3534、ウエストストリート

10月31日午後（日本時間1日未明）、ニューヨーク・マンハッタン南部の歩道でトラックが暴走し、通行人や自転車を次々に跳ね、スクールバスと衝突して止まりました。
その後、運転していた容疑者の男１人が警察に撃たれ身柄を拘束されました。
ウズベキスタン出身の29歳で「アラー・アクバル（神は偉大なり）」と叫び、車内から「ISISのために実行した」というメモが発見されました。
デブラシオ市長は「テロ」と断定しました。
8人が死亡、11人が負傷しました。

暴走したトラック

損傷したスクールバス
現場は「トライベッカ」と呼ばれる地域で、トレードセンターの北500メートルほどのウエストストリート。
在ニューヨークの日本総領事館によると、被害者の中に日本人はいないようです。

現場となったウエストストリート（左端はスタイヴェサント高校）
左の自転車用レーンを北から南に向けて1.4キロ暴走し（矢印）、スクールバスに衝突しました。（赤丸辺り）
「572、トライベッカ」の地図のWEST SIDE EXPRESSのSIDEのEの辺り。
当時はまだ上の写真のようには整備されいませんでした。（古い地図）
この辺りは私が旧トレードセンターで働いていた頃は、昼休みの散歩コースでした。
南の散歩コースはプロムナード。

31日はハロウィンで、事故の4時間後の恒例のハロウィン・パレードは例年通り行われました。
人々は「テロに負けない」と叫びながら行進しました。