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コロナ共存の広告表現の近未来観

無料への代償(3)

2014-01-11 23:12:43 | 今そこにあるメディアのリスク
米音楽サービスPandora、著作権団体BMIとの配信料をめぐる訴訟で敗訴:楽曲カタログを失う可能性が発生し窮地に立たされております。
日本よりも米国の著作権事情は、曖昧としたものではなく特に訴訟の国であり、厳密なコントラクト(契約書)にもとずいております。
Pandoraは、2013年12月米大手著作権管理団体のBMI(Broadcast Music, Inc.)とのライセンス契約に関する訴訟で敗訴が確定しました。これによってPandoraは人気の楽曲が配信できなくなる可能性が出てきました。

http://www.youtube.com/watch?v=qtEhTKOwo00&sns=em

BMIはテレビやラジオ、ネット/デジタル衛星ラジオや公共の場などで流れた音楽に対する著作権を徴収し、ロイヤリティを権利者に分配する団体です。PandoraはBMIのような著作権管理団体と包括契約(Blanket License)で合意してロイヤリティ料を支払うことで、BMIなどが管理する大手レコード会社の楽曲ライブラリーにアクセスしてサービスを展開してきました。
米国ではBMIの他に、「ASCAP」(The American Society of Composers, Authors and Publishers)と「SESAC」(Society of European Stage Authors and Composers)という著作権徴収団体が存在します。

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