海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

欠陥オスプレイパッドの建設を許してはならない。

2013-01-25 22:47:18 | 米軍・自衛隊・基地問題

 1月25日付の沖縄タイムスに以下の記事が載っている。

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-25_44388

 傍若無人な訓練を繰り広げているMV22オスプレイへの住民の怒りが伝わってくる。被害に苦しんでいるのは城原区民だけではない。これから同じような動きは県内各地で起こっていくだろう。既存のヘリパッドでさえ撤去が求められる中、新たなヘリパッドを造ることは許されない。

 高江では25日もN4のオスプレイパッド建設工事が行われている。南側のり面の土砂崩れはブルーシートをかぶせて放置したまま、問題が広がらないうちに工事を進めようという腹らしい。しかし、工事の終盤になって発生した土砂崩れは、このオスプレイパッドが構造的欠陥を抱えたものであることを示している。急峻な谷に面した南側のり面を、チガヤを植栽しただけですまそうという設計に問題があることは明白だ。

 ここのところ晴れ間が続いているが、雨が降れば谷間に堆積しているという赤土が、福地ダムに向けて流れ出す。工事のために森林を伐採しただけでなく、さらに新たな自然破壊を重ねて進められている欠陥オスプレイパッドの完成を許してはならない。平日は来られない皆さん、ぜひ週末に監視・阻止行動にご参加ください。

 


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