AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

高等教育のダッチロール (1)

2014-08-23 20:02:31 | 学問のススメの涙



私は数学が好きな中学生でした。受験問題 Σだったか。問題を解けた頃明け方をむかえたことも多かったです。それに比べて英語は伸び悩んだんですが、最終的に英語力、文法的には滅茶苦茶ですが、よく喋る。絵を習わされておりましたが、描きたくなく音楽方面に行きたかったが、それも挫折。最終的に日芸の映画学科 撮影録音コースに進みました。当時 「お前の方が俺よりも組写真の点が良いのはおかしい?辞める!」と現場で鈴木清順監督についたのが、今 撮影監督として多くの作品を手掛けている藤石修であり、東大を受かったのに落ちたと家に電話して演出コースに入った、東映アニメーションで企画部長として辣腕を振るう、役員になった清水慎治、カメラマンとして出世頭だった倉本和人、カメラマンになりたくて日活の製作進行の下積み生活からムービーカメラマンになった佐藤徹。NHKの「ダーウィンが来た。」の動物カメラマンの渕上 拳、他にも夢を実現した方々が多かったです。みんな若い頃から自分と言うモノを持っていました。なんでこんな話をするかと申ますと、この炎暑で寝られず、ある学生達の短編作品、自主制作と言われる物です。以前も学会からのお誘いで各大学の学生さんの作品を拝見しましたが、我々が学生時代追っかけていたナムジュンパイクや、マクラレーン風なんですね。風だけで中身は何もありません。内心「一体誰が教えているのだ!」と腹が立って来ました。今回の千葉にある大学のメディア学科の「DRIVER」なる作品には、シナリオもなく、カメラを順序まわし、それだけです。久しぶりに「腹が立つ作品です。」作品ではないですね。単なるカメラ テストでしょうか、、、。

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