2634、アメリカの鉄道

12日午後9時半（日本時間13日朝10時半ごろ）、米フィラデルフィア近郊でアムトラック（全米鉄道旅客輸送公社）の列車が脱線し、横転しました。
一部車両が大破しました。
「またか！」という感じです。
列車は首都ワシントンからニューヨークへ向かっていました。（ニューヨーク行、ということはペン・ステーションへ向かっていた）
現場はカーブが続いていて制限速度は80キロとなっていますが、事故車両は制限速度の倍以上の170キロで走行していました。
乗客乗員約240人が乗っていて、少なくとも7人が死亡し200人以上が怪我をしました。

大破した車両
72年前にもこの同じカーブで脱線事故が起き、79人が亡くなっています。（魔のカーブか？）
ワシントンDC、フィラデルフィア、ニューヨークの位置関係は「528、I-95」の地図を参照。
アメリカの移動手段は飛行機と自動車が有力な交通手段です。
鉄道は先進国の中でも遅れていると言われていて、鉄道事故は度々起きています。
安倍首相は、2013年2月のオバマ大統領との会談で、ニューヨークとワシントンを結ぶ超伝導リニアプロジェクトを提案しています。
日本の新幹線は創業以来50年、死亡事故は起きていません。
ワシントン・ニューヨーク間はアムトラックで何度も往復しました。
父と母がニューヨークに来たときもアムトラックで行きました。