海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

コンクリートブロックの投下を警戒

2016-01-25 23:47:49 | 米軍・自衛隊・基地問題

 25日は宜野湾市長選挙直後にコンクリートブロックが大浦湾に投下されることを警戒し、カヌーチーム、抗議船ともに多くのメンバーが集まった。ただ、この日は全国的な寒波の来襲で沖縄も冷え込み、天候や海の状態が悪かったので海上抗議行動は中止となった。コンクリートブロックを積んだ台船の動きを陸から監視しているが、この日は投下はなかった。

 前日行われた宜野湾市長選挙は残念な結果となった。今年行われる選挙の中では、現職に無名の新人が挑む形で一番難しい選挙だったが、大差をつけられての敗北となった。しかし、投票者への調査では佐喜真氏を支持した人を含めて、辺野古新基地推進は少数だ。それでも勝てなかった理由を徹底して分析・反省しないといけない。連日選挙運動を頑張った宜野湾市在住のカヌーチームの皆さん、ご苦労様でした。

 海やゲート前で行動している者からすれば、選挙結果がどう出ても日本政府が作業を強行してくるのは自明のこと。佐喜真氏が勝って政府が勢いづくなら、現場ではより力を尽くして抵抗していくだけだ。沖縄もみぞれが降ってかつてない寒さだが、気合を入れて海に出るのみ。あんちいちんぴーさよ。えっしがちばらんねーならんしが。

 

 


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