海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

果てしなく青い海と空

2016-06-20 23:42:39 | 米軍・自衛隊・基地問題

 20日は朝、カヌー16艇で松田ぬ浜を出発した。今日も初心者の班に入ってゆっくりと平島まで漕ぐ。途中、キャンプ・シュワーブの中では2台のクレーン車がブームを伸ばしていて、1台はオイルフェンスを吊り下げているのが見えた。オイルフェンスやフロートの片付けがまだ続けられているようだ。

 キャンプ・シュワーブの映画館でもまだ、ユニック車を使って作業が続けられていた。しばらく抗議をしてから平島に向かった。

 梅雨が明けて沖縄は果てしない青い海と空が広がっている。島で休憩を取ったあと、曳航や転覆して乗り込む練習などをやった。

 こういう写真を見ると自分も漕いでみたいと思う人もいるだろう。ただ、カヌーチームの活動はレジャーではない。あくまで抗議活動のための練習であり、継続して参加していくのが原則だ。1日だけ体験したい、という遊び半分の気持ちでやりたいのなら、地域で有料のカヌー体験コースがあるのでそこでやってほしい。

 島のアダンの茂みでオオゴマダラが羽根を休めていた。子どもの頃から見なれた蝶だが、ヤマトゥから来た人には珍しいらしい。金属光沢をもつさなぎがとてもきれいで人気がある。

 サップチーム・ヒヤミカチと久しぶりに合流した。工事が中断期間中も、海の活動は体力と技術を維持するために練習を続けないといけない。分かってますね、○○さん。


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