ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

158、ご苦労様、野茂選手

2008年07月17日 | Weblog
大リーガー野茂英雄が現役を引退しました。(2008年7月17日)
今年、大リーグには16人の日本人選手がいますが、95年に野茂英雄がメジャーの扉を開けたからに他なりません。
野茂選手がいなければ日本人選手がこれだけ多く大リーグに挑戦したか疑問です。
イチローや松井秀喜を始めとする以後の日本人大リーガーのパイオニアとして、その功績は多大なものがあります。

1990年に近鉄に入団し、いきなり最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率と主要四冠を独占し、ベストナイン、新人王、沢村賞、そしてMVPに選ばれています。
日本で数々の記録を作り1995年、ロサンゼルス・ドジャースと契約を結び、村上雅則以来31年ぶり、2人目のメジャーリーガーとなりました。
この年13勝6敗、236奪三振の成績で新人王、奪三振王のタイトルを獲得しました。
日米両国で新人王を受賞したのは野茂1人です。
オールスターにも出場し、先発のマウンドに立っています。
大きく振りかぶって背中を打者に向ける独特の投法は「トルネード投法」と呼ばれました。

メジャーリーグでも数々の記録を作りましたが、特出すべきは両リーグでのノーヒットノーランです。
1996年9月17日の対ロッキーズ戦でノーヒットノーランを達成(ドジャース在籍)、2001年4月4日の対ボルチモア・オリオールズ戦で2度目のノーヒットノーランを達成(レッドソックス在籍)しています。
両リーグでのノーヒットノーランはノーラン・ライアン以来で、メジャー史上4人目の快挙です。
日米通算201勝(155敗)。

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