矢ヶ崎克馬氏の講演会

　４月１７日に行われた矢ヶ崎克馬氏の講演会には７４名の参加がありました。
　矢ヶ崎氏は、福島第一原発事故後の周辺地域の様子を撮った写真や図解などを示しながら、福島県内の汚染状況、放射能が人体に与える影響、内部被曝の問題、広島・長崎への米国の原爆投下のあと、米国の核戦略のために内部被曝の問題が隠蔽されてきたこと、日本の科学者の多くがそれに追随してきたことなどを語られました。早い時間から開場に訪れた人もいて、参加者の関心も高く、１時間の講演に聴き入っていました。
　質疑応答では、今のマスコミ報道が大本営発表になっていないか、知人が福島県内に住んでいるが被曝をどう防いだらいいか、反原発の運動を進めていくには何が大切か、などの質問が出され、矢ヶ崎氏がていねいに答えていました。。
　会場で義援金の呼びかけが行われ、４２、３２４円が集まりました。矢ヶ崎氏の紹介を得て、大震災の復興活動を行っている福島県内の市民団体に義援金として送りたいと思います。ご協力有り難うございました。