日本語と中国語の表現に夢中となり、２月５日の世界のCM業界の一大イベントを忘れていた「SuperBowl 2018」である。昨今 サイバーアドが主流となり、マス広告に陰りが見える。特に国内ではスポット広告が売れず、大手企業は視聴率の稼げるドラマに移行している。その分 訳のわからない企業や法律事務所の怪しいところが買い込むのである。30秒のCM1回 オンエアーで凡そ5億８千万と言うことは、今の媒体費は解らないがAタイム+Bタイム+Cタイム15秒で90万とすると、1クール（３ヶ月）で6500GRPとは凄い金額だ。
競合で勝ったら昔であれば奨励金は出ていただろう。カンヌ前哨戦と言われるだけの事はあるが、サイバーアドが大半を占めGoogle 、Facebookがその凡そ8割を稼ぎ出している事からも、国内のみならず米国4大ネットワーク（ABC.NBC,CBS,Fox) がネットで拡散される記事や動画に使用権を求めるのも頷ける。
Justin Timberlake’s FULL Pepsi Super Bowl LII Halftime Show! | NFL Highlights
マルクハーンが言ったように「グローバルビレッジ化」即ち「地球村化」は確実に浸透し、その視聴者＝消費者は米国内だけではない、ワールド企業であればその消費認知度は高まる。 ペプシジャスティン・ティンバーレイクのハーフタイムショーの凄さにも驚く。
近年のスーパーボウルは毎回、1億1,000万人から1億1,500万人の人々が視聴しており、30秒に500万ドルが注がれるスーパーボウルのCMは、一視聴者あたりのコストが4セントから5セント（約4.5～5.6円）ということになる。
Top 10 Best Super Bowl 52 Commercials (2018 Funniest Ads Superbowl LII)
全米ネットワークの人気テレビ番組のCMは通常、30秒枠が20万ドルから50万ドルで販売されており、視聴者数は200万人から700万人。一視聴者あたりのコストは8セントから10セントという計算になる。
インターネットの動画広告は1,000回の表示で25ドル程度が相場で、一視聴者あたりのコストは2.5セント程度だ。
通常のテレビ広告と比べるとスーパーボウルへの出稿が割安であることは明らかだ。金額はインターネット広告より高いが、テレビ広告の視聴者はネットの動画よりも大きなスクリーンで高画質な画像を視聴するため、広告への没入度は高い。さらに重要なのは、スーパーボウルのTV広告は放送の終了後も大きな波及効果を生むことだ。（https://forbesjapan.com/articles/detail/15106 引用させて頂きました。）
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