AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

As only oneを目指して(4)

2017-06-01 15:05:47 | 世界標準の消費価値




トヨタは最近企業広告らしいものをやっていない様に思います。
トヨタの基本は「Safety Drive 」であり、人でもあります。





数年前にカンヌでも受賞した「TOYOTA Human Touch」松下幸之助氏の「松下電器は人を作る会社です。あわせて電気製品を作っています。」の言葉が過ぎります。
「先ずは人ありき。」このポリシーは日本の企業の核でありましたが、バブル崩壊後
経営者達は株主ばかりを見てきました。そのつけが、社員達の忠誠心や信頼をも失わせたのでしょう。そう言う意味では自動車産業は家電品に比べて、未だ未だその「人」を育んでいるのでしょう。
先日のOneShowで受賞した「HONDA Great journey」





アフリカから南米までを7種類の自律走行車で巡る壮大な旅の構想「ホンダ・グレートジャーニー」です。砂漠や水上、雪や氷、高山などを最新技術で走行する、レトロで魅力的なデザインのクルマたちをジオラマで表現しました。7種類の自律走行車です。それぞれがリモコンカーの大きさで、リアルなジオラマのような風景も、今までのHONDAのブランディング表現を考えた違和感のない統一されたコンセプトだと思います。
これらの画像が1つにつなぎ合わされると、ケニアのナイロビからブラジルのマナウスまで、人類の移動をたどる自律走行車の旅が描かれています。人を育む先に「日本企業の未来もある。」のだから。それがJapan as Only One のはずです。

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