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アドゥリンはなぜ失敗したか? #FF11

2013年05月10日 21時09分50秒 | FF11
およそ5年半ぶりとなる追加ディスクに多くのプレイヤーは期待していたはずだ。新たなミッション、新ジョブ、新コンテンツ。

しかし、ミッションは導入部のみ。新ジョブは発売1ヶ月でほとんど忘れ去られた。
そして、追加ディスク導入後最初のバージョンアップで実装されたメナスインスペクターは盛況ではあるが、それが大きな問題を孕んでいる。

2003年12月から2010年6月までの6年半の長きにわたって、FF11はLv75キャップだった。ジョブ格差や閉塞感もあって、その時代が素晴らしかったと手放しで褒められるものではなかったが、MMORPGとしての最低限の一線は守られていた。

それは、多様な目標の存在である。

今と比べて非常に困難なレベル上げであったり、人数が必要なミッションの存在は当時は非難の的でもあったが、プレイヤーの目標のひとつでありえた。
装備品集めも、空海のNMであったり、裏、リンバス、サル、エイン、ナイズルなどなど多種多様であり、プレイヤーの環境や好みによって選ぶことが出来た。

必須と揶揄される装備品もあったが、持ってなければ参加できないコンテンツはそう多くはなかった。
レリック・ミシックはほとんどのプレイヤーにとっては憧れの存在に過ぎず、持ってないことに引け目を感じることもなかった。

アビセア導入により、経験値取得が劇的に緩和され、裏の仕様変更もあって、レリックやエンピ武器の取得難易度は大幅に下がった。その後のコンテンツではそうした武器の所有が重視されたが、それでもユニクロとされる武器との差は体感で分かるという程度のレベルとも言えた。

しかし、メナスの装備品はそれまでの最終装備と比較してもあまりにも違いすぎる。
例えば、FFシリーズでお馴染みの片手剣エクスカリバー。取得も大変だが、それをメイジャンで強化し、ようやくD値は73となる。メナス武器の片手剣はハラチュイニソードがD104でブラメンカー がD130となっている。

問題は、メナスしかコンテンツがないという状況だ。メナスは高難易度コンテンツに設定され、既にメナス装備がなければ参加しにくい風潮になりつつある。
メナスが楽しいという人はいい。でも、そうでない人にとっては非常に虚しい世界へと変貌してしまった。

レリミシエンピの救済策は検討されているようだが、それ以前にライトユーザーが楽しむ場がもはや存在していない。高難易度コンテンツを更に追加する前にやるべきことはいくらでもあるだろうに、全くその必要性を感じていないようだ。

装備集めしか目的が無く、その手段もひとつのコンテンツだけとなると、もはやMMOと呼べるのかも怪しく感じてしまう。なぜこのような愚かなことをしてしまったのかは分からないが、少なくとも私にはもうヴァナに居場所がなくなってしまったのは確かなようだ。


2013.05.09 つぶやきし言の葉

2013年05月10日 02時20分35秒 | Twitter




インターネットはMMORPGだと思う。情報持ってる奴が俺TUEEE!!ってなるけど、リアルじゃ役に立たない。






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