ニューヨークの想い出

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1102、出荷停止

2011年03月23日 | Weblog
東京電力福島第1原発から放出された放射性物質による農産物の汚染が懸念され、政府は21日、福島、茨木、栃木、群馬の4県でホウレンソウとカキナ、福島県産の原乳を出荷停止に踏み切りました。
対象の品目と地域を明確にすることで、対象外の農産品に対する風評被害の拡大を抑える狙いがあります。
枝野官房長官は同日の記者会見で、出荷停止の農産物について、「仮に口に入ったとしても、直ちに健康に影響を及ぼすものではない」とした上、「万が一、中長期に継続した場合に備え、今から規制をかけた」と説明しました。
農家は搾った原乳を捨て、収穫間近のホウレンソウ畑をトラクターでかき混ぜています。

日本は農薬などの基準値が世界的に見て最も厳しく、農家は細心の注意を払いながら栽培しています。
今回は原発事故による放射能という目に見えない物質が降ってくるので防ぎようがありませんでした。
検出量は微量で食べても問題ありませんが消費者は敏感で、スーパーからこれら4県の野菜は姿を消しました。
風評被害は広がり、対象品目以外の野菜も敬遠されています。(その割には農薬基準がはるかに緩い外国産の安い野菜を食べていますが。)
今後、小松菜、ブロッコリー、キャベツなども規制され、品目は増えるでしょう。
さらに、海からも通常より高い放射性物質が検出され、水産物も出荷停止になるかもしれません。

私も直売所に野菜を出荷しています。「536、ミニ耕運機
今出荷しているのはブロッコリー、カキナ、フキノトウなどですが出荷を停止します。
私の場合は趣味程度ですが、これで生計を立てている農家は深刻です。
上の写真は破棄される絞ったばかりの原乳

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