５・１５県民大会

　５・１５は朝から雨となった。３８年前の１９７２年５月１５日、私は今帰仁小学校の６年生だった。その日は最初に特設ロングホームルームがあって、それが始まる前に教室のある２階の廊下の窓から、校庭の桜の葉を激しく打ちつける雨を眺めていたことを思い出す。



　昨日は直接県民大会の会場に向かったのだが、普天間三叉路から大謝名交差点に向かう途中で平和行進団東コースを追い越した。



　県民大会会場の宜野湾市海浜公園屋外ステージに向かう車の中で、公園に入っていく平和行進団南コースを撮る。公園入り口周辺は警備体制が敷かれていて、ちょうど行進団南コースが入っていくときに当たり、かなりの時間待たされた。雨の中を行進団は小走りで道路を渡っていった。







　県民大会会場の屋外ステージに入っていく平和行進団東コースの皆さんと会場の様子。南コースに続いて東コースが会場に入り、県民大会が始まった。主催者発表で３８００名の参加があった。今回は今日１６日に普天間基地包囲行動があるので、平和行進は短縮して実施されたのだが、雨のせいもあってか開始時間がかなり遅れた。雨合羽を着けていても蒸れて着衣は濡れる。大会が始まると雨足はさらに強くなり、激しい風雨の中での大会となった。



　大会では伊波洋一宜野湾市長や社民党、社大党の県議会議員、国会議員の挨拶のほか、グアム、フィリピン、韓国で米軍基地に反対している皆さんの連帯の挨拶もあった。



　最後に、団結頑張ろう！を行い、今日１６日の普天間基地包囲行動の成功と、普天間基地の早期閉鎖、返還、「県内移設」＝たらい回しに反対する決意を示して、県民大会を閉じた。
　沖縄は梅雨に入っていて、悪天候の厳しい条件になりそうだが、多くの県民が普天間基地包囲行動に参加してほしい。