19日、大関琴欧洲戦に敗れ7敗目(3勝)を喫し、引退を決意したようです。
通算勝ち星のほか幕内勝ち星(879)、幕内出場回数(1444)、幕内在位(107場所)はいずれも歴代1位で、大関在位は千代大海と並び1位(65場所)でした。
初土俵は昭和63年春場所で、同期に貴乃花、若乃花(三代目)、曙の3横綱がいました。
同期の力士が次々に引退する中、23年余り土俵に上がり続け、38歳の大関は琴ケ浜の35歳を抜いて戦後最年長でした。(千秋楽に39歳)
左四つからの寄り、豪快な右上手投げなどスケールの大きな相撲が持ち味の力士で人気がありました。
1度も優勝しなくて横綱になった力士もいましたが、優勝5回で横綱になれなかったのは不運。
腰痛など相次ぐ故障に苦しみ、今場所も下半身にしびれが出るなか頑張ってきました。
魁皇を称賛し、引退を惜しむ声は高く、記憶に残る力士でした。

称賛の声はやみませんが私は不満です。
あれだけの体力、力(怪力)、素質がありながら、横綱になれなかったことです。
強い時はめっぽう強く相手をねじ伏せて勝ちますが、簡単に敗れることもありました。
魁皇の相撲を見ていると腰が引けている感じがしました。

引退は記録を達成し、目標が無くなったからだと思います。
体力的な衰えも隠せませんでした。
今場所の魁皇を見て感じたのは、尻の筋肉が無くなっていることです。
全盛期の尻はパンパンに張っていました。
最後の相撲となった琴欧州戦も腰に力が入っていない感じです。
(写真はNHKニュースより)

長い間ご苦労様でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿