AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

不寛容国家の劣化ウラン弾(5)

2017-03-27 13:43:04 | CGMの感染力



「私作る人、僕食べる人」というハウス食品のラーメンのCMが問題になったのは1975年のことでした。2ヶ月でCMは中止されましたが、当時に比べてこの国の不寛容さは更に辛辣に喚き立てております。





昨年、CMに矢口真里子さんを起用した日清食品もSNSで炎上し、最終的にはCMを打ち切りました。






昭和の時代 CMを文化にまで高めた資生堂に日清食品、数々の名作を手がけた中島信也さんの「Hungry」にしても、原始人が大勢で狩る恐竜も動物愛護を持ち込んで騒ぎたてるのでしょうか?そのくらいおかしな世の中になっています。動物園の猿の名前にイギリスの王女と同じ名前を付けたら、「英国の王室に対して失礼だ!」という抗議や苦情が数多く寄せられたという出来事がありました。しかし、イギリス王室は日本の動物園の猿に王女の名前をつけられたのを知りながらも、特に抗議したり問題視していません。この見当違いとも言える抗議や苦情は一体何なのでしょうか。そして、ネット上には人を批判、罵倒する言葉が溢れています。そんな昨今は、過剰批判社会と言えるのかもしれません。そして、そんな世の中の風潮に対して「何か変だぞ」と多くの人が疑問を感じ始めているようです。「意味のない正義の暴走は不寛容社会を創り上げる。」
ネットでは会った事もない方々の誹謗中傷も多いのです。不満をネットに書き込む。
私も1月に一度 スレを含めて検索します。するとネットで調べたのでしょうか?変な理屈で在職中に担当した商品とその時代を、恰も如何にも煽るった様なTwitterでした。
会ったこともないと思いますので、SNSからわざわざ拾ってきたのでしょう。
その文面から「妬み嫉みのエネルギー」を感じます。
言葉を編む事は面白いもので、先方の怨みや心の闇も解ってくるものです。これは私が霊媒体質もあるのでしょうが、その書き込んだ心の闇も視えてくるものです。



先にあげました「逝きし世の面影」江戸末期の頃、日本人は外国人にとって「無償の微笑み」と呼ばれていたそうです。江戸の人々は、幼児がハイハイして道路に出た来ますと通りかかった方が、家に戻していたそうです。
その名残が店に入って何も購入しなくても店を出た時に「有難うございました。」これが外国人観光客には、驚かれるみたいです。この国がチップを求めないのもその名残でしょう。
但し、欧米ではホテルでもカフェのウエイターでも「自分の仕事にプライドを持っている。」
国民性なのか自分と他人を比較してしまう様になってしまいました。自分の立ち位置を学び、上もいれば下も居る。テレビの向こう側にいる会ったこともないタレントを叩いて得るものはあるのでしょうか?思いますに秋葉原の通り魔事件に相模原の障害者施設の16人殺傷事件多くの殺人者は、強いものに刃向わず、自分よりも弱い方々をターゲットにするのです。
SNSの氾濫は真実を隠し拡散されるのです。FacebookもTwitterも「性善説」で作られています。



それもセロトニン トランスポーター遺伝子がLで「寛容」なせいでしょうか?国内では2件のストーカー殺人事件が起きています。欧米各国に暗く染み渡ってきている極右政党の台頭、全ての世界を巻き込んだ第一次世界大戦から103年です。寛容の精神を学ぶSNSが必要な時代だと思います。




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