名護市長選挙は午後8時の投票終了直後に稲嶺進氏の当選確実の報が出た。1997年12月に行われた名護市民投票の結果を、当時の比嘉鉄也市長が裏切って以来生じてきたねじれは、13年余かかって解消された。辺野古新基地建設反対の意思を明確に示した稲嶺氏を名護市の有権者は選択した。この名護市民の意思を政府は無視できないはずだ。
今回の選挙結果は決定的な意味を持つが、まだ通過点である。日米両政府が辺野古新基地建設断念を表明するまで、さらに運動を強めていきたい。また、普天間基地の「移設」ではなく、完全撤去が実現されてはじめて、この問題には決着がつく。95年の9月に起こった事件から始まった問題を、沖縄に新しい基地を造らせずに普天間基地を撤去させ、さらにほかの基地も削減するという形で終わらせるために、今回の市長選挙の勝利を跳躍台にして運動を進めたい。
付記 この13年余の間、辺野古新基地建設に反対し、運動が停滞したときにも粘り強く闘い続けてきたが、志半ばでなくなった皆さんがいる。もう少し長生きをして、今日の日を迎えることができたなら、どんなに良かったかと思う。
今回の選挙結果は決定的な意味を持つが、まだ通過点である。日米両政府が辺野古新基地建設断念を表明するまで、さらに運動を強めていきたい。また、普天間基地の「移設」ではなく、完全撤去が実現されてはじめて、この問題には決着がつく。95年の9月に起こった事件から始まった問題を、沖縄に新しい基地を造らせずに普天間基地を撤去させ、さらにほかの基地も削減するという形で終わらせるために、今回の市長選挙の勝利を跳躍台にして運動を進めたい。
付記 この13年余の間、辺野古新基地建設に反対し、運動が停滞したときにも粘り強く闘い続けてきたが、志半ばでなくなった皆さんがいる。もう少し長生きをして、今日の日を迎えることができたなら、どんなに良かったかと思う。
沖縄から発する米軍が人殺しをする、それを見逃している日本の罪を晴らす大きな一歩だ。
次16,362 島袋吉和 無・現
(選管最終)
接戦 1588票差
そして
当日有権者数は4万4896人(男2万2005人・女2万2891人)で、投票総数は3万4552票(有効投票3万4312票、無効投票240票、持ち帰りなど1票)。
投票率は76・96%となり、前回2006年の74・98%と比べ1・98ポイント上がった。
18日から23日までの期日前投票は有権者の31・72%に当たる1万4239人(男6867人・女7372人)が投票し、前回の9588人より4651人増えた。
琉球新報より
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-156206-storytopic-213.html
辺野古新基地建設を阻止するために、今回の選挙結果が大きな意味を持つのは言うまでもありません。
稲嶺氏も選挙の過程で、新基地は造らせない、という思いをさらに強くしたようです。
しかし、日米両政府がすんなりと諦めることはありません。
これで気を抜かずにさらに運動を強めていきたいものです。