海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

11月27日の高江の様子

2012-11-28 00:52:14 | 米軍・自衛隊・基地問題

 週が開けて26日からN4でオスプレイパッド建設が再開されている。この3週間もまったく工事が止まっていたわけではなく、建設現場の検査や奥の方での準備作業などが進められていたのだろう。それにふまえての再開であり、いよいよN4の工事現場に砂利を運んで敷き詰める作業に入ろうとしているようだ。限られた範囲からの観察だが、27日には砂利を詰めたトン袋をトラックで工事現場に運び入れ、パワーショベルで積む作業をしているようだった。

 ある程度の量の砂利を現場に運べば、次は敷き詰める作業に入るはずだ。5年に及ぶ阻止行動が取り組まれてきたN4でのオスプレイパッド建設も、その一つが大詰めを迎えようとしている。それを手をこまぬいて見ているわけにはいかない。N4で一つでもオスプレイパッドが完成すれば、それを使ってオスプレイの激しい訓練が行われるのは、伊江島やキャンプ・ハンセン、キャンプ・シュワブの現状を見れば明らかだ。これまで高江に支援に来られた皆さん、N4の状況はこれから年末にかけて重要な時期にさしかかります。ぜひみんなの力でオスプレイパッドの建設を止めましょう。

 昼食においしい魚汁の差し入れをご馳走になったあと、メインゲートのそばで開かれたミニコンサートを聴いた。子どもの頃(1960年代半ば)に仲宗根のマチをチンドン屋がねり歩いていたのを思い出した。早朝から厳しい取り組みを続けたあとに、差し入れの食事も励ましの音楽も、疲れた体と心に新たなエネルギーを与えてくれる。感謝。

 

 


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