ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1268、ボルト劇場

2011年09月05日 | Weblog
韓国の大邱で行われていた世界陸上最終日の4日、男子400メートルリレー決勝で、ジャマイカが37秒04の驚異的な世界新記録をマークして優勝しました。
従来の記録は2008年の北京五輪で記録した37秒10。(ボルトも走ったジャマイカチーム)
圧巻だったのはアンカーボルトの走りです。
規格外の走りで最後は10メートル以上の大差をつける圧勝でした。
400メートルリレーの国際大会でこれだけの差をつけた優勝は見たことがありません。
アンカーは各国のNO,1選手が走っていますが、他の選手がまるで子供のように見えました。
これを見て、東京五輪のヘイズの走りを思い出しました。

大会序盤に行われた男子100メートル決勝ではフライングで失格し、フライング1発失格の「新ルール」に対する賛否両方の話題を沸騰させました。
リベンジンをかけた200メートルでは優勝。
最後の400メートルは今大会唯一の世界新で圧勝と、今回の世界陸上は「ボルト」で始まり、「ボルト」で終わる「ボルト劇場」でした。
520、ボルト200も世界新」などを参照

一方、日本チームのメダルはハンマー投げの室伏広治選手の「金」1個でした。
世界との差は開くばかりです。
唯一のメダルを獲得した室伏選手も36歳、あと何年競技を続けられるか分かりませんが、室伏引退後の日本陸上界を想像すると、ぞーとします。
陸上競技好きの私としては頑張ってもらいたいと思います。

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