ささゆり日記

猫、絵手紙、トールペイント等等日々の出来事を綴っていきます。

絵本

2007-02-18 21:44:07 | 子供たちのこと
独身の頃
会社には独身女性目当てのセールスマンが
家庭百科だの料理全集だの
何万もする本のセットをよく売りに来ていました。
当時、そういうものに全く興味がなかった私。
たまたまセールスの人が持っていた
別の物に目が止まりました。
絵本のセットです。

100冊くらいはあっただろう絵本を
ベッドの枕元に並べて
毎晩眺めたり読んだりして
満ち足りた気持ちになっていたものでした。

長女が産まれた時
今度は幼児向けの絵本を
また100冊くらい買いました。
そして産まれたばかりの
ただ寝ているだけの長女に
毎日読み聞かせをしていました。

そのせいか
お座りができる頃には
「ノンタンの本はどっち?」
と言うと正確に指差すようになり
6ヶ月でハイハイをするようになったのですが
その頃には
本の題名を言うと
自分で這って行って
それをもってくるようになりました。

「この子は天才か!?」
親バカはそう思うものですが
大人になったらただの人
とはよく言ったもので
その後
絵本をこんなに読んだにもかかわらず
最後まで国語が一番苦手だった長女です。(笑

次女の時は
子供が二人になった分
育児と家事に追われて
ゆっくり絵本を読んであげる余裕も気力もなく
長女ほど読み聞かせをしてあげなかったのですが
絵本がいつもそばにある環境で育ったので
自分で読むことが好きな子になりました。
小さい時に病院に連れて行くと
待ち時間が長くてぐずる子が多い中
本さえあれば2時間でも3時間でも
おとなしく待てる子でした。

その後も買い足して
少なくとも300冊はあっただろう絵本も
弟の子にあげたり
親戚の子にあげたりして
随分減りはしましたが
大事な本はみんな取ってあります。
たまに自分が読んだりもしますし
子供達が結婚して子供ができたら
読み継いでいってくれたら嬉しいな
という思いもあります。

私が20年以上前に買った絵本たち。
今も大事な宝物です。



コメント (6)
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