AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

被災地に寄り添う自粛とは?(2)

2016-04-28 23:35:15 | 今そこにあるメディアのリスク









20年前の阪神淡路大震災を思い出して下さい。当時広報室に在職中で社内テレビ担当でしたが、関西支社並びに神戸分室等の社員家族の安否、社員の自宅の状況 全壊 半壊等徹夜で総務と連携して伝えていた事を思い出します。熊本地震でもマスコミの横暴が伝えられておりますが、それ以上のマナーに反するマスコミのエゴが蔓延っていた時でした。今回以上にACのCMが目立ち、今以上に震災とは全く関係のないものがオンエアーされておりました。当時の電通関西支社長の山下専務(当時 その後副社長)はこれに疑問を持ち、ACの長谷川事務局長 関西CRの堀井さん、田井中さん 林さん、石井さんのクリエーティブ局を連携させて、関西のこの大震災の為の企画を長谷川さんに託しました。そして当時のACサントリー佐治さんとライオンの寺田さんに承諾を得て撮影 編集 音入れ オンエアーまで1週間で成し遂げました。私も当時 関西支社 神戸分室にも参りましたが、その大災害は行ったものしか経験された方しか解らないと思います。
東日本大震災そして今回の熊本地震はまだ収束せずに不気味な状況です。
公共広告機構も震災にまつわるCM企画のテンプレート化していくべきだと思ってます。勿論 各大手企業の善意で運営しております事ですから、それなりの経費は掛かりますが考えていくべき事だと思います。被災地、被災者に寄り添う事が何なのか?考えていく。幾つかの方向性を考えてみます。


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