海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海上での監視活動と曳航の練習

2015-05-26 22:39:48 | 米軍・自衛隊・基地問題

 26日は午前7時15分頃、松田ぬ浜から22艇のカヌーが出発した。干潮で辺野古崎の岩場は抜けられず、外側をまわって長島の南に行き、フロートの近くでクレーン付台船が入って来るのを警戒しつつ、作業の様子を監視した。

 午前8時半頃から作業船が動き出し、瀬嵩や汀間側のフロート付近で、警告文を掲示した俵型浮き具の設置や、浪速丸でオイルフェンスを引っ張り、フロートと二重化するなどの作業を行っていた。抗議船2隻が作業現場で抗議し、カヌーチームは長島の南側で監視活動を続けた。

 前日、抗議船でカヌーを曳航して移動する際に手間取ったことを反省し、監視行動を続けながら各班交代で曳航練習を行った。カヌーから船に乗り込むときと、カヌーに乗ったまま曳航するときではカヌーのつなぎ方も違うので、基本を再確認しつつ練習をくり返した。

 午前7時から午後12時頃まで、5時間続けてカヌーに乗っているとかなり疲れる。連日、早朝からの抗議行動が続いているので、みな疲れが溜まっている。この日は各班交代で監視活動を行い、できるだけ平島で休憩をとるようにした。しだいに青空が見えるようになり、砂と海の色が鮮やかになる。昼食をとって午後2時半まで監視行動を行い、松田ぬ浜に戻った。

 


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